倍賞千恵子 – 『下町の太陽』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1950年代から活躍し続けている、倍賞千恵子の楽曲を取り上げます。
倍賞千恵子の楽曲について
倍賞千恵子(ばいしょう・ちえこ)は1954年に『ひばりの赤ちゃん』で歌手デビューした後、みすず児童合唱団、松竹歌劇団(SKD)を経て、1961年に映画デビューしました。
本格的な歌手デビューは1962年で、自身が出演する映画の主題歌を含め、約80枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(倍賞千恵子)を参照して下さい。
倍賞千恵子の1st.シングル『下町の太陽』
倍賞千恵子の1st.シングル『下町の太陽』は1962年10月10日リリースで、発売と同時に大ヒットとなり、第4回日本レコード大賞(1962年)で新人賞を受賞しました。
翌年には映画「下町の太陽(1963年4月18日公開)」が制作され、主題歌に採用されています。
(この映画は山田洋次監督の2作目の作品で、主演は倍賞千恵子です)
この曲は筆者が子供の頃にラジオでよく流れていたので、とても印象深い曲です。
⇒詳細は、Wikipedia(下町の太陽)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1962年10月10日リリース | |
A | 下町の太陽 (作詞:横井弘、作曲:江口浩司) |
|
B | 恋人なんてめんどくさい (作詞:サトウハチロー、作曲:小川寛興) |
倍賞千恵子の25th.シングル『さよならはダンスの後に』
倍賞千恵子の25th.シングル『さよならはダンスの後に』は1965年3月10日リリースですが、この曲も大ヒットして、第7回日本レコード大賞(1965年)で作曲賞を受賞しました。
また、同名の映画「さよならはダンスの後に(1965年12月5日公開)」も制作され、この曲が主題歌に採用されています。
この曲もテレビでよく流れていたので、強く印象に残っています。
⇒詳細は、Wikipedia(さよならはダンスの後に)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1965年3月10日リリース | |
A | さよならはダンスの後に (作詞:横井弘、作曲:小川寛興) |
|
B | 妹よ (作詞:岩谷時子、作曲:桜井順) |
倍賞千恵子の55th.シングル『忘れな草をあなたに』
倍賞千恵子の55th.シングル『忘れな草をあなたに』は1971年8月10日リリースで、1963年にヴォーチェ・アンジェリカがリリースした楽曲のカバーです。
菅原洋一との競作になっていましたが、倍賞千恵子バージョンの方もテレビでよく流れていました。
⇒詳細は、Wikipedia(忘れな草をあなたに)を参照して下さい。
№ | 曲名 | |
---|---|---|
1 | 1971年8月10日リリース | |
A | 忘れな草をあなたに (作詞:木下龍太郎、作曲:江口浩司) |
|
B | 島原地方の子守唄 (作詞:宮崎耿平・妻城良夫、作曲:宮崎耿平) |
(おまけ)倍賞千恵子の公式サイト
倍賞千恵子の公式サイト「倍賞千恵子 オフィシャルウェブサイト」のリンクを貼っておきます。
このサイトでは、映画やコンサートに関する最新情報が発信されている他、「グッズ」というページででCDや書籍も紹介しています。
⇒詳細は、倍賞千恵子 オフィシャルウェブサイトを参照して下さい。
また、公式サイトではありませんが、「倍賞千恵子 非公式応援ページ」というサイトがあり、楽曲に関する情報が充実していますので、リンクを貼っておきます。
⇒詳細は、倍賞千恵子 非公式応援ページを参照して下さい。
なお、このサイトの中に「倍賞千恵子 LP一覧」というページもあるんですが、TOPページからうまく辿れなかったので、併せてリンクを貼っておきます。
⇒詳細は、倍賞千恵子 LP一覧を参照して下さい。
倍賞千恵子のアルバムについて
倍賞千恵子のアルバムはたくさんリリースされていますが、代表的なアルバムを2つご紹介します。
倍賞千恵子のベスト・アルバム『倍賞千恵子全曲集2022』
数あるベスト・アルバムの中で最も新しいベスト・アルバムは、2021年10月6日にリリースされた『倍賞千恵子全曲集2022』だと思います。
このアルバムには16曲が収録されており、大半がシングルでリリースされた曲です。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
1 | 下町の太陽 (作詞:横井弘、作曲:江口浩司) |
シングル (1962年10月10日リリース) |
2 | 瀬戸の恋唄 (作詞:横井弘 、作曲:牧野由多可) |
シングル (1962年10月10日リリース) |
3 | さくら貝の歌 (作詞:土屋花情、作曲:八洲秀章) |
シングル (1963年11月1日リリース) |
4 | 忘れな草をあなたに (作詞:木下龍太郎、作曲:江口浩司) |
シングル (1971年8月10日リリース) |
5 | 白い花の咲く頃 (作詞:寺尾智沙、作曲:田村しげる) |
シングル (1972年6月5日リリース) |
6 | ラブレター (作詞:永六輔、作曲:小川寛興 ) |
シングル (1966年10月1日リリース) |
7 | 私だけを愛して (作詞:横井弘 、作曲:小川寛興 ) |
シングル (1966年1月10日リリース) |
8 | 虹につづく道 (作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく) |
シングル (1967年4月10日リリース) |
9 | さよならはダンスの後に (作詞:横井弘、作曲:小川寛興) |
シングル (1965年3月10日リリース) |
10 | ひとつぶの愛 (作詞:横井弘、作曲:小川寛興) |
シングル (1967年9月1日リリース) |
11 | おはなはんの歌 (作詞:横井弘、作曲:小川寛興) |
シングル (1966年8月1日リリース) |
12 | さくらのバラード (作詞:山田洋次、作曲:山本直純 ) |
シングル (1972年4月10日リリース) |
13 | 雪の降る街を (作詞:内村直也、作曲:中田喜直) |
アルバム『倍賞千恵子の日本の詩 さくら貝の歌』 (1971年6月1日リリース) |
14 | あざみの歌 (作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正) |
