黛ジュン – 『天使の誘惑』

2024-03-22

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代を中心に活躍していた、黛ジュンの楽曲を取り上げます。

黛ジュンの楽曲について

黛ジュン(まゆずみ・じゅん)は1967年2月15日に『恋のハレルヤ(c/w つみな人)』でデビュー(※)した後、約40枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。

(※)1964年に「渡辺順子」名義でシングルを3枚リリースした後、「黛ジュン」に改名して1967年に再デビューしたものです。
⇒詳細は、Wikipedia(黛ジュン)を参照して下さい。

黛ジュンの1st.シングル『恋のハレルヤ』

黛ジュンの1st.シングル『恋のハレルヤ』は、1967年2月15日にリリースされてヒットしました。
⇒詳細は、Wikipedia(恋のハレルヤ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1967年2月15日リリース
A 恋のハレルヤ
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦
B つみな人
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンの2nd.シングル『霧のかなたに』

黛ジュンの2nd.シングル『霧のかなたに』は、1967年7月5日にリリースされてヒットし、第18回紅白歌合戦(1967年)でも歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1967年7月5日リリース
A 霧のかなたに
作詞:なかにし礼
作曲:中島安敏
B 恋のサルビア
作詞:鈴木美苑
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンの3rd.シングル『乙女の祈り』

黛ジュンの3rd.シングル『乙女の祈り』は、1968年1月5日にリリースされてヒットし、映画「夜明けの二人(1968年4月28日公開)」の挿入歌にも採用されています。
⇒詳細は、Wikipedia(乙女の祈り)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1968年1月5日リリース
A 乙女の祈り
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦
B 淋しくて 淋しくて
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンの4th.シングル『天使の誘惑』

黛ジュンの4th.シングル『天使の誘惑』は、1968年5月1日にリリースされた後、映画「天使の誘惑(1968年7月20日公開)」の主題歌に採用されて大ヒットし、第10回日本レコード大賞(1968年)で大賞を受賞すると共に、第19回紅白歌合戦(1968年)でも歌唱しています。
⇒詳細は、Wikipedia(天使の誘惑)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1968年5月1日リリース
A 天使の誘惑
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦
B ブラック・ルーム
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンの5th.シングル『夕月』

黛ジュンの5th.シングル『夕月』は1968年9月10日にリリースされた楽曲で、「前作『天使の誘惑』を上回る自身最大のヒット曲」となり、オリコン・チャート2位を記録しました。
また、翌年には映画「夕月(1969年1月11日公開)」の主題歌にも採用されています。
⇒詳細は、Wikipedia(夕月)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1968年9月10日リリース
A 夕月
作詞:なかにし礼
作曲:三木たかし
B 愛の奇蹟~MIRACLE~
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンの7th.シングル『雲にのりたい』

黛ジュンの7th.シングル『雲にのりたい』は雑誌「平凡」の募集当選歌で、1969年6月1日にリリースされてヒットし、第20回NHK紅白歌合戦(1969年)でも歌唱しています。
⇒詳細は、Wikipedia(雲にのりたい)を参照して下さい。

なお、リッキー&960ポンドが1969年にリリースした『960ポンド・ショック』というアルバムに、『雲にのりたい』の前野曜子によるカバー・バージョンが収録されています。
⇒詳細は、「前野曜子 – 『蘇える金狼のテーマ』」を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1969年6月1日リリース
1 雲にのりたい
作詞:大石良蔵、補作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦
2 愛がほしいの
作詞:なかにし礼
作曲:鈴木邦彦

黛ジュンのアルバムについて

黛ジュンのアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを2枚ご紹介します。

黛ジュンのベスト・アルバム『ゴールデン・ベスト 黛ジュン』

数あるベスト・アルバムの中で、最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年6月9日にリリース(※)された『ゴールデン・ベスト 黛ジュン』だと思います。

このアルバムには、シングル曲を中心に18曲が収録されています。

(※)2002年6月19日にリリースされ、2013年11月27日に再発売されたアルバムが、「期間限定スペシャル・プライス」盤としてアンコール・プレスされたものです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 恋のハレルヤ
2 天使の誘惑
3 乙女の祈り
4 霧のかなたに
5 雲にのりたい
6 淋しくて淋しくて
7 自由の女神
8 つみな人
9 時は流れる
10 土曜日の夜何かが起きる
11 不思議な太陽
12 ブラック・ルーム
13 バラと太陽
14 砂に消えた涙
15 恋のサルビア
16 愛の奇蹟
17 ダンス天国
18 夕月

