九重佑三子 – 『コメットさん』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代を中心に活躍していた、九重佑三子の楽曲を取り上げます。
九重佑三子の楽曲について
九重佑三子(ここのえ・ゆみこ)は、1963年7月に『悪いのはあなた』でデビューした(※)後、約30枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(九重佑三子)を参照して下さい。
(※)「ダニー飯田とパラダイス・キング」のメンバーとしては、1963年2月に『シェリー』でレコード・デビューしており、多くの曲をヒットさせています。
⇒詳細は、ダニー飯田とパラダイス・キング – 『シェリー』を参照して下さい。
九重佑三子の4th.シングル『レモン片手に』
九重佑三子の4th.シングル『レモン片手に』は、1964年8月1日にリリースされました。
ジャケット | 曲名 | ||
---|---|---|---|
1 | 1964年8月1日リリース | ||
A | レモン片手に 作詞:永六輔 作曲:橋本光雄 |
||
B | 泣いちゃいました 作詞:中村メイコ 作曲:鈴木章治 |
九重佑三子の8th.シングル『チム・チム・チェリー』
九重佑三子の8th.シングル『チム・チム・チェリー』は、1965年10月にリリースされました。
『チム・チム・チェリー』のオリジナルは映画「メリー・ポピンズ(1964年)」の劇中歌、『ドレミの歌』のオリジナルはミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック(1959年)」の劇中歌ですが、九重佑三子版はよく知られている日本語版とは歌詞とアレンジが異なります。
⇒詳細は、Wikipedia(チム・チム・チェリー)およびWikipedia(ドレミの歌)を参照して下さい。
ジャケット | 曲名 | ||
---|---|---|---|
1 | 1965年10月リリース | ||
A | チム・チム・チェリー 日本語詞:萩原芳子 作曲:Robert B. Sherman,Richard M. Sherman |
||
B | ドレミの歌 日本語詞:萩原芳子 作曲:Richard Charles Rodgers |
九重佑三子の18th.シングル『コメットさん』
九重佑三子の18th.シングル『コメットさん』は、1968年9月1日にリリースされ、A面の『コメットさん』はテレビドラマ「コメットさん(1967年7月3日~1968年12月30日放送)」の主題歌、B面の『ポロロン・ワルツ』は挿入歌でした。
⇒詳細は、Wikipedia(コメットさん)を参照して下さい。
ジャケット | 曲名 | ||
---|---|---|---|
1 | 1968年9月1日リリース | ||
A | コメットさん 作詞:川崎洋 作曲:中村八大 |
||
B | ポロロン・ワルツ 作詞:香川登志緒 作曲:浅井修三 |
(※)「コメットさん」と言うと、大場久美子版を思い出す方が多いと思いますが、筆者の場合は九重佑三子の印象が強いです。
この記事を書くために九重佑三子版「コメットさん」の情報を調べたところ、オープニング部分の動画がYouTubeで公開されていましたので、リンクを貼っておきます。
↓コメットさん オープニングタイトル(九重佑三子版)
九重佑三子の26th.シングル『うちあけばなし』
九重佑三子の26th.シングル『うちあけばなし』は、1970年4月5日にリリースされ、オリコンで「最高位:43位、登場週数:22週、売上数:9.0万枚」を記録しました。
『うちあけばなし』は「作詞:牧ミエコ、作曲:今井久」で、パープル・シャドウズの『小さなスナック』と同じコンビです。
残念ながら大ヒットにはなりませんでしたが、個人的には結構好きな曲でした。
ジャケット | 曲名 | ||
---|---|---|---|
1 | 1970年4月5日リリース | ||
A | うちあけばなし 作詞:牧ミエコ 作曲:今井久 |
||
B | ツァイネルリン 作詞:ヒロコ・ムトー 作曲:Ander Popp |
九重佑三子のアルバムについて
九重佑三子のアルバムは何枚かリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバム2枚とオリジナル・アルバム1枚をご紹介します。
九重佑三子のベスト・アルバム『ベスト・セレクション 九重佑三子』
2006年にリリースされ、2018年1月1日に再発売された『ベスト・セレクション 九重佑三子』には、「ダニー飯田とパラダイス・キング」時代のヒット曲を含む16曲が収録されています。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
1 | シェリー |
2 | ヘイ・ポーラ |
3 | ミスター・ベースマン |