アルバム『倍賞千恵子の日本の詩 さくら貝の歌』 (1971年6月1日リリース) |
15 | とまり木 (作詞・作曲:下村明彦 ) |
シングル (1981年4月21日リリース) |
16 | 君の瞳 (作詞・作曲:下村明彦 ) |
アルバム『愛は輝く瞳~新しい日本の詩情~』 (1981年1月10日リリース) |
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『倍賞千恵子全曲集2022』
倍賞千恵子のベスト・アルバム『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』
キングレコードから2011年07月21日にリリースされた6枚組のCD-BOXで、Disc1が「オリジナルを歌う1」、Disc2が「オリジナルを歌う2」、Disc3が「オリジナルを歌う3」、Disc4が「抒情歌愛唱歌を歌う」、Disc5が「日本の名曲を歌う」、Disc6が「世界の名曲を歌う」という構成になっており、発売元の紹介ページには「オリジナルから愛唱歌、日本・世界の名曲まで倍賞千恵子の歌声を120曲、CD6枚組のBOXセットにしました」と記載されています。
(収録曲)
収録曲が120曲あるため、掲載を省略します。
⇒Amazonのサイト『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』を参照して下さい。
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『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』
『青春歌年鑑』について
『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、倍賞千恵子の楽曲が収録されている商品をご紹介します。
(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
『青春歌年鑑 1962 BEST30』
『青春歌年鑑 1962 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1962年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc1-№6に『下町の太陽』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | ルイジアナ・ママ (飯田久彦) |
コーヒー・ルンバ (西田佐知子) |
2 | ふりむかないで (ザ・ピーナッツ) |
琵琶湖周航の歌 (ペギー葉山) |
3 | 遠くへ行きたい (ジュリー藤尾) |
赤いハンカチ (石原裕次郎) |
4 | 君恋し (フランク永井) |
江梨子 (橋幸夫) |
5 | 哀愁のトランペット (アイ・ジョージ) |
川は流れる (仲宗根美樹) |
6 | 下町の太陽 (倍賞千恵子) |
若いやつ (橋幸夫) |
7 | 湖愁 (松島アキラ) |
白い花のブルース (平野こうじ) |
8 | 若いふたり (北原謙二) |
アカパルコのお転婆娘 (スリーファンキーズ) |
9 | 山男の歌 (ダーク・ダックス) |
レモンのキッス (ザ・ピーナッツ) |
10 | 五匹の子豚とチャールストン (安村昌子) |
ヴァケイション (弘田三枝子) |
11 | ツイストNo.1 (藤木たかし) |
涙の日記 (スリーファンキーズ) |
12 | 電話でキッス (ダニー飯田とパラダイスキング) |
可愛いベイビー (中尾ミエ) |
13 | 悲しき片思い (飯田久彦) |
すてきな16才 (弘田三枝子) |
14 | ジェニ・ジェニ (鈴木やすし) |
ロコ・モーション (伊東ゆかり) |
15 | クライ・クライ・クライ (倉光薫) |
いつでも夢を (橋幸夫、吉永小百合) |
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『青春歌年鑑 1962 BEST30』
『青春歌年鑑 1965 BEST30』
『青春歌年鑑 1965 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1965年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc1-№10に『さよならはダンスの後に』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | ラストダンスは私に (越路吹雪) |
サン・トワ・マミー (越路吹雪) |
2 | ウナセラディ東京 (和田弘とマヒナスターズ) |
柔 (美空ひばり) |
3 | 悲しき願い (尾藤イサオ) |
二人の世界 (石原裕次郎) |
4 | 女の意地 (西田佐知子) |
私を愛して (奥村チヨ) |
5 | 愛して愛して愛しちゃったのよ (和田弘とマヒナスターズ) |
涙くんさよなら (和田弘とマヒナスターズ) |
6 | ナポリは恋人(Napoli Fortuna Mia) (弘田三枝子) |
アンジェリータ (ダーク・ダックス) |
7 | ごめんネ…ジロー (奥村チヨ) |
朝日のあたる家 (ダニー飯田とパラダイス・キング) |
8 | 赤坂の夜は更けて (西田佐知子) |
夢見るシャンソン人形 (弘田三枝子) |
9 | 下町育ち (笹みどり) |
恋する瞳 (伊東ゆかり) |
10 | さよならはダンスの後に (倍賞千恵子) |
スエーデンの城 (岸洋子) |
11 | チキン・オブ・ザ・シー (ジャニーズ) |
夏の日の想い出 (日野てる子) |
12 | まつのき小唄 (二宮ゆき子) |
君に涙とほほえみを (布施明) |
13 | くやしいじゃないの (森山加代子) |
知りたくないの (菅原洋一) |
14 | 赤いグラス (アイ・ジョージと志摩ちなみ) |
砂に消えた涙 (弘田三枝子) |
15 | ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー (越路吹雪) |
アイドルを探せ (中尾ミエ) |
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『青春歌年鑑 1965 BEST30』
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