竹越ひろ子 – 『東京流れもの』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代を中心に活躍していた、竹越ひろ子の楽曲を取り上げます。
竹越ひろ子の楽曲について
竹越ひろ子(たけこし・ひろこ)は1961年に『汽車ポッポのタンゴ』でデビューした(※)後、約40枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(竹越ひろ子)を参照して下さい。
(※)Wikipediaには「プロレスファンであった所から、力道山に見出され1963年10月キングレコードより、『男の行く道』でデビュー」と記載されていますが、DiscogsやKAYŌ DAYには最も古いシングルとして『汽車ポッポのタンゴ』が記載されています。
竹越ひろ子のシングル『東京流れもの』
竹越ひろ子のシングル『東京流れもの』は、1965年8月にリリースされてヒットしました。
『東京流れもの』の原曲は作曲者不詳の伝承歌で、竹越ひろ子以外にも複数のアーティストがカバーしています。
⇒詳細は、Wikipedia(東京流れもの)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
1965年8月リリース | |
A | 東京流れもの 作詞:永井ひろし 作曲:不詳、採譜:桜田誠一 |
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B | 放浪 作詞:藤間哲郎 作曲:不詳、採譜:桜田誠一 |
竹越ひろ子のシングル『カスバの女』
竹越ひろ子のシングル『カスバの女』は、1967年6月にリリースされてヒットしました。
『カスバの女』の原曲はエト邦枝が1955年にリリースした楽曲で、緑川アコも1967年6月にカバー・バージョンをリリースしてヒットさせています。
⇒詳細は、Wikipedia(カスバの女)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
1967年6月リリース | |
A | カスバの女 作詞:大高ひさを 作曲:久我山明 |
||
B | おんな一匹の唄 作詞:藤間哲郎 作曲:白石十四男 |
竹越ひろ子のシングル『サマー・ブルー』
竹越ひろ子のシングル『サマー・ブルー』は、1972年にリリースされましたが、あまりヒットしなかったようで、今では入手困難だと思います。
なお、A面の『サマー・ブルー』は資生堂ビューティケイク ブロンズⅡ 「裸足の夏」のCMソング、B面の『サメに喰われた娘』の作詞は能吉利人(=野坂昭如)で、野坂昭如が1972年にリリースした自主制作アルバム『鬱と躁(※)』に収録されています。
(※)『鬱と躁』は2000年10月10日にCDがリリースされ、2011年12月21日にはリマスター盤がリリースされています。
⇒詳細は、Amazon(鬱と躁)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | ![]() |
1972年リリース | |
A | サマー・ブルー 作詞:杉山登志 作曲:桜井順 |
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B | サメに喰われた娘 作詞:能吉利人 作曲:桜井順 |
竹越ひろ子のアルバムについて
竹越ひろ子のアルバムは何枚かリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを1枚ご紹介します。
竹越ひろ子のベスト・アルバム『決定版2022 竹越ひろ子』
数あるベスト・アルバムの中で、最新かつ最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年12月8日にリリースされた『決定版2022 竹越ひろ子』だと思います。
このアルバムにはシングル曲を中心に18曲が収録されています。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
1 | 東京流れもの |
2 | 放浪 |
3 | カスバの女 |
4 | それが男というものさ |
5 | 赤い皮ジャン |
6 | 海の蝶 |
7 | ながれ舟 |
8 | ひとりぼっちのブルース |
9 | お酒が泣いている |
10 | 細い身体が折れるまで |
11 | 札束(ゼニ)のブルース |
12 | 男の行く道 |
13 | 天上天下ただひとり |
14 | 東京無宿 |
15 | モンゴル小唄 |
16 | 東京落葉 |
17 | どん底の唄 |
18 | 酒に想いを |
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『決定版2022 竹越ひろ子』
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