加藤和彦 – 『あの素晴しい愛をもう一度』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970年代を中心に活躍していた、加藤和彦の楽曲を取り上げます。
加藤和彦の楽曲について
加藤和彦(かとう・かずひこ)は、1969年4月10日に『僕のおもちゃ箱(c/w 明日晴れるか)』をリリースした後、約20枚のシングルをリリースしています(※)が、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
(※)Wikipediaには、ソロ・シングル15枚とコラボレーション・シングル5枚が記載されています。
⇒詳細は、Wikipedia(加藤和彦)を参照して下さい。
なお、「ザ・フォーク・クルセダーズ」名義の楽曲については「ザ・フォーク・クルセダーズ – 『帰って来たヨッパライ』」、「自切俳人とヒューマン・ズー」名義の楽曲については「自切俳人とヒューマン・ズー – 『孤独のマラソン・ランナー』」を参照して下さい。
加藤和彦の1st.シングル『僕のおもちゃ箱』
加藤和彦の1st.シングル『僕のおもちゃ箱』は、1969年4月10日にリリースされ、オリコンで「最高位:70位、登場週数:4週、売上数:1.2万枚」を記録しました。
⇒詳細は、Wikipedia(僕のおもちゃ箱)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1969年4月10日リリース | ||
A | 僕のおもちゃ箱 作詞:北山修 作曲:加藤和彦 |
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B | 明日晴れるか 作詞:阿久悠 作曲:加藤和彦 |
加藤和彦の3rd.シングル『ぼくのそばにおいでよ』
加藤和彦の3rd.シングル『ぼくのそばにおいでよ』は、1969年10月10日にリリースされ、オリコンではチャート・インしなかったものの、テレビやラジオではよく流れており、個人的には結構好きでした。
なお、『ぼくのそばにおいでよ』の原曲は、エリック・アンダーソン(Eric Andersen)が1964年にリリースした『COME TO MY BEDSIDE』です。
⇒詳細は、Wikipedia(ぼくのそばにおいでよ)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
3 | 1969年10月10日リリース | ||
A | ぼくのそばにおいでよ 作詞:Eric Andersen、訳詞:日高仁 作曲:Eric Andersen |
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B | アーサーのブティック 作詞:松山猛 作曲:加藤和彦 |
加藤和彦と北山修のコラボレーション・シングル『あの素晴しい愛をもう一度』
加藤和彦と北山修のコラボレーション・シングル『あの素晴しい愛をもう一度』は1971年4月5日リリースで、大成建設のCMソングに採用され、オリコンで「最高位:10位、登場週数:25週、売上数:23.9万枚」を記録する大ヒットになりました。
⇒詳細は、Wikipedia(あの素晴しい愛をもう一度)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1971年4月5日リリース | ||
A | あの素晴しい愛をもう一度 作詞:北山修 作曲:加藤和彦 |
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B | 僕を呼ぶ故郷 作詞:北山修 作曲:加藤和彦 |
↓このシングルは、2009年12月16日にマキシ・シングルとして復刻されています。
なお、このCDにはザ・フォーク・クルセダーズの『青年は荒野をめざす』『悲しくてやりきれない』がボーナス・トラックとして追加されています。
『memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~』
加藤和彦の4th.シングル『家をつくるなら』
加藤和彦の4th.シングル『家をつくるなら』は1973年3月20日にリリースされ、パナホームのCMソングに採用されました。
オリコンではチャート・インしませんでしたが、今でもCMで流れており、とても懐かしく感じます。
⇒詳細は、Wikipedia(家をつくるなら)を参照して下さい。
なお、B面の『不思議な日』は、「1970年に小野和子へ提供した曲のセルフカバー」だそうです。
⇒小野和子の楽曲については、小野和子 – 『帰らない人』を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
4 | 1973年3月20日リリース | ||
A | 家をつくるなら 作詞:松山猛 作曲:加藤和彦 |
||
B | 不思議な日 作詞:松山猛 作曲:加藤和彦 |
加藤和彦のアルバムについて
加藤和彦のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを2枚ご紹介します。
加藤和彦のベスト・アルバム『Memories 加藤和彦作品集』
2002年12月11日にリリースされた『Memories 加藤和彦作品集』には、「ザ・フォーク・クルセダーズ」時代の楽曲を含め、代表的な「加藤和彦」作品が21曲収録されています。
⇒詳細は、Wikipedia(Memories 加藤和彦作品集)を参照して下さい。
(収録曲)
№ | 曲名 | 備考(収録元) |
---|---|---|
1 | メモリーズ | |
2 | 僕のおもちゃ箱 | 1st.シングルのA面 |
3 | もしも、もしも、もしも | |
4 | ぼくのそばにおいでよ | 3rd.シングルのA面 |
