加藤和彦 – 『あの素晴しい愛をもう一度』

2024-04-08

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970年代を中心に活躍していた、加藤和彦の楽曲を取り上げます。

加藤和彦の楽曲について

加藤和彦(かとう・かずひこ)は、1969年4月10日に『僕のおもちゃ箱(c/w 明日晴れるか)』をリリースした後、約20枚のシングルをリリースしています(※)が、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。

(※)Wikipediaには、ソロ・シングル15枚とコラボレーション・シングル5枚が記載されています。
⇒詳細は、Wikipedia(加藤和彦)を参照して下さい。

なお、「ザ・フォーク・クルセダーズ」名義の楽曲については「ザ・フォーク・クルセダーズ – 『帰って来たヨッパライ』」、「自切俳人とヒューマン・ズー」名義の楽曲については「自切俳人とヒューマン・ズー – 『孤独のマラソン・ランナー』」を参照して下さい。

加藤和彦の1st.シングル『僕のおもちゃ箱』

加藤和彦の1st.シングル『僕のおもちゃ箱』は、1969年4月10日にリリースされ、オリコンで「最高位:70位、登場週数:4週、売上数:1.2万枚」を記録しました。
⇒詳細は、Wikipedia(僕のおもちゃ箱)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1969年4月10日リリース
A 僕のおもちゃ箱
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
B 明日晴れるか
作詞:阿久悠
作曲:加藤和彦

加藤和彦の3rd.シングル『ぼくのそばにおいでよ』

加藤和彦の3rd.シングル『ぼくのそばにおいでよ』は、1969年10月10日にリリースされ、オリコンではチャート・インしなかったものの、テレビやラジオではよく流れており、個人的には結構好きでした。

なお、『ぼくのそばにおいでよ』の原曲は、エリック・アンダーソン(Eric Andersen)が1964年にリリースした『COME TO MY BEDSIDE』です。
⇒詳細は、Wikipedia(ぼくのそばにおいでよ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
3 1969年10月10日リリース
A ぼくのそばにおいでよ
作詞:Eric Andersen、訳詞:日高仁
作曲:Eric Andersen
B アーサーのブティック
作詞:松山猛
作曲:加藤和彦

加藤和彦と北山修のコラボレーション・シングル『あの素晴しい愛をもう一度』

加藤和彦と北山修のコラボレーション・シングル『あの素晴しい愛をもう一度』は1971年4月5日リリースで、大成建設のCMソングに採用され、オリコンで「最高位:10位、登場週数:25週、売上数:23.9万枚」を記録する大ヒットになりました。
⇒詳細は、Wikipedia(あの素晴しい愛をもう一度)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1971年4月5日リリース
A あの素晴しい愛をもう一度
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
B 僕を呼ぶ故郷
作詞:北山修
作曲:加藤和彦

↓このシングルは、2009年12月16日にマキシ・シングルとして復刻されています。
なお、このCDにはザ・フォーク・クルセダーズの『青年は荒野をめざす』『悲しくてやりきれない』がボーナス・トラックとして追加されています。
『memorial single~あの素晴しい愛をもう一度~』

加藤和彦の4th.シングル『家をつくるなら』

加藤和彦の4th.シングル『家をつくるなら』は1973年3月20日にリリースされ、パナホームのCMソングに採用されました。
オリコンではチャート・インしませんでしたが、今でもCMで流れており、とても懐かしく感じます。
⇒詳細は、Wikipedia(家をつくるなら)を参照して下さい。

なお、B面の『不思議な日』は、「1970年に小野和子へ提供した曲のセルフカバー」だそうです。
⇒小野和子の楽曲については、小野和子 – 『帰らない人』を参照して下さい。