4 | ウェディング・ドレス |
5 | レモン片手に |
6 | もやもやしちゃうの |
7 | 君に涙とほゝえみを |
8 | ある日ある時 |
9 | チム・チム・チェリー |
10 | ドレミのうた |
11 | 抱きしめて |
12 | しあわせ |
13 | 涙こらえて |
14 | うちあけばなし |
15 | くちづけからもう一度 |
16 | コメットさん |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『ベスト・セレクション 九重佑三子』
九重佑三子のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 九重佑三子』
2003年6月25日にリリースされた『ゴールデン☆ベスト 九重佑三子』は、九重佑三子の代表曲を網羅したCD2枚組のアルバムで、各Discに20曲ずつ、全40曲が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | シェリー | しあわせ |
2 | 恋はやせがまん | ディディンドディンドン |
3 | ヘイ・ポーラ | 涙こらえて |
4 | レッツゴー・ステディ・アゲン | 悲しきエコー |
5 | ミスター・ベースマン | 銀座アフタヌーン |
6 | 愛しているなら食べて | レモンの涙 |
7 | ウェディング・ドレス | 涙のウェディング・ベル |
8 | ロリーポップ・リップス | 青空を歩こう |
9 | ハートでキッス | コメットさん |
10 | ネイビー・ブルー | ポロロン・ワルツ |
11 | 道はとこしえに | 恋のゆりかご |
12 | レモン片手に | 花が好き 夢が好き |
13 | ポプラの木陰で | 私の心はとてもちいさい |
14 | もやもやしちゃうの | はなの上のニキビくん |
15 | 君に涙とほゝえみを | 高校時代 |
16 | いつも心に憧れを | 愛の世界 |
17 | ある日ある時 | きいろいタンポポ |
18 | チム・チム・チェリー | うちあけばなし |
19 | ドレミのうた | くちづけからもう一度 |
20 | 抱きしめて | コメットさん(ライヴ) |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『ゴールデン☆ベスト 九重佑三子』
↓このアルバムは、Amazon Music Unlimitedでも配信されています。
『ゴールデン☆ベスト 九重佑三子』
九重佑三子のオリジナル・アルバム『歌の花束+九重佑三子オンステージ』
2013年10月23日にリリースされた『歌の花束+九重佑三子オンステージ』は、オリジナル・アルバム『歌の花束(1967年12月1日リリース)』とライブ・アルバム『九重佑三子オンステージ(1971年3月5日リリース)』をCD化した2枚組のアルバムで、Disc1(歌の花束)にはオリジナルの14曲にボーナス・トラック4曲を加えた18曲、Disc2(九重佑三子オンステージ)には20曲が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | エーデルワイス | もやもやしちゃうの |
2 | チム・チム・チェリー | きらい |
3 | ドレミのうた | くちづけからもう一度 |
4 | ウエディング・ドレス | うちあけばなし |
5 | 銀座アフタヌーン | ダニー・ボーイ |
6 | さよならの前に | 恋よさようなら |
7 | レモン片手に | コメットさん |
8 | 別れのサンタモニカ | チム・チム・チェリー |
9 | グリーン・スリーヴス | エーデルワイス |
10 | 涙こらえて | バイ=ヤン・パム・パム |
11 | 湖畔の娘 | 空よ |
12 | ディディンド・ディンドン | 手紙 |
13 | ある日ある時 | もみじ |
14 | レモンの涙 | 五木の子守唄 |
15 | しあわせ | あんな娘がいいな |
16 | 涙のウエディング・ベル | シェリー |
17 | チュール・チュ・チュ | ヘイ・ポーラ |
18 | コメットさん | ミスター・ベースマン |
19 | – | レモン片手に |
20 | – | ウェディング・ドレス |
↓Amazonの商品ページはこちらです。
『歌の花束+九重佑三子オンステージ』
(おまけ)九重佑三子のライブ映像
2022年5月28日に新宿のライブハウス「ケントス」で行われた、田辺靖雄&九重佑三子のライブ映像がYouTubeで公開されていますので、リンクを貼っておきます。
↓新宿ケントス 田辺靖雄&九重佑三子ケントスライブ(第1部)
↓新宿ケントス 田辺靖雄&九重佑三子ケントスライブ(第2部)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません