キャッスル・アンド・ゲイツ – 『おはなし』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代に活躍していた、キャッスル・アンド・ゲイツの楽曲を取り上げます。
キャッスル・アンド・ゲイツの楽曲について
キャッスル・アンド・ゲイツは、1969年1月に『おはなし(c/w 農夫の唄)』でデビューした後、1972年に解散するまでに4枚のシングルをリリースしています。
⇒詳細は、Wikipedia(キャッスル・アンド・ゲイツ)を参照して下さい。
キャッスル・アンド・ゲイツの1st.シングル『おはなし』~4th.シングル『母からの便り』
キャッスル・アンド・ゲイツは、1967年に自主制作盤『HARMONY CENTER』をリリースしましたが、正式にデビューしないまま1968年に一旦解散し、新メンバーに再編後の1969年1月に『おはなし』でデビューしました。
なお、1st.シングル『おはなし』は、1967年に「ニッポン放送のラジオ番組『バイタリス・フォーク・ビレッジ』用に録音」された音源のため、脱退してズー・ニー・ヴーに移った町田義人が歌唱しています。
キャッスル・アンド・ゲイツのアルバムについて
キャッスル・アンド・ゲイツのアルバムはほとんどリリースされていませんので、本稿ではオリジナル・アルバムとコンピレーション・アルバムを1枚ずつご紹介します。
キャッスル・アンド・ゲイツのオリジナル・アルバム『鎮魂歌/キャッスル&ゲイツの世界』
1972年にリリースされた『鎮魂歌/キャッスル&ゲイツの世界』には、3rd.シングル・4th.シングルを含む13曲が収録されています。
なお、B6の『おはなし』は、1st.シングル『おはなし』とは歌詞が異なる別バージョンです。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
A1 | 鎮魂歌 (作詞:田村守、作曲:田村守) |
3rd.シングルのA面 |
A2 | いつものように (作詞:田村守、作曲:田村和郎) |
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A3 | 恋のきずあと (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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A4 | 春の女神 (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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A5 | ただ、それだけ (作詞:島崎章、作曲:田村守) |
4th.シングルのB面 |
A6 | 若さの讃歌 (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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B1 | 最後のチャンス (作詞:田村守、作曲:田村守) |
3rd.シングルのB面 |
B2 | 母から便り (作詞:田村守、作曲:田村守) |
4th.シングルのA面 |
B3 | クィーン・ジェニー (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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B4 | 最後のマッチ (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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B5 | ほんとうの恋人 (作詞:山下和久、作曲:水田泰夫) |
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B6 | おはなし (作詞:田村守、作曲:田村守) |
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B7 | バイ・バイ・マイ・ベイビー (作詞:田村守、作曲:田村守) |
★このアルバムはCD化されていないため、中古レコードを入手するしかなさそうです。
コンピレーション・アルバム『フォーク歌年鑑 1969 Vol.2 フォーク&ニューミュージック大全集 5』
2006年9月20日にリリースされた『フォーク歌年鑑 1969 Vol.2 フォーク&ニューミュージック大全集 5』には、1969年にヒットしたフォーク&ニューミュージックが19曲収録されており(※)、№14に1st.シングル『おはなし』が収録されています。
(※)『フォーク歌年鑑』は『青春歌年鑑』の姉妹編で、フォーク&ニューミュージックのヒット曲を年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
(収録曲)
№ | 曲名 | アーティスト名 |
---|---|---|
1 | 白い色は恋人の色 | ベッツイ&クリス |
2 | 夜明けのスキャット | 由紀さおり |
3 | 或る日突然 | トワ・エ・モワ |
4 | 禁じられた恋 | 森山良子 |
5 | 別れのサンバ | 長谷川きよし |
6 | 悲しみは駈け足でやってくる | アン真理子 |
7 | 希望 | フォー・セインツ |
8 | 山羊にひかれて | カルメン・マキ |
9 | みんな夢の中 | 高田恭子 |
10 | 坊や大きくならないで | マイケルズ |
11 | 夜が明けたら | 浅川マキ |
12 | さすらい人の子守唄 | はしだのりひことシューベルツ |
13 | 主婦のブルース | 中川五郎 |
14 | おはなし | キャッスル・アンド・ゲイツ |
15 | ミドリーヌ | ビリー・バンバン |
16 | 生きているのに | エマノンズ |
17 | 今はもうだれも | ウッディ・ウー |
18 | 水虫の唄 | カメとアンコー |
19 | 昭和ブルース | ザ・ブルーベル・シンガーズ |
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