加藤登紀子 – 『赤い風船』

2024-01-18

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代から活躍し続けている、加藤登紀子の楽曲を取り上げます。

加藤登紀子の楽曲について

加藤登紀子(かとう・ときこ)は1966年5月5日に『誰も誰も知らない(c/w あじさい色の雨)』でデビューした後、約80枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(加藤登紀子)を参照して下さい。

加藤登紀子の2nd.シングル『赤い風船』

加藤登紀子の2nd.シングル『赤い風船』は1966年8月5日にリリースされてヒットし、第8回日本レコード大賞(1966年)で新人賞を受賞しました。

ジャケット 曲名
1 1966年8月5日リリース
A 赤い風船
作詞:水木かおる
作曲:小林亜星
B 北の街
作詞:今井かずなり
作曲:小林亜星

加藤登紀子の5th.シングル『真夜中の電話』

加藤登紀子の5th.シングル『真夜中の電話』は1967年7月5日にリリースされた楽曲です。

世間的には認知度が低いと思いますが、作詞・作曲:加藤登紀子による軽快な楽曲で、個人的には結構好きでした。

ジャケット 曲名
1 1967年7月5日リリース
A 真夜中の電話
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
B 虹は消えても
作詞:橋本淳
作曲:すぎやまこういち

加藤登紀子の12th.シングル『ひとり寝の子守唄』

加藤登紀子の12th.シングル『ひとり寝の子守唄』は1969年9月15日にリリースされて大ヒットし、第11回日本レコード大賞(1969年)で歌唱賞を受賞しました。

ジャケット 曲名
1 1969年9月15日リリース
A ひとり寝の子守唄
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子
B 枯木の上に
日本語詞:加藤登紀子
作曲:C.Mansard

加藤登紀子の15th.シングル『知床旅情』

加藤登紀子の15th.シングル『知床旅情』は1970年12月1日にリリースされて大ヒットし、第13回日本レコード大賞(1971年)で歌唱賞を受賞しました。

なお、第22回紅白歌合戦(1971年)と第41回紅白歌合戦(1990年)でも歌唱しています。
⇒詳細は、Wikipedia(知床旅情)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1970年12月1日リリース
A 知床旅情
作詞:森繁久彌
作曲:森繁久彌
B 西武門哀歌
作詞:川田松夫
作曲:川田松夫

加藤登紀子の16th.シングル『琵琶湖周航の歌』

加藤登紀子の16th.シングル『琵琶湖周航の歌』は、『少年は街を出る』のB面として1971年5月21日にリリースされ、『知床旅情』に引続きヒットました。
⇒詳細は、Wikipedia(琵琶湖周航の歌)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1971年5月21日リリース
A 少年は街を出る
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子)
B 琵琶湖周航の歌
作詞:小口太郎
作曲:小口太郎

加藤登紀子の28th.シングル『この空を飛べたら』

加藤登紀子の28th.シングル『この空を飛べたら』は1978年3月10日にリリースされてヒットし、テレビドラマ「球形の荒野」の主題歌に採用されています。

加藤登紀子としては初めての中島みゆき作品ですが、Wikipediaによると「加藤がテレビで世界歌謡祭のグランプリを受賞した中島を見て、同コンテストを主催したヤマハ音楽振興会に電話を入れて中島に会わせてもらい、曲を依頼した」のだそうです。
⇒詳細は、Wikipedia(この空を飛べたら)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1978年3月10日リリース
A この空を飛べたら
作詞:中島みゆき
作曲:中島みゆき
B 裸足になって
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

加藤登紀子の44th.シングル『百万本のバラ』

加藤登紀子の44th.シングル『百万本のバラ』は1986年6月25日に『海辺の旅』のB面としてリリースされた後、1987年4月25日には『百万本のバラ』をA面にして再発売され、第40回紅白歌合戦(1989年)で歌唱しています。

なお、『百万本のバラ』のオリジナルは、アーラ・プガチョワ(Алла Борисовна Пугачёва)が1982年にリリースした『Миллион Роз(邦題は『百万本のバラ』)』です。
⇒詳細は、Wikipedia(百万本のバラ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1986年6月25日リリース
A 海辺の旅
作詞:岩谷時子
作曲:木下忠司
B 百万本のバラ
日本語詞:加藤登紀子
作曲:R.Pauls
2 1987年4月25日リリース
A 百万本のバラ
日本語詞:加藤登紀子
作曲:R.Pauls
B 時には昔の話を
作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

加藤登紀子のアルバムについて

加藤登紀子のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを2枚ご紹介します。

加藤登紀子のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 加藤登紀子 シングルス』

加藤登紀子のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 加藤登紀子 シングルス』は、代表的なシングル曲を網羅したCD2枚組のアルバムで、2003年11月26日にリリースされ、2012年12月5日に再発売されています。