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『ゴールデン・ベスト 黛ジュン』

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『ゴールデン・ベスト 黛ジュン』

黛ジュンのベスト・アルバム『黛ジュン ベスト30』

2001年8月22日にリリースされた『黛ジュン ベスト30』は、CD2枚組で、各CDに15曲ずつ、全30曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 恋のハレルヤ 土曜の夜何かが起きる
2 雲にのりたい 淋しくて淋しくて
3 夕月 乙女の祈り
4 天使の誘惑 不思議な太陽
5 バラと太陽 サマー・ラブ
6 好きなのに好きなのに つめたい耳
7 恋する女 砂に消えた涙
8 知りたくないの 私の愛にこたえて
9 悲しみよ今日は ダンス天国
10 愛がほしいの 愛の奇蹟
11 真赤な太陽 時は流れる
12 誰がために祈る 恋の季節
13 霧のかなたに 涙でいいの
14 つみな人 自由の女神
15 ブラック・ルーム 恋のサルビア

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『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、黛ジュンの楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 60年代総集編』

『青春歌年鑑 60年代総集編』は2004年11月3日にリリースされた、1960年代のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№14に『恋のハレルヤ』、Disc1-№20に『天使の誘惑』、Disc2-№8に『夕月』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 上を向いて歩こう
(坂本九)
花の首飾り
(ザ・タイガース)
2 いつでも夢を
(橋幸夫、吉永小百合)
小さなスナック
(パープル・シャドウズ)
3 こんにちは赤ちゃん
(梓みちよ)
長い髪の少女
(ザ・ゴールデン・カップス)
4 見上げてごらん夜の星を
(坂本九)
亜麻色の髪の乙女
(ザ・ヴィレッジシンガーズ)
5 サン・トワ・マミー
(越路吹雪)
エメラルドの伝説
(ザ・テンプターズ)
6 想い出の渚
(ザ・ワイルド・ワンズ)
ゆうべの秘密
(小川知子)
7 星のフラメンコ
(西郷輝彦)
ブルー・ライト・ヨコハマ
(いしだあゆみ)
8 恋のフーガ
(ザ・ピーナッツ)
夕月
(黛ジュン)
9 バラが咲いた
(マイク真木)
悲しくてやりきれない
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
10 夕陽が泣いている
(ザ・スパイダーズ)
時には母のない子のように
(カルメン・マキ)
11 若者たち
(ザ・ブロード・サイド・フォー)
遠い世界に
(五つの赤い風船)
12 空に星があるように
(荒木一郎)
白いブランコ
(ビリー・バンバン)
13 小指の想い出
(伊東ゆかり)
夜明けのスキャット
(由紀さおり)
14 恋のハレルヤ
(黛ジュン)
人形の家
(引田三枝子)
15 この広い野原いっぱい
(森山良子)
フランシーヌの場合
(新谷のり子)
16 ブルー・シャトウ
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)

(はしだのりひことシューベルツ)
17 好きさ好きさ好きさ
(ザ・カーナビーツ)
或る日突然
(トワ・エ・モワ)
18 帰ってきたヨッパライ
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
いいじゃないの幸せならば
(佐良直美)
19 恋の季節
(ピンキーとキラーズ)
恋の奴隷
(奥村チヨ)
20 天使の誘惑
(黛ジュン)
グッド・ナイト・ベイビー
(ザ・キングトーンズ)

