土居まさる – 『カレンダー』

2024-01-28

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代を中心に活躍していた、土居まさるの楽曲を取り上げます。

土居まさるの楽曲について

土居まさる(どい・まさる)は、1969年4月に『カレンダー(c/w 涙はそっと)』をリリースした後、1974年までにシングル6枚とアルバム1枚をリリースしています(※)。

(※)1st.シングル・6th.シングル・1st.アルバムはエレック・レコード、2nd.シングル~5th.シングルは日本ビクター(ポップ・レコード)からリリースしています。
⇒詳細は、Wikipedia(土居まさる)を参照して下さい。

土居まさるの1st.シングル『カレンダー』~6th.『ヒヨッコ』

土居まさるの1st.シングル『カレンダー』は1969年4月、2nd.シングル『青年』は1970年7月、3rd.シングル『ブラック・シャドー』は1971年5月、4th.シングル『星が降るまで』は1971年10月、5th.シングル『ひとり旅』は1972年11月、6th.シングル『ヒヨッコ』は1974年7月10日にリリースされました。

1st.シングル『カレンダー』はそれほどヒットした訳ではありませんが、テレビ番組でよく歌っていたので、強く印象に残っています。
なお、4th.シングル『星が降るまで』のオリジナルは、ヴィレッジ・シンガーズが1968年8月25日にリリースした7th.シングル『星が降るまで』です。

ジャケット 曲名
1 1969年4月リリース
A カレンダー
作詞:のなかみやこ
作曲:三嶋清正
B 涙はそっと
作詞:渡辺由起子
作曲:田村勝秋
2 1970年7月リリース
A 青年
作詞:藤田敏雄、山元護久
作曲:いずみたく
B 若者はなぜ行くのか
作詞:山上路夫、山元護久
作曲:いずみたく
3 1971年5月リリース
A ブラック・シャドー
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
B 短い恋
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
4 1971年10月リリース
A 星が降るまで
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
B キザな気分で
作詞:橋本淳
作曲:筒美京平
5 1972年11月リリース
A ひとり旅
作詞:いなださより
作曲:宇佐美晴英
B マイ・プリンセス
作詞:いなださより
作曲:宇佐美晴英
6 1974年7月10日リリース
A ヒヨッコ
作詞:水島哲
作曲:浅沼勇
B 事故の起きた朝
作詞:門谷憲二
作曲:浅沼勇

土居まさるのアルバムについて

土居まさるはアルバムを1枚しかリリースしていませんので、本稿ではオリジナル・アルバム1枚とコンピレーション・アルバム2枚をご紹介します。

土居まさるのオリジナル・アルバム『幻の大リサイタル』

2006年1月25日にリリースされた『幻の大リサイタル』は、1974年7月10日にリリースされた「疑似リサイタル盤」のCD版で、「歌謡ボッサからコミカルなロックンロール、ハワイアン歌謡まで多彩で楽しい」楽曲が16曲収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 カレンダー 1st.シングルのA面
2 デニムのジーンズ
3 事故の起きた朝 6th.シングルのB面
4 6月下旬のぶつぶつブルース
5 5月の風は
6 ラ バディ ミ バディ ソウ
7 口笛ウキウキ
8 気分がいいんだ
9 もし君が
10 ARE YOU WASHED IN THE BLOOD OF THE LAMB?
11 ANY TIME
12 A FOOL SUCH AS I
13 ヒヨッコ 6th.シングルのA面

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コンピレーション・アルバム『フォーク歌年鑑 1969 Vol.1 フォーク&ニューミュージック大全集 4』

2006年9月20日にリリースされた『フォーク歌年鑑 1969 Vol.1 フォーク&ニューミュージック大全集 4』には、1969年にヒットしたフォーク&ニューミュージックが19曲収録されており(※)、№17に1st.シングル『カレンダー』が収録されています。

(※)『フォーク歌年鑑』は『青春歌年鑑』の姉妹編で、フォーク&ニューミュージックのヒット曲を年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 アーティスト名
1 フランシーヌの場合 新谷のり子(セリフ:古賀力)
2 時には母のない子のように カルメン・マキ
3 はしだのりひことシューベルツ
4 あなたの心に 中山千夏
5 真夜中のギター 千賀かほる
6 涙の季節 ピンキーとキラーズ
7 恋人 森山良子
8 白いブランコ ビリー・バンバン
9 何故に二人はここに Kとブルンネン
10 時計をとめて ジャックス
11 海の底でうたう唄 モコ・ビーバー・オリーブ
12 ひとり寝の子守唄 加藤登紀子
13 自衛隊に入ろう 高田渡
14 さよならは云わないで モダン・フォーク・フェローズ
15 私もあなたと泣いていい? 兼田みえ子
16 白いサンゴ礁 ズー・ニー・ヴー
17 カレンダー 土居まさる
18 水虫の唄 ザ・ズートルビー
19 遠い世界に 五つの赤い風船

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コンピレーション・アルバム『エレックカルチャーコレクション』

2008年10月29日にリリースされた『エレックカルチャーコレクション』は、「当時の若者文化の一翼を担っていたエレックレコードに残された、(中略)社会的話題作や文化人としての側面の作品を2枚組に収録」したアルバムで、各Discに10曲ずつ、全20曲が収録されており、Disc1の№1~№3に『カレンダー』『ヒヨッコ』『事故の起きた朝』が収録されています。

なお、このアルバムに収録されている3曲は、『カレンダー』がシングルVersion、『ヒヨッコ』と『事故の起きた朝』がアルバムVersionです。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 カレンダー
(土居まさる)
2001年ポールとポーラ
(カメカメ合唱団)
2 ヒヨッコ
(土居まさる)
星の流れに
(秋吉久美子)
3 事故の起きた朝
(土居まさる)
赤い靴
(秋吉久美子)
4 マリリンモンローノーリターン
(野坂昭如)
しゃぼんだま
(秋吉久美子)
5 バージンブルース
(野坂昭如)
恋のビート
(山口フジオ)
6 黒の舟唄
(野坂昭如)
生きていようよね(沖縄フォーク村)
(北炭生)
7 1990年
(吉屋潤)
仲島節
(嘉手苅林昌)
8 離別
(吉屋潤)
7月のエイサ
(嘉手苅林昌)
9 ココロのシャンソン
(カメカメ合唱団)
星の流れに
(美輪明宏)
10 信じあうことは・・・・・・
(カメカメ合唱団)
ミロール
(美輪明宏)

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1960年代

Posted by hides