森山加代子 – 『白い蝶のサンバ』

2024-01-27

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代を中心に活躍していた、森山加代子の楽曲を取り上げます。

森山加代子の楽曲について

森山加代子(もりやま・かよこ)は、1960年6月に『月影のナポリ(c/w 白鳥の恋)』でデビューした後、約30枚のシングルをリリースしています(※)が、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。

(※)これとは別に、「ダニー飯田とパラダイス・キング」名義でリリースされ、森山加代子がメイン・ボーカルを担当しているシングルが存在します。
⇒詳細は、Wikipedia(森山加代子)Wikipedia(ダニー飯田とパラダイス・キング)を参照して下さい。

森山加代子の1st.シングル『月影のナポリ』

森山加代子の1st.シングル『月影のナポリ』は、1960年6月にリリースされ、「50万枚を売り上げ」る大ヒットになりました。

『月影のナポリ』のオリジナルは、ミーナ(Mina Mazzini)が1959年9月にリリースした『Tintarella di luna』です。
⇒詳細は、Wikipedia(月影のナポリ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1960年6月リリース
A 月影のナポリ
日本語詞:岩谷時子
作曲:B.D.Filippi
B 白鳥の恋
日本語詞:ホセ・しばさき
作曲:Pyotr Ilyich Tchaikovsky

森山加代子の3rd.シングル『月影のキューバ』

森山加代子の3rd.シングル『月影のキューバ』は、1960年10月にリリースされてヒットし、第11回紅白歌合戦(1960年)でも歌唱しました。

『月影のキューバ』のオリジナルは、セリア・クルーズ(Celia Cruz)が1960年にリリースした『Magica Luna』です。
⇒詳細は、Wikipedia(月影のキューバ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1960年10月リリース
A 月影のキューバ
日本語詞:ホセ・しばさき
作曲:Patrick Welch
B 黄色いバスケット
日本語詞:ホセ・しばさき
作曲:E. Fitzgerald

森山加代子の20th.シングル『白い蝶のサンバ』

森山加代子の20th.シングル『白い蝶のサンバ』は、1970年1月25日にリリースされ、オリコンで「最高位:1位、登場週数:20週、売上数:47.5万枚」を記録する大ヒットになり、第21回紅白歌合戦(1970年)でも歌唱しました。
⇒詳細は、Wikipedia(白い蝶のサンバ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1970年1月25日リリース
A 白い蝶のサンバ
作詞:阿久悠
作曲:井上かつお
B 恋は今死んだ
作詞:阿久悠
作曲:井上かつお

森山加代子の21st.シングル『ふりむいてみても』

森山加代子の21st.シングル『ふりむいてみても』は、1970年5月1日にリリースされ、オリコンで「最高位:35位、登場週数:10週、売上数:4.4万枚」を記録しました。

ジャケット 曲名
1 1970年5月1日リリース
A ふりむいてみても
作詞:阿久悠
作曲:井上かつお
B あなたに酔いしれる
作詞:阿久悠
作曲:井上かつお

森山加代子のアルバムについて

森山加代子のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムを3枚ご紹介します。

森山加代子のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 森山加代子』

2019年2月20日にリリースされた『ゴールデン☆ベスト 森山加代子』には、代表的なシングル曲を中心に24曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 白い蝶のサンバ 20th.シングルのA面
2 月影のナポリ 1st.シングルのA面
3 メロンの気持 2nd.シングルのA面
4 悲しきインディアン 2nd.シングルのB面
5 ジョニー・エンジェル 11th.シングルのB面
6 月影のキューバ 3rd.シングルのA面
7 じんじろげ 4th.シングルのA面
8 ふりむいてみても 21st.シングルのA面
9 お嫁に行きたい 22nd.シングルのA面
10 花喰う蟲のサンバ 23rd.シングルのA面
11 人の気も知らないで 24th.シングルのA面
12 奇跡は一度もないの 25th.シングルのA面
13 忘れられた女 26th.シングルのA面
14 恋の魔法使い 27th.シングルのA面
15 火遊びのサンバ 22nd.シングルのB面
16 嘘を許して 23rd.シングルのB面
17 階段の足音 25th.シングルのB面
18 待ちぼうけ 26th.シングルのB面
19 どうにもとまらない
20 北国行きで
21 ふたりは若かった
22 さすらいの天使
23 燃える恋人
24 雨のエアポート

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『ゴールデン☆ベスト 森山加代子』

森山加代子のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 森山加代子 EMI YEARS』

2019年8月14日にリリースされた『ゴールデン☆ベスト 森山加代子 EMI YEARS』には、東芝レコード時代(※)の主なシングル曲がリリース順に20曲収録されています。

