吉永小百合 – 『いつでも夢を』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1950年代から活躍し続けている、吉永小百合の楽曲を取り上げます。
吉永小百合の楽曲について
吉永小百合(よしなが・さゆり)は1959年に映画デビューした後、1962年には映画『キューポラのある街』の主役で第13回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞しました。
歌手デビューは1958年で、自身が出演する映画の主題歌を含め、シングル約60枚とアルバム約10枚をリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(吉永小百合)を参照して下さい。
吉永小百合の1st.シングル『寒い朝』
吉永小百合の1st.シングル『寒い朝』は1962年4月20日リリースで、映画「赤い蕾と白い花(1962年6月10日公開、原作は石坂洋次郎の「寒い朝」)」の主題歌に採用されてヒットしました。
吉永小百合はこの曲で第13回NHK紅白歌合戦(1962年)に初出場しています。
筆者が子供の頃にはラジオでよく流れていたので、とても印象深い曲です。
⇒詳細は、Wikipedia(寒い朝)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1962年4月20日リリース | |
A | 寒い朝 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:吉永小百合・和田弘とマヒナスターズ) |
|
B | 人の知らない花 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:吉永小百合) |
吉永小百合の3rd.シングル『いつでも夢を』
吉永小百合の3rd.シングル『いつでも夢を』は、橋幸夫とのデュエット曲として1962年9月20日にリリースされて大ヒットし、第4回日本レコード大賞(1962年)で大賞を受賞しました。
翌年には映画「いつでも夢を(1963年1月11日公開)」の主題歌にも採用されています。
なお、第13回NHK紅白歌合戦(1962年)では、橋幸夫が1人でこの曲を歌唱しています。
筆者の家にはこのレコードがあり、よく聴いていましたので、B面も含めて細部に到るまでよく覚えています。
⇒詳細は、Wikipedia(いつでも夢を)を参照して下さい。
なお、『いつでも夢を』は、後にペギー・マーチがカバーしています。
⇒詳細は、「ペギー・マーチ – 『忘れないわ』」を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1962年9月20日リリース | |
A | いつでも夢を (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:橋幸夫・吉永小百合) |
|
B | あすの花嫁 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:吉永小百合) |
吉永小百合の9th.シングル『若い東京の屋根の下』
吉永小百合の9th.シングル『若い東京の屋根の下』は、橋幸夫とのデュエット曲第2弾として、1963年4月20日にリリースされました。
同年に公開された映画「若い東京の屋根の下(1963年7月14日公開)」の主題歌に採用されたため、この曲もラジオでよく流れていました。
⇒詳細は、Wikipedia(若い東京の屋根の下)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1963年4月20日リリース | |
A | 若い東京の屋根の下 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:橋幸夫・吉永小百合) |
|
B | 夜のブルース (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正、歌:橋幸夫) |
吉永小百合の26th.シングル『明日は咲こう花咲こう』
吉永小百合の26th.シングル『明日は咲こう花咲こう』は、三田明とのデュエット曲として1965年4月5日にリリースされました。
同年に公開された映画「明日は咲こう花咲こう(1965年8月14日、原作は由起しげ子の「ヒマワリさん」)」の主題歌に採用されたため、この曲もテレビやラジオで何度も聴きました。
⇒詳細は、Wikipedia(明日は咲こう花咲こう)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1965年4月5日リリース | |
A | 明日は咲こう花咲こう (作詞:西沢爽、作曲:吉田正、歌:吉永小百合・三田明) |
|
B | 甘えさせてママ (作詞:白鳥朝詠、作曲:吉田正、歌:伊藤アイコ) |
(おまけ)吉永小百合に関するサイト
公式サイトという訳ではないんですが、「吉永小百合 ホームページ」というサイトの情報が充実しているので、リンクを貼っておきます。
ディスコグラフィにはジャケットの画像があって楽しいですし、映画やドラマに関する情報も豊富です。
⇒詳細は、吉永小百合 ホームページを参照して下さい。
吉永小百合のアルバムについて
吉永小百合のアルバムはたくさんリリースされていますが、代表的なアルバムを2つご紹介します。
吉永小百合のベスト・アルバム『歌手デビュー55周年記念ベスト&NHK貴重映像DVD~寒い朝~』
最も入手し易いベスト・アルバムは、2018年2月28日にリリースされた『歌手デビュー55周年記念ベスト&NHK貴重映像DVD~寒い朝~』だと思います。
このアルバムはCD1枚とDVD1枚から成り、CDに収録された17曲は大半がシングルでリリースされた曲です。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
