ピンキーとキラーズ – 『恋の季節』

2024-01-22

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960年代を中心に活躍していた、ピンキーとキラーズの楽曲を取り上げます。

ピンキーとキラーズの楽曲について

ピンキーとキラーズは1968年7月20日に『恋の季節(c/w つめたい雨)』でデビューした後、20枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(ピンキーとキラーズ)を参照して下さい。

ピンキーとキラーズの1st.シングル『恋の季節』

ピンキーとキラーズの1st.シングル『恋の季節』は、1968年7月20日にリリースされて大ヒットし、第10回日本レコード大賞(1968年)で新人賞(グループ部門)を受賞(※)すると共に、第19回紅白歌合戦(1968年)でも歌唱し、翌年には映画「恋の季節(1969年2月21日公開)」の主題歌にも採用されました。

(※)第10回日本レコード大賞(1968年)では、作曲者のいずみたくも『恋の季節』で作曲賞を受賞しています。

Wikipediaによると、「公称売上枚数は270万枚。オリコン累計売上は207.7万枚。オリコンチャート17週1位はシングルチャート上では未だに破られていない。1968年1月に正式スタートしたオリコン集計において、日本初のダブルミリオンシングルである」とのことです。

余談ですが、筆者が自分の小遣いで初めて買ったレコードが『恋の季節』だったので、とても懐かしく感じます。
⇒詳細は、Wikipedia(恋の季節)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1968年7月20日リリース
A 恋の季節
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
B つめたい雨
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの4th.シングル『涙の季節』

ピンキーとキラーズの4th.シングル『涙の季節』は、1969年1月1日にリリースされて大ヒットし、オリコン・チャートで第1位となり、「『恋の季節』とともに7週間同時にトップ10にランク」され、、映画「涙の季節(1969年3月21日公開)」の主題歌にも採用されました。

ジャケット 曲名
1 1969年1月1日リリース
A 涙の季節
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
B 涙のバラード
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの6th.シングル『青空にとび出せ!』

ピンキーとキラーズの6th.シングル『青空にとび出せ!』は1969年5月20日リリースで、テレビドラマ「青空にとび出せ!(1969年3月30日~1969年9月28日放送)」の主題歌に採用されてヒットしました。
⇒詳細は、Wikipedia(青空にとび出せ!)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1969年5月20日リリース
A 青空にとび出せ!
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
B ニャーオン
作詞:永六輔
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの7th.シングル『星空のロマンス』

ピンキーとキラーズの7th.シングル『星空のロマンス』は、1969年8月20日にリリースされてヒットし、第20回紅白歌合戦(1969年)でも歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1969年8月20日リリース
A 星空のロマンス
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
B あのとき あなたは
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの10th.シングル『かぜの季節』

ピンキーとキラーズの10th.シングル『かぜの季節』は1969年12月20日リリースで、それ程ヒットした訳ではないと思いますが、「コルゲンコーワ」のCMソングとして頻繁に放送されていました。

ジャケット 曲名
1 1969年12月20日リリース
A かぜの季節
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
B 花も嵐も
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの11th.シングル『土曜日はいちばん』

ピンキーとキラーズの11th.シングル『土曜日はいちばん』は、1970年1月20日にリリースされてヒットし、第21回紅白歌合戦(1970年)でも歌唱しています。

ジャケット 曲名
1 1970年1月20日リリース
1 土曜日はいちばん
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
2 小さな大切な恋
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズの13th.シングル『誕生日はいいもんだ』

ピンキーとキラーズの13th.シングル『誕生日はいいもんだ』は、1970年5月20日にリリースされたシングルで、A面・B面共にサントリー「1億人の誕生日の歌」の公募曲でした。

ジャケット 曲名
1 1970年5月20日リリース
1 誕生日はいいもんだ
作詞:石川郁郎、補作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
2 十二の誕生日
作詞:武藤たづる
作曲:いずみたく

ピンキーとキラーズのアルバムについて

ピンキーとキラーズのアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバム1枚とCD-BOXをご紹介します。

ピンキーとキラーズのベスト・アルバム『決定版2022 今陽子とピンキーとキラーズ』

数あるベスト・アルバムの中で、最新かつ最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年12月8日にリリースされた『決定版2022 今陽子とピンキーとキラーズ』だと思います。

このアルバムには、シングル曲を中心に16曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 恋の季節
2 涙の季節
3 つめたい雨
4 ファンキー・エンジェル
5 若いときこそ
6 何かいいことありそうな
7 夜が終る時
8 みちづれ
9 七色のしあわせ
10 かぜの季節
11 星空のロマンス
12 オレと彼女
13 青空にとび出せ
14 土曜日はいちばん
15 涙の季節(ソロバージョン)
16 恋の季節(ソロバージョン)