5 | オーブル街 | ザ・フォーク・クルセダーズ |
6 | 9月はほうき星が流れる時 | |
7 | 日本の幸福 | 2nd.シングルのB面 |
8 | 明日晴れるか | 1st.シングルのB面 |
9 | 悲しくてやりきれない | ザ・フォーク・クルセダーズ |
10 | 不思議な日 | 4th.シングルのB面 |
11 | 雨の糸 | ザ・フォーク・クルセダーズ |
12 | 僕を呼ぶ故郷 | 加藤和彦と北山修 |
13 | 花のかおりに | ザ・フォーク・クルセダーズ |
14 | 家をつくるなら | 4th.シングルのA面 |
15 | ネズミ・チュウ・チュウ、ネコ・ニャン・ニャン | 2nd.シングルのA面 |
16 | アーサーのブティック | 3rd.シングルのB面 |
17 | 青年は荒野をめざす | ザ・フォーク・クルセダーズ |
18 | あの素晴らしい愛をもう一度 | 加藤和彦と北山修 |
19 | シンガプーラ | 5th.シングルのA面 |
20 | それから先のことは | |
21 | メモリーズ(Reprise) |
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『Memories 加藤和彦作品集』
加藤和彦のベスト・アルバム『Catch-22+2』
2017年6月28日にリリースされた『Catch-22+2』は、1977年10月5日にリリースされたアルバム『Catch-22』のCD版で、「ザ・フォーク・クルセダーズ」「サディスティック・ミカ・バンド」の楽曲を含め、代表的な楽曲がCD2枚に収録されています。
⇒詳細は、Wikipedia(Catch-22)を参照して下さい。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | 帰って来たヨッパライ [ザ・フォーク・クルセダーズ] |
サイクリング・ブギ [サディスティック・ミカ・バンド] |
2 | オーブル街 [ザ・フォーク・クルセダーズ] |
影絵小屋 [サディスティック・ミカ・バンド] |
3 | 遠い海へ旅に出た私の恋人 [ザ・フォーク・クルセダーズ] |
空の果てに腰かけて [サディスティック・ミカ・バンド] |
4 | 悲しくてやりきれない [ザ・フォーク・クルセダーズ] |
颱風歌 [サディスティック・ミカ・バンド] |
5 | 花のかおりに [ザ・フォーク・クルセダーズ] |
四季頌歌 [サディスティック・ミカ・バンド] |
6 | 明日晴れるか [第一期ソロ] |
シンガプーラ [第二期ソロ] |
7 | ぼくのそばにおいでよ [第一期ソロ] |
それから先のことは [第二期ソロ] |
8 | ネズミ・チュウ・チュウ・ネコ・ニャン・ニャン[第一期ソロ] | 光る詩 [第二期ソロ] |
9 | 日本の幸福 [第一期ソロ] |
ジャコブ通り [第二期ソロ] |
10 | 家をつくるなら [第一期ソロ] |
キッチン&ベッド [第二期ソロ] |
11 | 不思議な日 [第一期ソロ] |
あの素晴しい愛をもう一度 <ボーナス・トラック> |
12 | カフェ・ル・モンドのメニュー [第一期ソロ] |
僕を呼ぶ故郷 <ボーナス・トラック> |
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『Catch-22+2』
『青春歌年鑑』について
『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、加藤和彦の楽曲が収録されている商品をご紹介します。
(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
『青春歌年鑑 1971 BEST30』
『青春歌年鑑 1971 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1971年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc2-№1に『あの素晴らしい愛をもう一度』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | わたしの城下町 (小柳ルミ子) |
あの素晴らしい愛をもう一度 (加藤和彦と北山修) |
2 | 知床旅情 (加藤登紀子) |
生きがい (由紀さおり) |
3 | また逢う日まで (尾崎紀世彦) |
ざんげの値打ちもない (北原ミレイ) |
4 | 花嫁 (はしだのりひことクライマックス) |
戦争を知らない子供たち (ジローズ) |
5 | さらば恋人 (堺正章) |
夏の誘惑 (フォーリーブス) |
6 | 17才 (南沙織) |
ふたりだけの旅 (はしだのりひことクライマックス) |
7 | 京都慕情 (渚ゆう子) |
翼をください (赤い鳥) |
8 | 雨の御堂筋 (欧陽菲菲) |
別れたあとで (ちあきなおみ) |
9 | 砂漠のような東京で (いしだあゆみ) |
潮風のメロディ (南沙織) |
10 | 雨がやんだら (朝丘雪路) |
誰もいない海 (トワ・エ・モワ) |
11 | 昨日・今日・明日 (井上順) |
熱い涙 (にしきのあきら) |
12 | 女の意地 (西田佐知子) |
青いリンゴ (野口五郎) |
13 | 空に太陽がある限り (にしきのあきら) |
月光仮面 (モップス) |
14 | 真夏の出来事 (平山三紀) |
中途半端はやめて (奥村チヨ) |
15 | さいはて慕情 (渚ゆう子) |
水色の恋 (天地真理) |
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『青春歌年鑑 1971 BEST30』
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