菅原洋一 – 『知りたくないの』

2024-01-18

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代を中心に活躍していた、菅原洋一の楽曲を取り上げます。

菅原洋一の楽曲について

菅原洋一(すがわら・よういち)は1962年にレコード・デビューした後、多くの楽曲をリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(菅原洋一)を参照して下さい。

菅原洋一のシングル『知りたくないの』

菅原洋一のシングル『知りたくないの』は1965年10月5日に『恋心』のB面としてリリースされ、1967年にA面とB面を入替えて再発売した後に大ヒットし、第18回NHK紅白歌合戦(1967年)で歌唱(※)しています。

なお、『恋心』のオリジナルはエンリコ・マシアス(Enrico Macias)が1964年にリリースした『L’Amour, c’est pour rien(邦題は『恋心』)』、『知りたくないの』のオリジナルはレス・ポール&メリー・フォード(Les Paul & Mary Ford)が1953年にリリースした『I Really Don’t Want to Know(邦題は『たそがれのワルツ』)』です。
⇒詳細は、Wikipedia(知りたくないの)を参照して下さい。

(※)紅白歌合戦については、第18回(1967年)・第24回(1973年)・第30回(1979年)で『知りたくないの』を歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1965年10月5日リリース
A 恋心
日本語詞:なかにし礼
作曲:Enrico Macias
B 知りたくないの
日本語詞:なかにし礼
作曲:Don Robertson
2 1967年リリース(A面とB面を入替えて再発売)
A 知りたくないの
日本語詞:なかにし礼
作曲:Don Robertson
B 恋心
日本語詞:なかにし礼
作曲:Enrico Macias

菅原洋一のシングル『今日でお別れ』

菅原洋一のシングル『今日でお別れ』は1967年3月にリリースされ、1969年12月25日にアレンジとカップリングを替えて再発売した後に大ヒットし、第12回日本レコード大賞(1970年)で大賞を受賞すると共に、第21回NHK紅白歌合戦(1970年)でも歌唱(※)しています。
⇒詳細は、Wikipedia(今日でお別れ)を参照して下さい。

(※)紅白歌合戦については、第21回(1970年)・第24回(1973年)で『今日でお別れ』を歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1967年3月リリース
A 今日でお別れ
作詞:なかにし礼
作曲:宇井あきら
B 嘆きのタンゴ
作詞:なかにし礼
作曲:宇井あきら
2 1969年12月25日リリース(B面を差替えて再発売)
A 今日でお別れ
作詞:なかにし礼
作曲:宇井あきら
B あなただけなの
作詞:小黒惠子
作曲:下村耕史

菅原洋一のシングル『誰もいない』

菅原洋一のシングル『誰もいない』は1968年4月5日にリリースされた曲です。
それほどヒットした曲ではないと思いますが、テレビやラジオでは何度も耳にしましたので、とても印象に残っています。

ジャケット 曲名
1 1968年4月5日リリース
A 誰もいない
作詞:なかにし礼
作曲:大六和元
B その先は聞かないで
作詞:世志凡太
作曲:森岡賢一郎

菅原洋一のシングル『忘れな草をあなたに』

菅原洋一のシングル『忘れな草をあなたに』は1971年11月10日にリリースされてヒットし、第22回紅白歌合戦(1971年)で歌唱(※)しています。

なお、『忘れな草をあなたに』のオリジナルはヴォーチェ・アンジェリカが1963年にリリースした『忘れな草をあなたに』、『愛のために死す』のオリジナルはシャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)が1971年にリリースした『Mourir d’aimer(邦題は『愛のために死す』または『炎の恋』)』です。
⇒詳細は、Wikipedia(忘れな草をあなたに)を参照して下さい。

(※)紅白歌合戦については、第22回(1971年)・第35回(1984年)で『忘れな草をあなたに』を歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1971年11月10日リリース
A 忘れな草をあなたに
作詞:木下龍太郎
作曲:江口浩司
B 愛のために死す
日本語詞:片桐和子
作曲:Charles Aznavour

菅原洋一のアルバムについて

菅原洋一のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを2枚ご紹介します。

菅原洋一のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 菅原洋一 シングル・コレクション』

数あるベスト・アルバムの中で、最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年6月9日にリリース(※)された『ゴールデン☆ベスト 菅原洋一 シングル・コレクション』だと思います。

(※)2006年3月1日にリリース、2012年12月5日に再発売されたアルバムですが、2021年6月9日に「スペシャル・プライス盤を期間限定でアンコール・プレス」されたものです。

