下条アトム – 『春秋暑寒』

2024-03-05

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等）を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代から活躍している、下条アトムの楽曲を取り上げます。

下条アトムの楽曲について

下条アトム(しもじょう・あとむ)は、1975年に『黄昏はいつものあいさつ(c/w たゆとう季節)』をリリースした後、4枚のシングルをリリースしています(※)。

(※)Wikipediaにはシングル4枚とアルバム2枚が記載されており、1st.シングル～2nd.シングルとアルバムが東芝(Express)、3rd.シングルがラジオ・シティ、4th.シングルがトム・プロジェクトからリリースされています。
なお、NHK「みんなのうた(1961年4月3日放送開始)」で、1983年12月～1984年1月に『こだぬきポンポ』、1986年8月～1986年9月に『ふたりは80才(天地総子とのデュエット)』が放送されています。
⇒詳細は、Wikipedia(下条アトム)を参照して下さい。

下条アトムの1st.シングル『黄昏はいつものあいさつ』

下条アトムの1st.シングル『黄昏はいつものあいさつ』は、1975年にリリースされました。

№	曲名
1	1975年リリース
	A	黄昏はいつものあいさつ作詞：下條アトム作曲：設楽幸嗣
	B	たゆとう季節作詞：下條アトム作曲：小室等

下条アトムの2nd.シングル『青春暑寒』

下条アトムの2nd.シングル『青春暑寒』は、1975年にリリースされました。

№	曲名
2	1975年リリース
	A	青春暑寒作詞：下條アトム作曲：さいとうあきひこ
	B	心ふたつ作詞：下條アトム、赤城光作曲：赤城光

下条アトムの3rd.シングル『俺と親父』

下条アトムの3rd.シングル『俺と親父』は1979年にリリースされ、日本テレビ系テレビ・ドラマ「欽ちゃん劇場・とり舵いっぱ～い!(「金曜劇場」枠、1979年9月28日～1980年3月21日放送)」の主題歌に採用されました。

№	曲名
3	1979年リリース
	A	俺と親父作詞：喜多条忠作曲：吉田拓郎
	B	さよならルージュ作詞：喜多条忠作曲：吉田拓郎

下条アトムの4th.シングル『今、いちばんのありがとう』

下条アトムの4th.シングル『今、いちばんのありがとう』は、2007年にリリースされました。

№	曲名
4	2007年リリース
	A	今、いちばんのありがとう作詞：斉木良二作曲：徳武弘文
	B	DRAMA 作詞：下条アトム作曲：下条アトム

下条アトムのアルバムについて

下条アトムはアルバムを2枚リリースしていますので、本稿ではオリジナル・アルバム2枚とコンピレーション・アルバム2枚をご紹介します。

下条アトムのオリジナル・アルバム『First Album この坂の途中で』

1976年にリリースされた『First Album この坂の途中で』は、下条アトムの1st.アルバムで、1st.シングルのA面・B面と2nd.シングルのA面を含む11曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

№	曲名	備考(収録元)
A1	星のあなた
A2	たゆとう季節	1st.シングルのB面
A3	隠恋募
A4	春秋暑寒	2nd.シングルのA面
A5	ピーターパンの木
B1	レモンは飛んだ
B2	涙の糸
B3	僕の週末
B4	白雨
B5	黄昏はいつものあいさつ	1st.シングルのA面
B6	訪れ

下条アトムのオリジナル・アルバム『アトムランド』

1977年にリリースされた『アトムランド』は、下条アトムの2nd.アルバムで、下条アトムの自作曲(※)を含む11曲が収録されています。

(※)A2『ブルー・フェニックス』の作詞・作曲、A5『残暑』の作詞、A6『心のままに』の作詞、B1『追憶』の作詞・作曲、B3『マイ・フレンド』の作詞、B4『風にゆれて』の作詞を下条アトムが担当しています。

(ジャケット)

(収録曲)

№	曲名	備考(作詞・作曲)
A1	結婚讃歌	作詞・作曲：設楽幸嗣
A2	ブルー・フェニックス	作詞・作曲：下条アトム
A3	望郷の詩	作詞・作曲：谷村新司
A4	ねえ君	作詞・作曲：岩沢幸矢
A5	残暑	作詞：下条アトム、作曲：設楽幸嗣
A6	心のままに	作詞：下条アトム、作曲：設楽幸嗣、小早川ひろし
B1	追憶	作詞・作曲：下条アトム
B2	ピノキオの手紙(Lettera A Pinocchio)	作詞・作曲：MARIO PANCZERI、訳詞：あらかわひろし
B3	マイ・ブレンド	作詞：下条アトム、作曲：リンダ、設楽幸嗣
B4	風にゆれて	作詞：下条アトム、作曲：設楽幸嗣
B5	ほんの少しでも(Ending)	作詞：安井かずみ、作曲：設楽幸嗣

コンピレーション・アルバム『NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト～山口さんちのツトム君～』

2011年4月27日にリリースされた『NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト～山口さんちのツトム君～』は、NHK「みんなのうた」放送50年記念　5社(キング、ソニー、ビクター、ポニー・キャニオン、コロムビア)コラボレーション企画のキング版で、Disc2-№15に『こだぬきポンポ』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

