倍賞千恵子 – 『下町の太陽』

2024-01-16

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1950年代から活躍し続けている、倍賞千恵子の楽曲を取り上げます。

倍賞千恵子の楽曲について

倍賞千恵子(ばいしょう・ちえこ)は1954年に『ひばりの赤ちゃん』で歌手デビューした後、みすず児童合唱団、松竹歌劇団(SKD)を経て、1961年に映画デビューしました。
本格的な歌手デビューは1962年で、自身が出演する映画の主題歌を含め、約80枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(倍賞千恵子)を参照して下さい。

倍賞千恵子の1st.シングル『下町の太陽』

倍賞千恵子の1st.シングル『下町の太陽』は1962年10月10日リリースで、発売と同時に大ヒットとなり、第4回日本レコード大賞(1962年)で新人賞を受賞しました。
翌年には映画「下町の太陽(1963年4月18日公開)」が制作され、主題歌に採用されています。
(この映画は山田洋次監督の2作目の作品で、主演は倍賞千恵子です)

この曲は筆者が子供の頃にラジオでよく流れていたので、とても印象深い曲です。
⇒詳細は、Wikipedia(下町の太陽)を参照して下さい。

曲名
1 1962年10月10日リリース
A 下町の太陽
(作詞:横井弘、作曲:江口浩司)
B 恋人なんてめんどくさい
(作詞:サトウハチロー、作曲:小川寛興)

倍賞千恵子の25th.シングル『さよならはダンスの後に』

倍賞千恵子の25th.シングル『さよならはダンスの後に』は1965年3月10日リリースですが、この曲も大ヒットして、第7回日本レコード大賞(1965年)で作曲賞を受賞しました。
また、同名の映画「さよならはダンスの後に(1965年12月5日公開)」も制作され、この曲が主題歌に採用されています。

この曲もテレビでよく流れていたので、強く印象に残っています。
⇒詳細は、Wikipedia(さよならはダンスの後に)を参照して下さい。

曲名
1 1965年3月10日リリース
A さよならはダンスの後に
(作詞:横井弘、作曲:小川寛興)
B 妹よ
(作詞:岩谷時子、作曲:桜井順)

倍賞千恵子の55th.シングル『忘れな草をあなたに』

倍賞千恵子の55th.シングル『忘れな草をあなたに』は1971年8月10日リリースで、1963年にヴォーチェ・アンジェリカがリリースした楽曲のカバーです。
菅原洋一との競作になっていましたが、倍賞千恵子バージョンの方もテレビでよく流れていました。
⇒詳細は、Wikipedia(忘れな草をあなたに)を参照して下さい。

曲名
1 1971年8月10日リリース
A 忘れな草をあなたに
(作詞:木下龍太郎、作曲:江口浩司)
B 島原地方の子守唄
(作詞:宮崎耿平・妻城良夫、作曲:宮崎耿平)

(おまけ)倍賞千恵子の公式サイト

倍賞千恵子の公式サイト「倍賞千恵子 オフィシャルウェブサイト」のリンクを貼っておきます。
このサイトでは、映画やコンサートに関する最新情報が発信されている他、「グッズ」というページででCDや書籍も紹介しています。
⇒詳細は、倍賞千恵子 オフィシャルウェブサイトを参照して下さい。

また、公式サイトではありませんが、「倍賞千恵子 非公式応援ページ」というサイトがあり、楽曲に関する情報が充実していますので、リンクを貼っておきます。
⇒詳細は、倍賞千恵子 非公式応援ページを参照して下さい。

なお、このサイトの中に「倍賞千恵子 LP一覧」というページもあるんですが、TOPページからうまく辿れなかったので、併せてリンクを貼っておきます。
⇒詳細は、倍賞千恵子 LP一覧を参照して下さい。

倍賞千恵子のアルバムについて

倍賞千恵子のアルバムはたくさんリリースされていますが、代表的なアルバムを2つご紹介します。

倍賞千恵子のベスト・アルバム『倍賞千恵子全曲集2022』

数あるベスト・アルバムの中で最も新しいベスト・アルバムは、2021年10月6日にリリースされた『倍賞千恵子全曲集2022』だと思います。

このアルバムには16曲が収録されており、大半がシングルでリリースされた曲です。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 下町の太陽
(作詞:横井弘、作曲:江口浩司)
シングル
(1962年10月10日リリース)
2 瀬戸の恋唄
(作詞:横井弘 、作曲:牧野由多可)
シングル
(1962年10月10日リリース)
3 さくら貝の歌
(作詞:土屋花情、作曲:八洲秀章)
シングル
(1963年11月1日リリース)
4 忘れな草をあなたに
(作詞:木下龍太郎、作曲:江口浩司)
シングル
(1971年8月10日リリース)
5 白い花の咲く頃
(作詞:寺尾智沙、作曲:田村しげる)
シングル
(1972年6月5日リリース)
6 ラブレター
(作詞:永六輔、作曲:小川寛興 )
シングル
(1966年10月1日リリース)
7 私だけを愛して
(作詞:横井弘 、作曲:小川寛興 )
シングル
(1966年1月10日リリース)
8 虹につづく道
(作詞:岩谷時子、作曲:いずみたく)
シングル
(1967年4月10日リリース)
9 さよならはダンスの後に
(作詞:横井弘、作曲:小川寛興)
シングル
(1965年3月10日リリース)
10 ひとつぶの愛
(作詞:横井弘、作曲:小川寛興)
シングル
(1967年9月1日リリース)
11 おはなはんの歌
(作詞:横井弘、作曲:小川寛興)
シングル
(1966年8月1日リリース)
12 さくらのバラード
(作詞:山田洋次、作曲:山本直純 )
シングル
(1972年4月10日リリース)
13 雪の降る街を
(作詞:内村直也、作曲:中田喜直)
アルバム『倍賞千恵子の日本の詩 さくら貝の歌』
(1971年6月1日リリース)
14 あざみの歌
(作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正)
アルバム『倍賞千恵子の日本の詩 さくら貝の歌』
(1971年6月1日リリース)
15 とまり木
(作詞・作曲:下村明彦 )
シングル
(1981年4月21日リリース)
16 君の瞳
(作詞・作曲:下村明彦 )
アルバム『愛は輝く瞳~新しい日本の詩情~』
(1981年1月10日リリース)