このアルバムにはシングル曲19曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 知りたくないの
2 芽生えて そして
3 誰もいない
4 愛のブルース
5 今日でお別れ
6 愛のフィナーレ
7 忘れな草をあなたに
8 愛の嵐
9 乳母車
10 三流の人生
11 あなたがすべて
12 アマン with シルビア
13 愛しいひとよ
14 離別
15 1990年
16 風の盆
17 恋すみれ
18 白夜抄~北のおもいで~
19 愛の讃歌

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菅原洋一のCD-BOX『菅原洋一全集』

2012年11月15日にリリースされた『菅原洋一全集』は、5枚組のCD-BOXでDisc1~Disc2が「ヒット・コレクション」、Disc3~Disc4が「カバー・コレクション」、Disc5が「タンゴの世界 アルフレッド・ハウゼと共に」という構成になっており、合計100曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)
収録曲が100曲あるため、掲載を省略します。
⇒発売元のサイト『菅原洋一全集』を参照して下さい。

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『菅原洋一全集』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、菅原洋一の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1965 BEST30』

『青春歌年鑑 1965 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1965年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc2-№13に『知りたくないの』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 ラストダンスは私に
(越路吹雪)
サン・トワ・マミー
(越路吹雪)
2 ウナセラディ東京
(和田弘とマヒナスターズ)

(美空ひばり)
3 悲しき願い
(尾藤イサオ)
二人の世界
(石原裕次郎)
4 女の意地
(西田佐知子)
私を愛して
(奥村チヨ)
5 愛して愛して愛しちゃったのよ
(和田弘とマヒナスターズ)
涙くんさよなら
(和田弘とマヒナスターズ)
6 ナポリは恋人(Napoli Fortuna Mia)
(弘田三枝子)
アンジェリータ
(ダーク・ダックス)
7 ごめんネ…ジロー
(奥村チヨ)
朝日のあたる家
(ダニー飯田とパラダイス・キング)
8 赤坂の夜は更けて
(西田佐知子)
夢見るシャンソン人形
(弘田三枝子)
9 下町育ち
(笹みどり)
恋する瞳
(伊東ゆかり)
10 さよならはダンスの後に
(倍賞千恵子)
スエーデンの城
(岸洋子)
11 チキン・オブ・ザ・シー
(ジャニーズ)
夏の日の想い出
(日野てる子)
12 まつのき小唄
(二宮ゆき子)
君に涙とほほえみを
(布施明)
13 くやしいじゃないの
(森山加代子)
知りたくないの
(菅原洋一)
14 赤いグラス
(アイ・ジョージと志摩ちなみ)
砂に消えた涙
(弘田三枝子)
15 ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
(越路吹雪)
アイドルを探せ
(中尾ミエ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

『青春歌年鑑 1970 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1970年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№7に『今日でお別れ』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 黒猫のタンゴ
(皆川おさむ)
新宿の女
(藤圭子)
2 ドリフのズンドコ節
(ザ・ドリフターズ)
X+Y=LOVE
(ちあきなおみ)
3 圭子の夢は夜ひらく
(藤圭子)
空よ
(トワ・エ・モワ)
4 噂の女
(内山田洋とクール・ファイブ)
女のブルース
(藤圭子)
5 手紙
(由紀さおり)
くやしいけれど幸せよ
(奥村チヨ)
6 愛は傷つきやすく
(ヒデとロザンナ)
老人と子供のポルカ
(左ト全とひまわりキティーズ)
7 今日でお別れ
(菅原洋一)
夜と朝のあいだに
(ピーター)
8 京都の恋
(渚ゆう子)
ひとり寝の子守唄
(加藤登紀子)
9 白い色は恋人の色
(ベッツィ&クリス)
もう恋なのか
(にしきのあきら)
10 愛の旅路を
(内山田洋とクール・ファイブ)
土曜の夜何かが起きる
(黛ジュン)
11 経験
(辺見マリ)
白い鳥にのって
(はしだのりひことシューベルツ)
12 白い蝶のサンバ
(森山加代子)
美しいヴィーナス
(加山雄三)
13 あなたならどうする
(いしだあゆみ)
あしたが生まれる
(フォーリーブス)
14 四つのお願い
(ちあきなおみ)
喧嘩のあとでくちづけを
(いしだあゆみ)
15 逢わずに愛して
(内山田洋とクール・ファイブ)
ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
(ザ・ドリフターズ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

1960年代

Posted by hides