このアルバムには各CDに18曲ずつ、合計36曲が収録されており、Amazonの商品説明には「66年のデビュー作『誰も誰も知らない』や新人賞を獲得した『赤い風船』、ヒット曲『知床旅情』など、豪華全36曲を収録したベスト・オブ・ベスト!」と記載されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 誰も誰も知らない 時代おくれの酒場
2 赤い風船 この空を飛べたら
3 ギターをひこう 夜の静けさの中で
4 真夜中の電話 ANAK(息子)
5 あなたのおもかげ 生きてりゃいいさ
6 ひとり寝の子守唄 燃えろジングルベル
7 帰りたい帰れない あなたに捧げる歌
8 別れの数え唄 いく時代かがありまして
9 知床旅情 灰色の季節
10 琵琶湖周航の歌 悲しみよ河になれ
11 少年は街を出る 寝た子を起こす子守唄
12 愛のくらし 唯ひとたびの
13 さよならの口笛 ない・もの・ねだり
14 海からの願い 七色の罪
15 風の舟唄 海辺の旅
16 灰色の瞳 陽ざしの中で
17 かもめ挽歌 時には昔の話を
18 あなたの行く朝 百万本のバラ

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『ゴールデン☆ベスト 加藤登紀子 シングルス』

加藤登紀子のベスト・アルバム『花物語』

加藤登紀子のベスト・アルバム『花物語』は、2021年9月1日にリリースされたCD3枚組のアルバムで、Disc1~Disc2に16曲ずつ、Disc3に18曲、合計50曲が収録されています。

Amazonの商品説明には「精力的なコンサート活動を行い、さらに各種メディアで取り上げられている加藤登紀子の最新決定版BESTアルバム。新曲『この手に抱きしめたい』の他、オリジナル&カバー楽曲より『百万本のバラ』、『さくらんぼの実る頃』など花にまつわる楽曲を中心に収録」と記載されています。

(ジャケット)

(収録曲)
収録曲が50曲あるため、掲載を省略します。
⇒Amazonのサイト『花物語』を参照して下さい。

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『花物語』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、加藤登紀子の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1970 BEST30』

『青春歌年鑑 1970 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1970年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc2-№8に『ひとり寝の子守唄』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 黒猫のタンゴ
(皆川おさむ)
新宿の女
(藤圭子)
2 ドリフのズンドコ節
(ザ・ドリフターズ)
X+Y=LOVE
(ちあきなおみ)
3 圭子の夢は夜ひらく
(藤圭子)
空よ
(トワ・エ・モワ)
4 噂の女
(内山田洋とクール・ファイブ)
女のブルース
(藤圭子)
5 手紙
(由紀さおり)
くやしいけれど幸せよ
(奥村チヨ)
6 愛は傷つきやすく
(ヒデとロザンナ)
老人と子供のポルカ
(左ト全とひまわりキティーズ)
7 今日でお別れ
(菅原洋一)
夜と朝のあいだに
(ピーター)
8 京都の恋
(渚ゆう子)
ひとり寝の子守唄
(加藤登紀子)
9 白い色は恋人の色
(ベッツィ&クリス)
もう恋なのか
(にしきのあきら)
10 愛の旅路を
(内山田洋とクール・ファイブ)
土曜の夜何かが起きる
(黛ジュン)
11 経験
(辺見マリ)
白い鳥にのって
(はしだのりひことシューベルツ)
12 白い蝶のサンバ
(森山加代子)
美しいヴィーナス
(加山雄三)
13 あなたならどうする
(いしだあゆみ)
あしたが生まれる
(フォーリーブス)
14 四つのお願い
(ちあきなおみ)
喧嘩のあとでくちづけを
(いしだあゆみ)
15 逢わずに愛して
(内山田洋とクール・ファイブ)
ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
(ザ・ドリフターズ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

『青春歌年鑑 1971 BEST30』

『青春歌年鑑 1971 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1971年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№2に『知床旅情』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 わたしの城下町
(小柳ルミ子)
あの素晴らしい愛をもう一度
(加藤和彦と北山修)
2 知床旅情
(加藤登紀子)
生きがい
(由紀さおり)
3 また逢う日まで
(尾崎紀世彦)
ざんげの値打ちもない
(北原ミレイ)
4 花嫁
(はしだのりひことクライマックス)
戦争を知らない子供たち
(ジローズ)
5 さらば恋人
(堺正章)
夏の誘惑
(フォーリーブス)
6 17才
(南沙織)
ふたりだけの旅
(はしだのりひことクライマックス)
7 京都慕情
(渚ゆう子)
翼をください
(赤い鳥)
8 雨の御堂筋
(欧陽菲菲)
別れたあとで
(ちあきなおみ)
9 砂漠のような東京で
(いしだあゆみ)
潮風のメロディ
(南沙織)
10 雨がやんだら
(朝丘雪路)
誰もいない海
(トワ・エ・モワ)
11 昨日・今日・明日
(井上順)
熱い涙
(にしきのあきら)
12 女の意地
(西田佐知子)
青いリンゴ
(野口五郎)
13 空に太陽がある限り
(にしきのあきら)
月光仮面
(モップス)
14 真夏の出来事
(平山三紀)
中途半端はやめて
(奥村チヨ)
15 さいはて慕情
(渚ゆう子)
水色の恋
(天地真理)

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『青春歌年鑑 1971 BEST30』

1960年代

Posted by hides