1 | 寒い朝 (第13回NHK紅白歌合戦(1962年)より) (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1962年4月20日リリース) |
2 | 瀬戸のうず潮 (第15回NHK紅白歌合戦(1964年)より) (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1964年11月5日リリース) |
3 | 寒い朝 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1962年4月20日リリース) |
4 | 草を刈る娘 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1962年7月5日リリース) |
5 | いつでも夢を (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1962年9月20日リリース) |
6 | 泥だらけの純情 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1963年1月5日リリース) |
7 | 伊豆の踊子 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1963年5月5日リリース) |
8 | みどりの河 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1964年4月5日リリース) |
9 | 風と樹と空と (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1964年7月10日リリース) |
10 | 愛と死のテーマ (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1964年9月20日リリース) |
11 | 明日は咲こう花咲こう (作詞:西沢爽、作曲:吉田正) |
シングル (1965年4月5日リリース) |
12 | キューポラのある街 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1965年5月5日リリース) |
13 | 奈良の春日野 (作詞:佐伯孝夫、作曲:大野正雄) |
シングル (1965年9月15日リリース) |
14 | 勇気あるもの (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1966年10月30日リリース) |
15 | 世界の国からこんにちは (作詞:島田陽子、作曲:中村八大) |
シングル (1967年3月1日リリース) |
16 | 思い出のレコード (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
シングル (1967年6月1日リリース) |
17 | 天満の市は(子守唄)<挿入曲> (作詞:岩谷時子、作曲:吉田正) |
アルバム『夢千代日記』 (1985年2月21日リリース) |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『歌手デビュー55周年記念ベスト&NHK貴重映像DVD~寒い朝~』
↓このアルバムは、Amazon Music Unlimitedでも配信されています。
『歌手デビュー55周年記念ベスト』
吉永小百合の歌手デビュー50周年記念CD-BOX『吉永小百合ベスト100~いつでも夢を、いつまでも夢を~』
ビクターエンタテインメントから2012年10月3日にリリースされた6枚組のCD-BOXで、発売元の紹介ページには「今まで(2012年時)発表した音源の中から、“今、聞きたい100曲”を吉永小百合自身が厳選。初CD化音源も多数収録」と記載されています。
(収録曲)
収録曲が約100曲あるため、掲載を省略します。
⇒Amazonのサイト『吉永小百合ベスト100~いつでも夢を、いつまでも夢を~』を参照して下さい。
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『吉永小百合ベスト100~いつでも夢を、いつまでも夢を~』
『青春歌年鑑』について
『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、吉永小百合の楽曲が収録されている商品をご紹介します。
(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
『青春歌年鑑 60年代総集編』
『青春歌年鑑 60年代総集編』は2004年11月3日にリリースされた、1960年代のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc1-№2に『いつでも夢を』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | 上を向いて歩こう (坂本九) |
花の首飾り (ザ・タイガース) |
2 | いつでも夢を (橋幸夫、吉永小百合) |
小さなスナック (パープル・シャドウズ) |
3 | こんにちは赤ちゃん (梓みちよ) |
長い髪の少女 (ザ・ゴールデン・カップス) |
4 | 見上げてごらん夜の星を (坂本九) |
亜麻色の髪の乙女 (ザ・ヴィレッジシンガーズ) |
5 | サン・トワ・マミー (越路吹雪) |
エメラルドの伝説 (ザ・テンプターズ) |
6 | 想い出の渚 (ザ・ワイルド・ワンズ) |
ゆうべの秘密 (小川知子) |
7 | 星のフラメンコ (西郷輝彦) |
ブルー・ライト・ヨコハマ (いしだあゆみ) |