ジャケット 曲名
4 1973年3月20日リリース
A 家をつくるなら
作詞:松山猛
作曲:加藤和彦
B 不思議な日
作詞:松山猛
作曲:加藤和彦

加藤和彦のアルバムについて

加藤和彦のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを2枚ご紹介します。

加藤和彦のベスト・アルバム『Memories 加藤和彦作品集』

2002年12月11日にリリースされた『Memories 加藤和彦作品集』には、「ザ・フォーク・クルセダーズ」時代の楽曲を含め、代表的な「加藤和彦」作品が21曲収録されています。
⇒詳細は、Wikipedia(Memories 加藤和彦作品集)を参照して下さい。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 メモリーズ
2 僕のおもちゃ箱 1st.シングルのA面
3 もしも、もしも、もしも
4 ぼくのそばにおいでよ 3rd.シングルのA面
5 オーブル街 ザ・フォーク・クルセダーズ
6 9月はほうき星が流れる時
7 日本の幸福 2nd.シングルのB面
8 明日晴れるか 1st.シングルのB面
9 悲しくてやりきれない ザ・フォーク・クルセダーズ
10 不思議な日 4th.シングルのB面
11 雨の糸 ザ・フォーク・クルセダーズ
12 僕を呼ぶ故郷 加藤和彦と北山修
13 花のかおりに ザ・フォーク・クルセダーズ
14 家をつくるなら 4th.シングルのA面
15 ネズミ・チュウ・チュウ、ネコ・ニャン・ニャン 2nd.シングルのA面
16 アーサーのブティック 3rd.シングルのB面
17 青年は荒野をめざす ザ・フォーク・クルセダーズ
18 あの素晴らしい愛をもう一度 加藤和彦と北山修
19 シンガプーラ 5th.シングルのA面
20 それから先のことは
21 メモリーズ(Reprise)

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『Memories 加藤和彦作品集』

加藤和彦のベスト・アルバム『Catch-22+2』

2017年6月28日にリリースされた『Catch-22+2』は、1977年10月5日にリリースされたアルバム『Catch-22』のCD版で、「ザ・フォーク・クルセダーズ」「サディスティック・ミカ・バンド」の楽曲を含め、代表的な楽曲がCD2枚に収録されています。
⇒詳細は、Wikipedia(Catch-22)を参照して下さい。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 帰って来たヨッパライ
[ザ・フォーク・クルセダーズ]
サイクリング・ブギ
[サディスティック・ミカ・バンド]
2 オーブル街
[ザ・フォーク・クルセダーズ]
影絵小屋
[サディスティック・ミカ・バンド]
3 遠い海へ旅に出た私の恋人
[ザ・フォーク・クルセダーズ]
空の果てに腰かけて
[サディスティック・ミカ・バンド]
4 悲しくてやりきれない
[ザ・フォーク・クルセダーズ]
颱風歌
[サディスティック・ミカ・バンド]
5 花のかおりに
[ザ・フォーク・クルセダーズ]
四季頌歌
[サディスティック・ミカ・バンド]
6 明日晴れるか
[第一期ソロ]
シンガプーラ
[第二期ソロ]
7 ぼくのそばにおいでよ
[第一期ソロ]
それから先のことは
[第二期ソロ]
8 ネズミ・チュウ・チュウ・ネコ・ニャン・ニャン[第一期ソロ] 光る詩
[第二期ソロ]
9 日本の幸福
[第一期ソロ]
ジャコブ通り
[第二期ソロ]
10 家をつくるなら
[第一期ソロ]
キッチン&ベッド
[第二期ソロ]
11 不思議な日
[第一期ソロ]
あの素晴しい愛をもう一度
<ボーナス・トラック>
12 カフェ・ル・モンドのメニュー
[第一期ソロ]
僕を呼ぶ故郷
<ボーナス・トラック>

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『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、加藤和彦の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1971 BEST30』

『青春歌年鑑 1971 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1971年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc2-№1に『あの素晴らしい愛をもう一度』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 わたしの城下町
(小柳ルミ子)
あの素晴らしい愛をもう一度
(加藤和彦と北山修)
2 知床旅情
(加藤登紀子)
生きがい
(由紀さおり)
3 また逢う日まで
(尾崎紀世彦)
ざんげの値打ちもない
(北原ミレイ)
4 花嫁
(はしだのりひことクライマックス)
戦争を知らない子供たち
(ジローズ)
5 さらば恋人
(堺正章)
夏の誘惑
(フォーリーブス)
6 17才
(南沙織)
ふたりだけの旅
(はしだのりひことクライマックス)
7 京都慕情
(渚ゆう子)
翼をください
(赤い鳥)
8 雨の御堂筋
(欧陽菲菲)
別れたあとで
(ちあきなおみ)
9 砂漠のような東京で
(いしだあゆみ)
潮風のメロディ
(南沙織)
10 雨がやんだら
(朝丘雪路)
誰もいない海
(トワ・エ・モワ)
11 昨日・今日・明日
(井上順)
熱い涙
(にしきのあきら)
12 女の意地
(西田佐知子)
青いリンゴ
(野口五郎)
13 空に太陽がある限り
(にしきのあきら)
月光仮面
(モップス)
14 真夏の出来事
(平山三紀)
中途半端はやめて
(奥村チヨ)
15 さいはて慕情
(渚ゆう子)
水色の恋
(天地真理)

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『青春歌年鑑 1971 BEST30』

1970年代

Posted by hides