↓Amazonの商品ページはこちらです。
『倍賞千恵子全曲集2022』

倍賞千恵子のベスト・アルバム『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』

キングレコードから2011年07月21日にリリースされた6枚組のCD-BOXで、Disc1が「オリジナルを歌う1」、Disc2が「オリジナルを歌う2」、Disc3が「オリジナルを歌う3」、Disc4が「抒情歌愛唱歌を歌う」、Disc5が「日本の名曲を歌う」、Disc6が「世界の名曲を歌う」という構成になっており、発売元の紹介ページには「オリジナルから愛唱歌、日本・世界の名曲まで倍賞千恵子の歌声を120曲、CD6枚組のBOXセットにしました」と記載されています。

(ジャケット)

(収録曲)
収録曲が120曲あるため、掲載を省略します。
⇒Amazonのサイト『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』を参照して下さい。

↓Amazonの商品ページはこちらです。
『歌い継いで・・・倍賞千恵子全集』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、倍賞千恵子の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1962 BEST30』

『青春歌年鑑 1962 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1962年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№6に『下町の太陽』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 ルイジアナ・ママ
(飯田久彦)
コーヒー・ルンバ
(西田佐知子)
2 ふりむかないで
(ザ・ピーナッツ)
琵琶湖周航の歌
(ペギー葉山)
3 遠くへ行きたい
(ジュリー藤尾)
赤いハンカチ
(石原裕次郎)
4 君恋し
(フランク永井)
江梨子
(橋幸夫)
5 哀愁のトランペット
(アイ・ジョージ)
川は流れる
(仲宗根美樹)
6 下町の太陽
(倍賞千恵子)
若いやつ
(橋幸夫)
7 湖愁
(松島アキラ)
白い花のブルース
(平野こうじ)
8 若いふたり
(北原謙二)
アカパルコのお転婆娘
(スリーファンキーズ)
9 山男の歌
(ダーク・ダックス)
レモンのキッス
(ザ・ピーナッツ)
10 五匹の子豚とチャールストン
(安村昌子)
ヴァケイション
(弘田三枝子)
11 ツイストNo.1
(藤木たかし)
涙の日記
(スリーファンキーズ)
12 電話でキッス
(ダニー飯田とパラダイスキング)
可愛いベイビー
(中尾ミエ)
13 悲しき片思い
(飯田久彦)
すてきな16才
(弘田三枝子)
14 ジェニ・ジェニ
(鈴木やすし)
ロコ・モーション
(伊東ゆかり)
15 クライ・クライ・クライ
(倉光薫)
いつでも夢を
(橋幸夫、吉永小百合)

↓Amazonの商品ページはこちらです。
『青春歌年鑑 1962 BEST30』

『青春歌年鑑 1965 BEST30』

『青春歌年鑑 1965 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1965年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№10に『さよならはダンスの後に』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 ラストダンスは私に
(越路吹雪)
サン・トワ・マミー
(越路吹雪)
2 ウナセラディ東京
(和田弘とマヒナスターズ)

(美空ひばり)
3 悲しき願い
(尾藤イサオ)
二人の世界
(石原裕次郎)
4 女の意地
(西田佐知子)
私を愛して
(奥村チヨ)
5 愛して愛して愛しちゃったのよ
(和田弘とマヒナスターズ)
涙くんさよなら
(和田弘とマヒナスターズ)
6 ナポリは恋人(Napoli Fortuna Mia)
(弘田三枝子)
アンジェリータ
(ダーク・ダックス)
7 ごめんネ…ジロー
(奥村チヨ)
朝日のあたる家
(ダニー飯田とパラダイス・キング)
8 赤坂の夜は更けて
(西田佐知子)
夢見るシャンソン人形
(弘田三枝子)
9 下町育ち
(笹みどり)
恋する瞳
(伊東ゆかり)
10 さよならはダンスの後に
(倍賞千恵子)
スエーデンの城
(岸洋子)
11 チキン・オブ・ザ・シー
(ジャニーズ)
夏の日の想い出
(日野てる子)
12 まつのき小唄
(二宮ゆき子)
君に涙とほほえみを
(布施明)
13 くやしいじゃないの
(森山加代子)
知りたくないの
(菅原洋一)
14 赤いグラス
(アイ・ジョージと志摩ちなみ)
砂に消えた涙
(弘田三枝子)
15 ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
(越路吹雪)
アイドルを探せ
(中尾ミエ)

↓Amazonの商品ページはこちらです。
『青春歌年鑑 1965 BEST30』

1960年代

Posted by hides