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『青春歌年鑑 1967 BEST30』

『青春歌年鑑 1967 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1967年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№5に『恋のハレルヤ』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 夜霧よ今夜も有難う
(石原裕次郎)
ブルー・シャトウ
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
2 世界は二人のために
(佐良直美)
僕のマリー
(ザ・タイガース)
3 小樽のひとよ
(鶴岡雅義と東京ロマンチカ)
モナリザの微笑
(ザ・タイガース)
4 小指の想い出
(伊東ゆかり)
風が泣いている
(ザ・スパイダース)
5 恋のハレルヤ
(黛ジュン)
忘れ得ぬ君
(ザ・テンプターズ)
6 恋の落とし穴
(朱里エイコ)
君に会いたい
(ザ・ジャガーズ)
7 虹色の湖
(中村晃子)
好きさ 好きさ 好きさ
(ザ・カーナビーツ)
8 君こそわが命
(水原弘)
いとしのジザベル
(ザ・ゴールデン・カップス)
9 大阪ブルース
(奈美悦子)
バラ色の雲
(ヴィレッジ・シンガーズ)
10 レモンとメロン
(由美かおる)
真冬の帰り道
(ザ・ランチャーズ)
11 願い星叶い星
(西郷輝彦)
朝まで待てない
(モップス)
12 花と小父さん
(伊藤きよ子)
トンネル天国
(ザ・ダイナマイツ)
13 この広い野原いっぱい
(森山良子)
恋のジザベル
(ザ・スウィング・ウエスト)
14 いとしのマックス
(荒木一郎)
友達になろう
(アウト・キャスト)
15 命かれても
(森進一)
帰って来たヨッパライ
(ザ・フォーク・クルセダーズ)

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『青春歌年鑑 1968 BEST30』

『青春歌年鑑 1968 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1968年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№2に『天使の誘惑』、Disc2-№3に『夕月』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 恋の季節
(ピンキーとキラーズ)
ブルー・ライト・ヨコハマ
(いしだあゆみ)
2 天使の誘惑
(黛ジュン)
恋のしずく
(伊東ゆかり)
3 好きになった人
(都はるみ)
夕月
(黛ジュン)
4 新宿そだち
(大木英夫 & 津山洋子)
愛のさざなみ
(島倉千代子)
5 愛の園
(布施明)
霧にむせぶ夜
(黒木憲)
6 小さなスナック
(パープル・シャドウズ)
三百六十五歩のマーチ
(水前寺清子)
7 花の首飾り
(ザ・タイガース)
小さな日記
(フォー・セインツ)
8 亜麻色の髪の乙女
(ヴィレッジ・シンガーズ)
悲しくてやりきれない
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
9 長い髪の少女
(ザ・ゴールデン・カップス)
青年は荒野をめざす
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
10 エメラルドの伝説
(ザ・テンプターズ)
あなたのブルース
(矢吹健)
11 年上の女
(森進一)
知りすぎたのね
(ロス・インディオス)
12 伊勢佐木町ブルース
(青江三奈)
釧路の夜
(美川憲一)
13 今は幸せかい
(佐川満男)
受験生ブルース
(高石友也)
14 グッド・ナイト・ベイビー
(ザ・キングトーンズ)
ミス・ケミッコ(ケメコの歌)
(ザ・ダーツ)
15 ゆうべの秘密
(小川知子)
愛の奇跡
(ヒデとロザンナ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

『青春歌年鑑 1970 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1970年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc2-№10に『土曜の夜何かが起きる』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 黒猫のタンゴ
(皆川おさむ)
新宿の女
(藤圭子)
2 ドリフのズンドコ節
(ザ・ドリフターズ)
X+Y=LOVE
(ちあきなおみ)
3 圭子の夢は夜ひらく
(藤圭子)
空よ
(トワ・エ・モワ)
4 噂の女
(内山田洋とクール・ファイブ)
女のブルース
(藤圭子)
5 手紙
(由紀さおり)
くやしいけれど幸せよ
(奥村チヨ)
6 愛は傷つきやすく
(ヒデとロザンナ)
老人と子供のポルカ
(左ト全とひまわりキティーズ)
7 今日でお別れ
(菅原洋一)
夜と朝のあいだに
(ピーター)
8 京都の恋
(渚ゆう子)
ひとり寝の子守唄
(加藤登紀子)
9 白い色は恋人の色
(ベッツィ&クリス)
もう恋なのか
(にしきのあきら)
10 愛の旅路を
(内山田洋とクール・ファイブ)
土曜の夜何かが起きる
(黛ジュン)
11 経験
(辺見マリ)
白い鳥にのって
(はしだのりひことシューベルツ)
12 白い蝶のサンバ
(森山加代子)
美しいヴィーナス
(加山雄三)
13 あなたならどうする
(いしだあゆみ)
あしたが生まれる
(フォーリーブス)
14 四つのお願い
(ちあきなおみ)
喧嘩のあとでくちづけを
(いしだあゆみ)
15 逢わずに愛して
(内山田洋とクール・ファイブ)
ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
(ザ・ドリフターズ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

1960年代

Posted by hides