竹越ひろ子 – 『東京流れもの』

2024-01-18

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代を中心に活躍していた、竹越ひろ子の楽曲を取り上げます。

竹越ひろ子の楽曲について

竹越ひろ子(たけこし・ひろこ)は1961年に『汽車ポッポのタンゴ』でデビューした(※)後、約40枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(竹越ひろ子)を参照して下さい。

(※)Wikipediaには「プロレスファンであった所から、力道山に見出され1963年10月キングレコードより、『男の行く道』でデビュー」と記載されていますが、DiscogsKAYŌ DAYには最も古いシングルとして『汽車ポッポのタンゴ』が記載されています。

竹越ひろ子のシングル『東京流れもの』

竹越ひろ子のシングル『東京流れもの』は、1965年8月にリリースされてヒットしました。

『東京流れもの』の原曲は作曲者不詳の伝承歌で、竹越ひろ子以外にも複数のアーティストがカバーしています。
⇒詳細は、Wikipedia(東京流れもの)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1965年8月リリース
A 東京流れもの
作詞:永井ひろし
作曲:不詳、採譜:桜田誠一
B 放浪
作詞:藤間哲郎
作曲:不詳、採譜:桜田誠一

竹越ひろ子のシングル『カスバの女』

竹越ひろ子のシングル『カスバの女』は、1967年6月にリリースされてヒットしました。

『カスバの女』の原曲はエト邦枝が1955年にリリースした楽曲で、緑川アコも1967年6月にカバー・バージョンをリリースしてヒットさせています。
⇒詳細は、Wikipedia(カスバの女)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1967年6月リリース
A カスバの女
作詞:大高ひさを
作曲:久我山明
B おんな一匹の唄
作詞:藤間哲郎
作曲:白石十四男

竹越ひろ子のシングル『サマー・ブルー』

竹越ひろ子のシングル『サマー・ブルー』は、1972年にリリースされましたが、あまりヒットしなかったようで、今では入手困難だと思います。

なお、A面の『サマー・ブルー』は資生堂ビューティケイク ブロンズⅡ 「裸足の夏」のCMソング、B面の『サメに喰われた娘』の作詞は能吉利人(=野坂昭如)で、野坂昭如が1972年にリリースした自主制作アルバム『鬱と躁(※)』に収録されています。

(※)『鬱と躁』は2000年10月10日にCDがリリースされ、2011年12月21日にはリマスター盤がリリースされています。
⇒詳細は、Amazon(鬱と躁)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1972年リリース
A サマー・ブルー
作詞:杉山登志
作曲:桜井順
B サメに喰われた娘
作詞:能吉利人
作曲:桜井順

竹越ひろ子のアルバムについて

竹越ひろ子のアルバムは何枚かリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを1枚ご紹介します。

竹越ひろ子のベスト・アルバム『決定版2022 竹越ひろ子』

数あるベスト・アルバムの中で、最新かつ最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年12月8日にリリースされた『決定版2022 竹越ひろ子』だと思います。

このアルバムにはシングル曲を中心に18曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 東京流れもの
2 放浪
3 カスバの女
4 それが男というものさ
5 赤い皮ジャン
6 海の蝶
7 ながれ舟
8 ひとりぼっちのブルース
9 お酒が泣いている
10 細い身体が折れるまで
11 札束(ゼニ)のブルース
12 男の行く道
13 天上天下ただひとり
14 東京無宿
15 モンゴル小唄
16 東京落葉
17 どん底の唄
18 酒に想いを

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『決定版2022 竹越ひろ子』

1960年代

Posted by hides