キャッスル・アンド・ゲイツ – 『おはなし』

2024-01-25

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代に活躍していた、キャッスル・アンド・ゲイツの楽曲を取り上げます。

キャッスル・アンド・ゲイツの楽曲について

キャッスル・アンド・ゲイツは、1969年1月に『おはなし(c/w 農夫の唄)』でデビューした後、1972年に解散するまでに4枚のシングルをリリースしています。
⇒詳細は、Wikipedia(キャッスル・アンド・ゲイツ)を参照して下さい。

キャッスル・アンド・ゲイツの1st.シングル『おはなし』~4th.シングル『母からの便り』

キャッスル・アンド・ゲイツは、1967年に自主制作盤『HARMONY CENTER』をリリースしましたが、正式にデビューしないまま1968年に一旦解散し、新メンバーに再編後の1969年1月に『おはなし』でデビューしました。

なお、1st.シングル『おはなし』は、1967年に「ニッポン放送のラジオ番組『バイタリス・フォーク・ビレッジ』用に録音」された音源のため、脱退してズー・ニー・ヴーに移った町田義人が歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1969年1月リリース
A おはなし
作詞:遠藤侑宏
作曲:田村守
B 農夫の唄
作詞:牛尾等
作曲:牛尾等
2 1970年4月リリース
A 二人のうわさ
作詞:不明
作曲:不明
B 海辺の町
作詞:不明
作曲:不明
3 1972年1月リリース
A 鎮魂歌
作詞:田村守
作曲:田村守
B 最後のチャンス
作詞:田村守
作曲:田村守
4 1972年リリース
A 母からの便り
作詞:田村守
作曲:田村守
B ただ、それだけ
作詞:島崎章
作曲:田村守

キャッスル・アンド・ゲイツのアルバムについて

キャッスル・アンド・ゲイツのアルバムはほとんどリリースされていませんので、本稿ではオリジナル・アルバムとコンピレーション・アルバムを1枚ずつご紹介します。

キャッスル・アンド・ゲイツのオリジナル・アルバム『鎮魂歌/キャッスル&ゲイツの世界』

1972年にリリースされた『鎮魂歌/キャッスル&ゲイツの世界』には、3rd.シングル・4th.シングルを含む13曲が収録されています。

なお、B6の『おはなし』は、1st.シングル『おはなし』とは歌詞が異なる別バージョンです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
A1 鎮魂歌
(作詞:田村守、作曲:田村守)
3rd.シングルのA面
A2 いつものように
(作詞:田村守、作曲:田村和郎)
A3 恋のきずあと
(作詞:田村守、作曲:田村守)
A4 春の女神
(作詞:田村守、作曲:田村守)
A5 ただ、それだけ
(作詞:島崎章、作曲:田村守)
4th.シングルのB面
A6 若さの讃歌
(作詞:田村守、作曲:田村守)
B1 最後のチャンス
(作詞:田村守、作曲:田村守)
3rd.シングルのB面
B2 母から便り
(作詞:田村守、作曲:田村守)
4th.シングルのA面
B3 クィーン・ジェニー
(作詞:田村守、作曲:田村守)
B4 最後のマッチ
(作詞:田村守、作曲:田村守)
B5 ほんとうの恋人
(作詞:山下和久、作曲:水田泰夫)
B6 おはなし
(作詞:田村守、作曲:田村守)
B7 バイ・バイ・マイ・ベイビー
(作詞:田村守、作曲:田村守)

★このアルバムはCD化されていないため、中古レコードを入手するしかなさそうです。

コンピレーション・アルバム『フォーク歌年鑑 1969 Vol.2 フォーク&ニューミュージック大全集 5』

2006年9月20日にリリースされた『フォーク歌年鑑 1969 Vol.2 フォーク&ニューミュージック大全集 5』には、1969年にヒットしたフォーク&ニューミュージックが19曲収録されており(※)、№14に1st.シングル『おはなし』が収録されています。

(※)『フォーク歌年鑑』は『青春歌年鑑』の姉妹編で、フォーク&ニューミュージックのヒット曲を年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 アーティスト名
1 白い色は恋人の色 ベッツイ&クリス
2 夜明けのスキャット 由紀さおり
3 或る日突然 トワ・エ・モワ
4 禁じられた恋 森山良子
5 別れのサンバ 長谷川きよし
6 悲しみは駈け足でやってくる アン真理子
7 希望 フォー・セインツ
8 山羊にひかれて カルメン・マキ
9 みんな夢の中 高田恭子
10 坊や大きくならないで マイケルズ
11 夜が明けたら 浅川マキ
12 さすらい人の子守唄 はしだのりひことシューベルツ
13 主婦のブルース 中川五郎
14 おはなし キャッスル・アンド・ゲイツ
15 ミドリーヌ ビリー・バンバン
16 生きているのに エマノンズ
17 今はもうだれも ウッディ・ウー
18 水虫の唄 カメとアンコー
19 昭和ブルース ザ・ブルーベル・シンガーズ

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1960年代

Posted by hides