8 | 恋のフーガ (ザ・ピーナッツ) |
夕月 (黛ジュン) |
9 | バラが咲いた (マイク真木) |
悲しくてやりきれない (ザ・フォーク・クルセダーズ) |
10 | 夕陽が泣いている (ザ・スパイダーズ) |
時には母のない子のように (カルメン・マキ) |
11 | 若者たち (ザ・ブロード・サイド・フォー) |
遠い世界に (五つの赤い風船) |
12 | 空に星があるように (荒木一郎) |
白いブランコ (ビリー・バンバン) |
13 | 小指の想い出 (伊東ゆかり) |
夜明けのスキャット (由紀さおり) |
14 | 恋のハレルヤ (黛ジュン) |
人形の家 (引田三枝子) |
15 | この広い野原いっぱい (森山良子) |
フランシーヌの場合 (新谷のり子) |
16 | ブルー・シャトウ (ジャッキー吉川とブルー・コメッツ) |
風 (はしだのりひことシューベルツ) |
17 | 好きさ好きさ好きさ (ザ・カーナビーツ) |
或る日突然 (トワ・エ・モワ) |
18 | 帰ってきたヨッパライ (ザ・フォーク・クルセダーズ) |
いいじゃないの幸せならば (佐良直美) |
19 | 恋の季節 (ピンキーとキラーズ) |
恋の奴隷 (奥村チヨ) |
20 | 天使の誘惑 (黛ジュン) |
グッド・ナイト・ベイビー (ザ・キングトーンズ) |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『青春歌年鑑 60年代総集編』
『青春歌年鑑 1962 BEST30』
『青春歌年鑑 1962 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1962年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc2-№15に『いつでも夢を』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | ルイジアナ・ママ (飯田久彦) |
コーヒー・ルンバ (西田佐知子) |
2 | ふりむかないで (ザ・ピーナッツ) |
琵琶湖周航の歌 (ペギー葉山) |
3 | 遠くへ行きたい (ジェリー藤尾) |
赤いハンカチ (石原裕次郎) |
4 | 君恋し (フランク永井) |
江梨子 (橋幸夫) |
5 | 哀愁のトランペット (アイ・ジョージ) |
川は流れる (仲宗根美樹) |
6 | 下町の太陽 (倍賞千恵子) |
若いやつ (橋幸夫) |
7 | 湖愁 (松島アキラ) |
白い花のブルース (平野こうじ) |
8 | 若いふたり (北原謙二) |
アカパルコのお転婆娘 (スリーファンキーズ) |
9 | 山男の歌 (ダーク・ダックス) |
レモンのキッス (ザ・ピーナッツ) |
10 | 五匹の子豚とチャールストン (安村昌子) |
ヴァケイション (弘田三枝子) |
11 | ツイストNo.1 (藤木たかし) |
涙の日記 (スリーファンキーズ) |
12 | 電話でキッス (ダニー飯田とパラダイスキング) |
可愛いベイビー (中尾ミエ) |
13 | 悲しき片思い (飯田久彦) |
すてきな16才 (弘田三枝子) |
14 | ジェニ・ジェニ (鈴木やすし) |
ロコ・モーション (伊東ゆかり) |
15 | クライ・クライ・クライ (倉光薫) |
いつでも夢を (橋幸夫、吉永小百合) |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『青春歌年鑑 1962 BEST30』
『青春歌年鑑 1963 BEST30』
『青春歌年鑑 1963 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1963年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc2-№14に『寒い朝』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | 美しい十代 (三田明) |
夢みる片想い (伊東ゆかり) |
2 | 高校三年生 (舟木一夫) |
想い出のダイアナ (スリー・ファンキーズ) |
3 | けんかで デイト (田辺靖雄 & 梓みちよ) |
大脱走マーチ (デューク・エイセス) |
4 | 若い季節 (ザ・ピーナッツ) |
悲しきカンガルー (ダニー飯田とパラダイス・キング) |
5 | ワン・ボーイ (スリー・グレイセス) |
キューティ・パイ (伊東ゆかり) |
6 | バイ・バイ・バーディー (中尾ミエ) |
悲しきハート (弘田三枝子) |
7 | こんにちは赤ちゃん (梓みちよ) |
太陽の下の18才 (伊藤アイコ) |
8 | 東京五輪音頭 (三波春夫) |
ヘイ・ポーラ (田辺靖雄 & 梓みちよ) |
9 | 長崎の女 (春日八郎) |
シェリー (ダニー飯田とパラダイス・キング) |
10 | 浪曲子守唄 (一節太郎) |
渚のデイト (弘田三枝子) |
11 | なみだ船 (北島三郎) |
ダニー・ボーイ (高橋元太郎) |
12 | 島のブルース (三沢あけみ & 和田弘とマヒナスターズ) |
恋の売り込み (伊東ゆかり) |
13 | 恋は神代の昔から (畠山みどり) |
エリカの花散るとき (西田佐知子) |
14 | 霧子のタンゴ (フランク永井) |
寒い朝 (吉永小百合 & 和田弘とマヒナスターズ) |
15 | 学園広場 (舟木一夫) |
見上げてごらん夜の星を (坂本九) |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『青春歌年鑑 1963 BEST30』
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません