アウト・キャスト – 『友達になろう』

2024-01-21

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代に活躍していた、アウト・キャストの楽曲を取り上げます。

アウト・キャストの楽曲について

アウト・キャストは1967年1月25日に『友達になろう(c/w 気ままなシェリー)』でデビューした後、6枚のシングルをリリースしています。
⇒詳細は、Wikipedia(アウト・キャスト)を参照して下さい。

アウト・キャストの1st.シングル『友達になろう』~6th.シングル『空に書いたラブレター』

アウト・キャストの1st.シングル『友達になろう』は、1967年1月25日にリリースされてヒットしました。

それ以降に、2nd.シングル『愛することは誰でもできる』、3rd.シングル『レッツ・ゴー・オン・ビーチ』、4th.シングル『一日だけの恋』、5th.シングル『愛なき夜明け』、6th.シングル『空に書いたラブレター』をリリースしていますが、あまりヒットしませんでした。

なお、3rd.シングルのB面『エンピツが一本』のオリジナルは、坂本九が1967年6月15日にリリースした楽曲(詳細は、坂本九 – 『上を向いて歩こう』を参照して下さい)、6th.シングルのA面『空に書いたラブレター』のオリジナルは、サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンド(Simon Dupree&The Big Sound)が1967年にリリースした『Kites』です。

ジャケット 曲名
1 1967年1月25日リリース
A 友達になろう
作詞:藤田浩一
作曲:藤田浩一
B 気ままなシェリー
作詞:藤田浩一
作曲:藤田浩一
2 1967年4月リリース
A 愛することは誰でもできる
作詞:水谷淳
作曲:水谷淳
B 電話でいいから
作詞:藤田浩一
作曲:藤田浩一
3 1967年7月10日リリース
A レッツ・ゴー・オン・ビーチ
作詞:藤田浩一
作曲:藤田浩一
B エンピツが一本
作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助
4 1967年10月15日リリース
A 一日だけの恋
作詞:水谷淳
作曲:水谷淳
B 僕のそばから
作詞:水谷淳
作曲:水谷淳
5 1968年1月10日リリース
A 愛なき夜明け
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
B ふたりの秘密
作詞:大野良二
作曲:大野良二
6 1968年6月5日リリース
A 空に書いたラブレター
作詞:Lee Pockiriss、訳詞:松本あずさ
作曲:Lee Pockiriss
B 君を慕いて
作詞:Lee Pockiriss、訳詞:大野良二
作曲:Lee Pockiriss

アウト・キャストのアルバムについて

アウト・キャストのアルバムはあまりリリースされていませんが、本稿ではオリジナル・アルバムを1枚ご紹介します。

アウト・キャストのオリジナル・アルバム『君も僕も友達になろう』

1999年6月25日にリリースされ、2011年11月23日に再発売された『君も僕も友達になろう』は、1967年11月10日にリリースされた1st.アルバムをCD化したアルバムで、元のアルバムに収録されている12曲に加え、CD版では№13~№20の8曲がボーナス・トラックとして追加されており、全てのシングル曲が網羅されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 一日だけの恋
2 エンピツが一本
3 I LOVE YOU
4 愛することは誰でもできる
5 のっぽのサリー
6 ふたりの秘密
7 レッツ・ゴー・オン・ザ・ビーチ
8 友達になろう
9 ビー・マイ・ベビー
10 君と歩こう
11 エブリシングス・オール・ライト
12 僕のそばから
13 友達になろう<シングル・ヴァージョン>
14 気ままなシェリー
15 電話でいいから
16 愛なき夜明け
17 ふたりの秘密<シングル・ヴァージョン>
18 空に書いたラブレター
19 君を慕いて
20 そうだよベビー

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『君も僕も友達になろう』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、アウト・キャストの楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1967 BEST30』

『青春歌年鑑 1967 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1967年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc2-№14に『友達になろう』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 夜霧よ今夜も有難う
(石原裕次郎)
ブルー・シャトウ
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
2 世界は二人のために
(佐良直美)
僕のマリー
(ザ・タイガース)
3 小樽のひとよ
(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)
モナリザの微笑
(ザ・タイガース)
4 小指の想い出
(伊東ゆかり)
風が泣いている
(ザ・スパイダース)
5 恋のハレルヤ
(黛ジュン)
忘れ得ぬ君
(ザ・テンプターズ)
6 恋の落とし穴
(朱里エイコ)
君に会いたい
(ザ・ジャガーズ)
7 虹色の湖
(中村晃子)
好きさ 好きさ 好きさ
(ザ・カーナビーツ)
8 君こそわが命
(水原弘)
いとしのジザベル
(ザ・ゴールデン・カップス)
9 大阪ブルース
(奈美悦子)
バラ色の雲
(ヴィレッジ・シンガーズ)
10 レモンとメロン
(由美かおる)
真冬の帰り道
(ザ・ランチャーズ)
11 願い星叶い星
(西郷輝彦)
朝まで待てない
(モップス)
12 花と小父さん
(伊藤きよ子)
トンネル天国
(ザ・ダイナマイツ)
13 この広い野原いっぱい
(森山良子)
恋のジザベル
(ザ・スウィング・ウエスト)
14 いとしのマックス
(荒木一郎)
友達になろう
(アウト・キャスト)
15 命かれても
(森進一)
帰って来たヨッパライ
(ザ・フォーク・クルセダーズ)

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『青春歌年鑑 1967 BEST30』

1960年代

Posted by hides