上條恒彦 – 『出発の歌』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970年代を中心に活躍していた、上條恒彦の楽曲を取り上げます。
上條恒彦の楽曲について
上條恒彦(かみじょう・つねひこ)は、1969年11月に『雨よふれ(c/w 青空が青かった)』をリリースした後、約30枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(上條恒彦)を参照して下さい。
上條恒彦の2nd.シングル『さとうきび畑』
上條恒彦の2nd.シングル『さとうきび畑』は、1971年1月に『仲間』のB面としてリリースされました。
なお、『さとうきび畑』と言えば森山良子バージョンが有名なので、森山良子 – 『この広い野原いっぱい』を併せてご参照下さい。
⇒詳細は、Wikipedia(さとうきび畑)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
2 | ![]() |
1971年1月リリース | |
A | 仲間 作詞:藤田敏雄 作曲:いずみたく |
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B | さとうきび畑 作詞:寺島尚彦 作曲:寺島尚彦 |
上條恒彦の3rd.シングル『出発の歌』
上條恒彦の3rd.シングル『出発の歌』は1971年11月25日リリースで、第2回世界歌謡祭(本選は1971年11月27日(土))でグランプリ・歌唱賞を受賞し、オリコンで「最高位:5位、登場週数:21週、売上数:29.1万枚」を記録する大ヒットになり、第23回紅白歌合戦(1972年)でも歌唱しました。
なお、『出発の歌』は「上條恒彦+六文銭」名義でリリースされていますので、六文銭 – 『さよならだけが人生ならば』を併せてご参照下さい。
⇒詳細は、Wikipedia(出発の歌)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
3 | ![]() |
1971年11月25日リリース | |
A | 出発(たびだち)の歌-失われた時を求めて- 作詞:及川恒平 作曲:小室等 歌:上條恒彦+六文銭 |
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B | アルカディア-理想郷- 作詞:かぜ耕士 作曲:小室等 歌:上條恒彦 |
上條恒彦の4th.シングル『だれかが風の中で』
上條恒彦の4th.シングル『だれかが風の中で』は1972年1月5日リリースで、テレビドラマ「木枯し紋次郎(第1部:1972年1月1日~1972年5月27日、第2部:1972年11月18日~1973年3月31日放送)」の主題歌に採用され、オリコンで「最高位:8位、登場週数:22週、売上数:23.6万枚」を記録する大ヒットになりました。
⇒詳細は、Wikipedia(だれかが風の中で)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
4 | ![]() |
1972年1月5日リリース | |
A | だれかが風の中で 作詞:和田夏十 作曲:小室等 |
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B | 橋 作詞:土井大助 作曲:すぎやまこういち |
上條恒彦の11th.シングル『天下堂々』
上條恒彦の11th.シングル『天下堂々』は1974年2月にリリースされ、テレビドラマ「天下堂々(1973年10月5日~1974年9月27日放送)」の主題歌に採用されました。
⇒詳細は、Wikipedia(天下堂々)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
11 | ![]() |
1974年2月リリース | |
A | 天下堂々 作詞:早坂暁 作曲:山本直純 |
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B | さよならの世界 作詞:世良基 作曲:世良基 |
上條恒彦のアルバムについて
上條恒彦のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムとオリジナル・アルバムを1枚ずつご紹介します。
上條恒彦のベスト・アルバム『上條恒彦 コレクション』
1999年11月26日にリリースされた『上條恒彦 コレクション』には、代表的なシングル曲が16曲収録されています。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
1 | 出発の歌~失われた時を求めて~ | 3rd.シングルのA面 |
2 | 雨よふれ | 1st.シングルのA面 |
3 | 仲間 | 2nd.シングルのA面 |
4 | さとうきび畑 | 2nd.シングルのB面 |
5 | アルカディア~理想郷~ | 3rd.シングルのB面 |
6 | だれかが風の中で | 4th.シングルのA面 |
7 | 都会の朝 | 8th.シングルのA面 |
8 | 珊瑚礁に何を見た | 9th.シングルのA面 |
9 | 橋 | 4th.シングルのB面 |
10 | 昨日はもう過ぎ去って | 10th.シングルのA面 |
11 | 天下堂々 | 11th.シングルのA面 |
12 | さよならの世界 | 11th.シングルのB面 |
13 | 蒼空 | 12th.シングルのA面 |
14 | 橋のうえで | 13th.シングルのA面 |
15 | 風の声 | 19th.シングルのA面 |
16 | 鎌倉は子守唄 | 21st.シングルのA面 |
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『上條恒彦 コレクション』
上條恒彦のオリジナル・アルバム『出発(たびだち)の歌 グランプリ』
1994年6月22日にリリースされた『出発(たびだち)の歌 グランプリ』は、1972年2月25日にリリースされた2nd.アルバムのCD版で、3rd.シングル~4th.シングルのA面・B面を含む12曲が収録されています。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
1 | 出発の歌 | 3rd.シングルのA面 |
2 | 風のマーチ | |
3 | だれかが風の中で | 4th.シングルのA面 |
4 | アルカディア | 3rd.シングルのB面 |
5 | 橋 | 4th.シングルのB面 |
6 | 夢をみたよ | |
7 | ただ愛に生きるだけ | |
8 | ケ・サ・ラ | |
9 | ダウン・バイ・ザ・リバーサイド | |
10 | 我が子は去り行く | |
11 | こげよマイケル | |
12 | バラはあこがれ |
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『出発(たびだち)の歌 グランプリ』
『青春歌年鑑』について
『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、上條恒彦の楽曲が収録されている商品をご紹介します。
(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
『青春歌年鑑 1972 BEST30』
『青春歌年鑑 1972 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1972年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc1-№11に『だれかが風の中で』、Disc2-№11に『出発の歌』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
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1 | 女の道 (宮史郎とぴんからトリオ) |
終着駅 (奥村チヨ) |
2 | 瀬戸の花嫁 (小柳ルミ子) |
夜汽車 (欧陽菲菲) |
3 | さよならをするために (ビリー・バンバン) |
純潔 (南沙織) |
4 | 旅の宿 (よしだたくろう) |
せんせい (森昌子) |
5 | ひとりじゃないの (天地真理) |
雨のエアポート (欧陽菲菲) |
6 | 喝采 (ちあきなおみ) |
男の子女の子 (郷ひろみ) |
7 | ちいさな恋 (天地真理) |
誰も知らない (伊東ゆかり) |
8 | 太陽がくれた季節 (青い三角定規) |
どうにもとまらない (山本リンダ) |
9 | 悪魔がにくい (平田隆夫とセルスターズ) |
別れてよかった (小川知子) |
10 | 夜明けの停車場 (石橋正次) |
耳をすましてごらん (本田路津子) |
11 | だれかが風の中で (上條恒彦) |
出発の歌 (上條恒彦) |
12 | 結婚しようよ (よしだたくろう) |
望郷子守唄 (高倉健) |
13 | 愛する人はひとり (尾崎紀世彦) |
長崎慕情 (渚ゆう子) |
14 | サルビアの花 (もとまろ) |
哀愁のページ (南沙織) |
15 | 虹と雪のバラード (トワ・エ・モワ) |
赤色エレジー (あがた森魚) |
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『青春歌年鑑 1972 BEST30』
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