(※)1960年代は東芝レコード、1970年代はコロムビア・レコードからリリースしていますので、このアルバムには1960年代の作品だけが収録されていることになります。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 月影のナポリ 1st.シングルのA面
2 メロンの気持 2nd.シングルのA面
3 月影のキューバ 3rd.シングルのA面
4 じんじろげ 4th.シングルのA面
5 恋の汽車ポッポ 4th.シングルのB面
6 パイのパイのパイ 6th.シングルのA面
7 ズビズビズー 5th.シングルのA面
8 ボーイ・ハント 「ダニー飯田とパラダイス・キング」名義
9 ウェディング・ケーキ 7th.シングルのA面
10 アイルランドの娘 9th.シングルのA面
11 青空を抱きしめよう 10th.シングルのB面
12 可愛いベビー 11th.シングルのA面
13 大人になりたい 11th.シングルのB面
14 五ひきの仔ブタとチャールストン 12th.シングルのA面
15 ジョニー・エンジェル 12th.シングルのB面
16 内気なジョニー 13th.シングルのB面
17 ワン・ボーイ 16th.シングルのA面
18 月へ帰ろう 17th.シングルのB面
19 くやしいじゃないの 18th.シングルのA面
20 涙ぐむほど 愛してる 19th.シングルのA面

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『ゴールデン☆ベスト 森山加代子 EMI YEARS』

森山加代子のベスト・アルバム『森山加代子・しんぐるこれくしょん』

2005年3月2日リリースにリリースされた『森山加代子・しんぐるこれくしょん』はCD2枚組で、「コロムビアから発売された全シングル盤(※)A・B面の他、東芝時代のセルフカバーなどコロムビアに残された森山加代子の音源をほぼ網羅」したアルバムです。

(※)1960年代は東芝レコード、1970年代はコロムビア・レコードからリリースしていますので、このアルバムには1970年代の作品だけが収録されていることになります。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 白い蝶のサンバ 奇跡は一度もないの
2 ふりむいてみても 忘れられた女
3 お嫁に行きたい 恋の魔法使い
4 花喰う蟲のサンバ 階段の足音
5 人の気も知らないで 待ちぼうけ
6 恋は今死んだ 悲しみの終点
7 あなたに酔いしれる 待っている女
8 火遊びのサンバ 旅の宿
9 嘘を許して どうにもとまらない
10 男なら我慢して
11 誘惑してね 北国行きで
12 バラが死んだ時 ふたりは若かった
13 今が好きなら そして神戸
14 悲しみは女にだけ さすらいの天使
15 月影のナポリ 許されない愛
16 悲しきインディアン 京都から博多まで
17 じんじろげ 燃える恋人
18 ジョニー・エンジェル 雨のエアーポート
19 月影のキューバ 沖縄サンバ
20 メロンの気持 恋人と呼んで
21 女の意地 MISTY
22 わたしのダウンタウン

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『森山加代子・しんぐるこれくしょん』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、森山加代子の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1960 BEST30』

『青春歌年鑑 1960 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1960年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№3に『月影のナポリ』、Disc2-№2に『メロンの気持』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 ステキなタイミング
(坂本九)
悲しき60才
(坂本九)
2 黒い花びら
(水原弘)
メロンの気持
(森山加代子)
3 月影のナポリ
(森山加代子)
達者でナ
(三橋美智也)
4 潮来笠
(橋幸夫)
再会
(松尾和子)
5 アカシアの雨がやむとき
(西田佐知子)
恋の片道切符
(平尾昌晃)
6 悲しき十六才
(ザ・ピーナッツ)
黄色いさくらんぼ
(スリー・キャッツ)
7 あいつ
(旗照夫)
オルフェの歌
(ペギー葉山)
8 月の法善寺横町
(藤島桓夫)
潮来花嫁さん
(花村菊江)
9 さすらい
(小林旭)
僕は泣いちっち
(守屋浩)
10 ダイアナ
(山下敬二郎)
ミヨチャン
(平尾昌晃)
11 一本刀土俵入り
(三波春夫)
ラ・マラゲーニャ
(アイ・ジョージ)
12 誰よりも君を愛す
(松尾和子 & 和田弘とマヒナスターズ)
黒い落葉
(水原弘)
13 悲しきインディアン
(平尾昌晃)
霧笛が俺を呼んでいる
(赤木圭一郎)
14 アキラのダンチョネ節
(小林旭)
グッド・ナイト
(松尾和子 & 和田弘とマヒナスターズ)
15 ローハイド
(小坂一也)
ビキニスタイルのお嬢さん
(ダニー飯田とパラダイス・キング)