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『決定版2022 今陽子とピンキーとキラーズ』

ピンキーとキラーズのCD-BOX『恋の季節 ピンキーとキラーズ大全集』

2015年10月10日にリリースされた『恋の季節 ピンキーとキラーズ大全集』は、CD5枚組でDisc1~Disc2がシングルコレクション、Disc3が日本のポピュラーソング、Disc4が世界のポピュラーソング、Disc5がリサイタルコレクションという構成になっており、Disc1・Disc3・Disc4に25曲、Disc2に24曲、Disc5に20曲、全119曲が収録されています。

(※)発売元の商品説明には、以下のように記載されています。

  • 全20枚のシングルA/B面を全て網羅、また数々のアルバム(オリジナル/カバー/ライブ/サウンドトラック)より、多数の初CD化となる貴重な音源をCD5枚に収録しました。

(ジャケット)

(収録曲)
収録曲が約120曲あるため、掲載を省略します。
⇒発売元のサイト『恋の季節 ピンキーとキラーズ大全集』を参照して下さい。

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『恋の季節 ピンキーとキラーズ大全集』

『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、ピンキーとキラーズの楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 60年代総集編』

『青春歌年鑑 60年代総集編』は2004年11月3日にリリースされた、1960年代のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№19に『恋の季節』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 上を向いて歩こう
(坂本九)
花の首飾り
(ザ・タイガース)
2 いつでも夢を
(橋幸夫、吉永小百合)
小さなスナック
(パープル・シャドウズ)
3 こんにちは赤ちゃん
(梓みちよ)
長い髪の少女
(ザ・ゴールデン・カップス)
4 見上げてごらん夜の星を
(坂本九)
亜麻色の髪の乙女
(ザ・ヴィレッジシンガーズ)
5 サン・トワ・マミー
(越路吹雪)
エメラルドの伝説
(ザ・テンプターズ)
6 想い出の渚
(ザ・ワイルド・ワンズ)
ゆうべの秘密
(小川知子)
7 星のフラメンコ
(西郷輝彦)
ブルー・ライト・ヨコハマ
(いしだあゆみ)
8 恋のフーガ
(ザ・ピーナッツ)
夕月
(黛ジュン)
9 バラが咲いた
(マイク真木)
悲しくてやりきれない
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
10 夕陽が泣いている
(ザ・スパイダーズ)
時には母のない子のように
(カルメン・マキ)
11 若者たち
(ザ・ブロード・サイド・フォー)
遠い世界に
(五つの赤い風船)
12 空に星があるように
(荒木一郎)
白いブランコ
(ビリー・バンバン)
13 小指の想い出
(伊東ゆかり)
夜明けのスキャット
(由紀さおり)
14 恋のハレルヤ
(黛ジュン)
人形の家
(引田三枝子)
15 この広い野原いっぱい
(森山良子)
フランシーヌの場合
(新谷のり子)
16 ブルー・シャトウ
(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)

(はしだのりひことシューベルツ)
17 好きさ好きさ好きさ
(ザ・カーナビーツ)
或る日突然
(トワ・エ・モワ)
18 帰ってきたヨッパライ
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
いいじゃないの幸せならば
(佐良直美)
19 恋の季節
(ピンキーとキラーズ)
恋の奴隷
(奥村チヨ)
20 天使の誘惑
(黛ジュン)
グッド・ナイト・ベイビー
(ザ・キングトーンズ)

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『青春歌年鑑 60年代総集編』

『青春歌年鑑 1968 BEST30』

『青春歌年鑑 1968 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1968年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№1に『恋の季節』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 恋の季節
(ピンキーとキラーズ)
ブルー・ライト・ヨコハマ
(いしだあゆみ)
2 天使の誘惑
(黛ジュン)
恋のしずく
(伊東ゆかり)
3 好きになった人
(都はるみ)
夕月
(黛ジュン)
4 新宿そだち
(大木英夫 & 津山洋子)
愛のさざなみ
(島倉千代子)
5 愛の園
(布施明)
霧にむせぶ夜
(黒木憲)
6 小さなスナック
(パープル・シャドウズ)
三百六十五歩のマーチ
(水前寺清子)
7 花の首飾り
(ザ・タイガース)
小さな日記
(フォー・セインツ)
8 亜麻色の髪の乙女
(ヴィレッジ・シンガーズ)
悲しくてやりきれない
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
9 長い髪の少女
(ザ・ゴールデン・カップス)
青年は荒野をめざす
(ザ・フォーク・クルセダーズ)
10 エメラルドの伝説
(ザ・テンプターズ)
あなたのブルース
(矢吹健)
11 年上の女
(森進一)
知りすぎたのね
(ロス・インディオス)
12 伊勢佐木町ブルース
(青江三奈)
釧路の夜
(美川憲一)
13 今は幸せかい
(佐川満男)
受験生ブルース
(高石友也)
14 グッド・ナイト・ベイビー
(ザ・キングトーンズ)
ミス・ケミッコ(ケメコの歌)
(ザ・ダーツ)
15 ゆうべの秘密
(小川知子)
愛の奇跡
(ヒデとロザンナ)

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『青春歌年鑑 1968 BEST30』

1960年代

Posted by hides