上條恒彦 – 『出発の歌』

2024-01-30

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970年代を中心に活躍していた、上條恒彦の楽曲を取り上げます。

上條恒彦の楽曲について

上條恒彦(かみじょう・つねひこ)は、1969年11月に『雨よふれ(c/w 青空が青かった)』をリリースした後、約30枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(上條恒彦)を参照して下さい。

上條恒彦の2nd.シングル『さとうきび畑』

上條恒彦の2nd.シングル『さとうきび畑』は、1971年1月に『仲間』のB面としてリリースされました。

なお、『さとうきび畑』と言えば森山良子バージョンが有名なので、森山良子 – 『この広い野原いっぱい』を併せてご参照下さい。
⇒詳細は、Wikipedia(さとうきび畑)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
2 1971年1月リリース
A 仲間
作詞:藤田敏雄
作曲:いずみたく
B さとうきび畑
作詞:寺島尚彦
作曲:寺島尚彦

上條恒彦の3rd.シングル『出発の歌』

上條恒彦の3rd.シングル『出発の歌』は1971年11月25日リリースで、第2回世界歌謡祭(本選は1971年11月27日(土))でグランプリ・歌唱賞を受賞し、オリコンで「最高位:5位、登場週数:21週、売上数:29.1万枚」を記録する大ヒットになり、第23回紅白歌合戦(1972年)でも歌唱しました。

なお、『出発の歌』は「上條恒彦+六文銭」名義でリリースされていますので、六文銭 – 『さよならだけが人生ならば』を併せてご参照下さい。
⇒詳細は、Wikipedia(出発の歌)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
3 1971年11月25日リリース
A 出発(たびだち)の歌-失われた時を求めて-
作詞:及川恒平
作曲:小室等
歌:上條恒彦+六文銭
B アルカディア-理想郷-
作詞:かぜ耕士
作曲:小室等
歌:上條恒彦

上條恒彦の4th.シングル『だれかが風の中で』

上條恒彦の4th.シングル『だれかが風の中で』は1972年1月5日リリースで、テレビドラマ「木枯し紋次郎(第1部:1972年1月1日~1972年5月27日、第2部:1972年11月18日~1973年3月31日放送)」の主題歌に採用され、オリコンで「最高位:8位、登場週数:22週、売上数:23.6万枚」を記録する大ヒットになりました。
⇒詳細は、Wikipedia(だれかが風の中で)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
4 1972年1月5日リリース
A だれかが風の中で
作詞:和田夏十
作曲:小室等
B
作詞:土井大助
作曲:すぎやまこういち

上條恒彦の11th.シングル『天下堂々』

上條恒彦の11th.シングル『天下堂々』は1974年2月にリリースされ、テレビドラマ「天下堂々(1973年10月5日~1974年9月27日放送)」の主題歌に採用されました。
⇒詳細は、Wikipedia(天下堂々)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
11 1974年2月リリース
A 天下堂々
作詞:早坂暁
作曲:山本直純
B さよならの世界
作詞:世良基
作曲:世良基

上條恒彦のアルバムについて

上條恒彦のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムとオリジナル・アルバムを1枚ずつご紹介します。

上條恒彦のベスト・アルバム『上條恒彦 コレクション』

1999年11月26日にリリースされた『上條恒彦 コレクション』には、代表的なシングル曲が16曲収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 出発の歌~失われた時を求めて~ 3rd.シングルのA面
2 雨よふれ 1st.シングルのA面
3 仲間 2nd.シングルのA面
4 さとうきび畑 2nd.シングルのB面
5 アルカディア~理想郷~ 3rd.シングルのB面
6 だれかが風の中で 4th.シングルのA面
7 都会の朝 8th.シングルのA面
8 珊瑚礁に何を見た 9th.シングルのA面
9 4th.シングルのB面
10 昨日はもう過ぎ去って 10th.シングルのA面
11 天下堂々 11th.シングルのA面
12 さよならの世界 11th.シングルのB面
13 蒼空 12th.シングルのA面
14 橋のうえで 13th.シングルのA面
15 風の声 19th.シングルのA面
16 鎌倉は子守唄 21st.シングルのA面

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『上條恒彦 コレクション』

上條恒彦のオリジナル・アルバム『出発(たびだち)の歌 グランプリ』

1994年6月22日にリリースされた『出発(たびだち)の歌 グランプリ』は、1972年2月25日にリリースされた2nd.アルバムのCD版で、3rd.シングル~4th.シングルのA面・B面を含む12曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 出発の歌 3rd.シングルのA面
2 風のマーチ
3 だれかが風の中で 4th.シングルのA面
4 アルカディア 3rd.シングルのB面
5 4th.シングルのB面
6 夢をみたよ
7 ただ愛に生きるだけ
8 ケ・サ・ラ
9 ダウン・バイ・ザ・リバーサイド
10 我が子は去り行く
11 こげよマイケル
12 バラはあこがれ

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『出発(たびだち)の歌 グランプリ』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、上條恒彦の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1972 BEST30』

『青春歌年鑑 1972 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1972年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№11に『だれかが風の中で』、Disc2-№11に『出発の歌』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 女の道
(宮史郎とぴんからトリオ)
終着駅
(奥村チヨ)
2 瀬戸の花嫁
(小柳ルミ子)
夜汽車
(欧陽菲菲)
3 さよならをするために
(ビリー・バンバン)
純潔
(南沙織)
4 旅の宿
(よしだたくろう)
せんせい
(森昌子)
5 ひとりじゃないの
(天地真理)
雨のエアポート
(欧陽菲菲)
6 喝采
(ちあきなおみ)
男の子女の子
(郷ひろみ)
7 ちいさな恋
(天地真理)
誰も知らない
(伊東ゆかり)
8 太陽がくれた季節
(青い三角定規)
どうにもとまらない
(山本リンダ)
9 悪魔がにくい
(平田隆夫とセルスターズ)
別れてよかった
(小川知子)
10 夜明けの停車場
(石橋正次)
耳をすましてごらん
(本田路津子)
11 だれかが風の中で
(上條恒彦)
出発の歌
(上條恒彦)
12 結婚しようよ
(よしだたくろう)
望郷子守唄
(高倉健)
13 愛する人はひとり
(尾崎紀世彦)
長崎慕情
(渚ゆう子)
14 サルビアの花
(もとまろ)
哀愁のページ
(南沙織)
15 虹と雪のバラード
(トワ・エ・モワ)
赤色エレジー
(あがた森魚)

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『青春歌年鑑 1972 BEST30』

1970年代

Posted by hides