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『青春歌年鑑 1960 BEST30』

『青春歌年鑑 1961 BEST30』

『青春歌年鑑 1961 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1961年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№3に『ズビズビズー』、Disc2-№6に『じんじろげ』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 上を向いて歩こう
(坂本九)
銀座の恋の物語
(石原裕次郎・牧村旬子)
2 東京ドドンパ娘
(渡辺マリ)
北帰行
(小林旭)
3 ズビズビズー
(森山加代子)
スーダラ節
(植木等)
4 北上夜曲
(多摩幸子・和田弘とマヒナスターズ)
禁じられた恋のボレロ
(水原弘)
5 子供ぢゃないの
(弘田三枝子)
スタコイ東京
(菊地正夫)
6 雨に咲く花
(井上ひろし)
じんじろげ
(森山加代子)
7 硝子のジョニー
(アイ・ジョージ)
別れの磯千鳥
(井上ひろし)
8 有難や節
(守屋浩)
恋しているんだもん
(島倉千代子)
9 王将
(村田英雄)
武田節
(三橋美智也)
10 カイマナ・ヒラ
(エセル中田)
パイナップル・プリンセス
(田代みどり)
11 惜別の唄
(小林旭)
ドント節
(クレイジー・キャッツ)
12 無常の夢
(佐川ミツオ)
日曜はいやよ
(西田佐知子)
13 南国の夜
(大橋節夫)
ゴンドラの唄
(佐川ミツオ)
14 悲しき街角
(飯田久彦)
カレンダーガール
(坂本九・ダニー飯田とパラダイスキング)
15 九ちゃんのズンタタッタ
(坂本九)
南海の美少年
(橋幸夫)

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『青春歌年鑑 1961 BEST30』

『青春歌年鑑 1965 BEST30』

『青春歌年鑑 1965 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1965年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№13に『くやしいじゃないの』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 ラストダンスは私に
(越路吹雪)
サン・トワ・マミー
(越路吹雪)
2 ウナセラディ東京
(和田弘とマヒナスターズ)

(美空ひばり)
3 悲しき願い
(尾藤イサオ)
二人の世界
(石原裕次郎)
4 女の意地
(西田佐知子)
私を愛して
(奥村チヨ)
5 愛して愛して愛しちゃったのよ
(和田弘とマヒナスターズ)
涙くんさよなら
(和田弘とマヒナスターズ)
6 ナポリは恋人(Napoli Fortuna Mia)
(弘田三枝子)
アンジェリータ
(ダーク・ダックス)
7 ごめんネ…ジロー
(奥村チヨ)
朝日のあたる家
(ダニー飯田とパラダイス・キング)
8 赤坂の夜は更けて
(西田佐知子)
夢見るシャンソン人形
(弘田三枝子)
9 下町育ち
(笹みどり)
恋する瞳
(伊東ゆかり)
10 さよならはダンスの後に
(倍賞千恵子)
スエーデンの城
(岸洋子)
11 チキン・オブ・ザ・シー
(ジャニーズ)
夏の日の想い出
(日野てる子)
12 まつのき小唄
(二宮ゆき子)
君に涙とほほえみを
(布施明)
13 くやしいじゃないの
(森山加代子)
知りたくないの
(菅原洋一)
14 赤いグラス
(アイ・ジョージと志摩ちなみ)
砂に消えた涙
(弘田三枝子)
15 ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー
(越路吹雪)
アイドルを探せ
(中尾ミエ)

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『青春歌年鑑 1965 BEST30』

『青春歌年鑑 1970 BEST30』

『青春歌年鑑 1970 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1970年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№12に『白い蝶のサンバ』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 黒猫のタンゴ
(皆川おさむ)
新宿の女
(藤圭子)
2 ドリフのズンドコ節
(ザ・ドリフターズ)
X+Y=LOVE
(ちあきなおみ)
3 圭子の夢は夜ひらく
(藤圭子)
空よ
(トワ・エ・モワ)
4 噂の女
(内山田洋とクール・ファイブ)
女のブルース
(藤圭子)
5 手紙
(由紀さおり)
くやしいけれど幸せよ
(奥村チヨ)
6 愛は傷つきやすく
(ヒデとロザンナ)
老人と子供のポルカ
(左ト全とひまわりキティーズ)
7 今日でお別れ
(菅原洋一)
夜と朝のあいだに
(ピーター)
8 京都の恋
(渚ゆう子)
ひとり寝の子守唄
(加藤登紀子)
9 白い色は恋人の色
(ベッツィ&クリス)
もう恋なのか
(にしきのあきら)
10 愛の旅路を
(内山田洋とクール・ファイブ)
土曜の夜何かが起きる
(黛ジュン)
11 経験
(辺見マリ)
白い鳥にのって
(はしだのりひことシューベルツ)
12 白い蝶のサンバ
(森山加代子)
美しいヴィーナス
(加山雄三)
13 あなたならどうする
(いしだあゆみ)
あしたが生まれる
(フォーリーブス)
14 四つのお願い
(ちあきなおみ)
喧嘩のあとでくちづけを
(いしだあゆみ)
15 逢わずに愛して
(内山田洋とクール・ファイブ)
ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
(ザ・ドリフターズ)

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『青春歌年鑑 1970 BEST30』

1970年代

Posted by hides