№	Disc1	Disc2
1	誰も知らない (楠トシエ)	小さな木の実 (大庭照子)
2	おお牧場はみどり (東京少年少女合唱隊)	トランペット吹きながら (NHK東京放送児童合唱団)
3	あわて床屋 (ボニージャックス)	森の熊さん (ダークダックス)
4	トムピリビ (ダークダックス)	算数チャチャチャ (ペギー葉山)
5	森へ行きましょう (東京少年合唱隊)	ひげなしゴゲジャバル (ペギー葉山)
6	かあさんの歌 (ペギー葉山)	トレロ・カモミロ (西六郷少年少女合唱団)
7	ドレミの歌 (ペギー葉山)	山口さんちのツトム君 (川橋啓史)
8	おなかのへるうた (フレーベル少年合唱団)	雨が空から降れば (小室等)
9	調子をそろえてクリック・クリック・クリック (ペギー葉山)	ユミちゃんの引越し(さよならツトム君) (川橋啓史)
10	ちいさい秋みつけた (ボニージャックス)	サラマンドラ (尾藤イサオ)
11	クラリネットをこわしちゃった (ダークダックス)	赤鬼と青鬼のタンゴ (尾藤イサオ)
12	おおブレネリ (NHK東京放送児童合唱団)	坊がつる讃歌 (芹洋子)
13	ドナ・ドナ (岸洋子)	ぼくんちのチャボ (ホリイくんと先生)
14	おしゃべりあひる(ポーランド民謡) (ひばり児童合唱団)	おもいでのアルバム (芹洋子)
15	もえあがれ雪たち (中山千夏)	こだぬきポンポ (下条アトム)
16	遊ぼうよ (ピンキーとキラーズ)	いたずラッコ (水森亜土)
17	わたしの紙風船 (紙ふうせん)	古いお城のものがたり (エカテリーナ)
18	気のいいあひる (ダークダックス)	–
19	それ行け3組 (西六郷少年少女合唱団)	–

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『NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト～山口さんちのツトム君～』

コンピレーション・アルバム『NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト～誰かがサズを弾いていた～』

2011年4月27日にリリースされた『NHKみんなのうた 50アニバーサリー・ベスト～誰かがサズを弾いていた～』は、NHK「みんなのうた」放送50年記念　5社(キング、ソニー、ビクター、ポニー・キャニオン、コロムビア)コラボレーション企画のコロムビア版で、Disc2-№7に『ふたりは80才』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

№	Disc1	Disc2
1	踊ろう楽しいポーレチケ (東京放送児童合唱団)	走れジョリィ (堀江美都子とベルギーの子どもたち)
2	線路は続くよどこまでも (西六郷少年少女合唱団)	オナカの大きな王子さま (岸部シロー)
3	ドロップスの歌 (弘田三枝子)	南の島の花よめさん (木の葉のこ)
4	五匹のこぶたとチャールストン (東京放送児童合唱団)	しあわせのうた (榊原郁恵)
5	コックのポルカ (天地総子、東京放送児童合唱団)	ラジャ・マハラジャー (戸川純、東京放送児童合唱団)
6	たのしいね (杉並児童合唱団)	おふろのうた (五百木佑野(東京放送児童合唱団))
7	地球を七回半まわれ (宍倉正信、杉並児童合唱団)	ふたりは80才 (下條アトム、天地総子、東京放送児童合唱団)
8	ちびっこカウボーイ (弘田三枝子、ひばり児童合唱団)	クマのぬいぐるみ (吉岡雄介(東京放送児童合唱団))
9	夕日が背中を押してくる (東京放送児童合唱団)	怪盗夢之介 (岡崎裕美)
10	勇気一つを友にして (山田美也子)	ヘドラーの山 (細川たかし、森の木児童合唱団)
11	くいしんぼうのカレンダー (やまがたすみこ)	川はだれのもの? (東京放送児童合唱団)
12	宗谷岬 (ダ・カーポ)	そらとぶくじら (外山喜雄とデキシーセインツ)
13	はじめての僕デス (宮本浩次)	ペンギンパラダイス (中尾隆聖、ボイスランドキッズ)
14	天使のパンツ (むとうかんぺい・りつこ)	メッセージ・ソング (ピチカート・ファイヴ)
15	虫歯のこどもの誕生日 (吉田紀人)	ママの結婚 (坂田おさむ)
16	ビューティフルネーム (ゴダイゴ)	象だソウ (ささきいさお、ぞうさんコーラス)
17	キャンディの夢 (尾崎亜美)	なんのこれしきふろしきマン (水木一郎、谷本貴義、ヤング・フレッシュ)
18	オランガタン (惣領泰則とジムロックス)	MOTTAINAI～もったいない～ (ルー大柴＆仁井山)
19	ふたごのオオカミ大冒険 ULULALI’ ULULALA’ (ルディ・マスヤーニ、劇団若草)	HANA (暮部拓哉)
20	コンピューターおばあちゃん (洒井司優子)	誰かがサズを弾いていた (ヤドランカ)