中村晃子 – 『虹色の湖』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1960~1970年代を中心に活躍していた、中村晃子の楽曲を取り上げます。
中村晃子の楽曲について
中村晃子(なかむら・あきこ)は1965年10月20日に『青い落葉(c/w 東京のイブ)』で歌手デビューした後、約40枚のシングルをリリースしていますが、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。
⇒詳細は、Wikipedia(中村晃子)を参照して下さい。
中村晃子の7th.シングル『虹色の湖』
中村晃子の7th.シングル『虹色の湖』は1967年10月10日リリースで、「売上は当時の累計で80万枚」という大ヒットとなり、翌年の第19回紅白歌合戦(1968年)でも歌唱しています。
⇒詳細は、Wikipedia(虹色の湖)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1967年10月10日リリース | ||
A | 虹色の湖 作詞:横井弘 作曲:小川寛興 |
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B | 夢みていたい 作詞:横井弘 作曲:小川寛興 |
中村晃子の8th.シングル『砂の十字架』
中村晃子の8th.シングル『砂の十字架』は1968年3月1日リリースで、『虹色の湖』に引続きヒットしました。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1968年3月1日リリース | ||
A | 砂の十字架 作詞:横井弘 作曲:小川寛興 |
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B | 愛の願い 作詞:横井弘 作曲:小川寛興 |
中村晃子の26th.シングル『あまい囁き』
中村晃子の26th.シングル『あまい囁き』は、細川俊之とのデュエットによるカバー曲で、1973年8月にリリースされてヒットしました。
『あまい囁き』のオリジナルは、Mina(ミーナ)とAlberto Lupo((アルベルト・ルーポ)が1972年にリリースしたイタリア語版『Parole Parole』で、ダリダ(Dalida)とアラン・ドロン(Alain Delon)が1973年にカバーしたフランス語版『Paroles,Paroles(邦題は『あまい囁き』)』は、日本でも大ヒットしました。
⇒詳細は、Wikipedia(あまい囁き)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1973年8月リリース | ||
A | あまい囁き 作詞:Leo Chiosso、Giancarlo Del Re 訳詞:杉紀彦 作曲:Gianni Ferrio 歌:中村晃子、細川俊之(語り) |
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B | 砂物語 作詞:杉紀彦 作曲:小西悠史 歌:細川俊之 |
中村晃子の34th.シングル『恋の綱わたり』
中村晃子の34th.シングル『恋の綱わたり』は、1980年6月5日にリリースされた楽曲で、テレビドラマ「離婚ともだち(1980年4月10日~(1980年7月3日放送)」の挿入歌に採用され、「オリコン・チャート4位を獲得、30万枚を超える久々のヒットとなった」とのことです。
⇒詳細は、Wikipedia(恋の綱わたり)を参照して下さい。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1980年6月5日リリース | ||
A | 恋の綱わたり 作詞:福田陽一郎 作曲:三木たかし |
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B | 夜ふかし気分 作詞: 阿久悠 作曲:川口真 |
中村晃子のアルバムについて
中村晃子のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバムとオリジナル・アルバムを1枚ずつご紹介します。
中村晃子のベスト・アルバム『決定版2022 中村晃子』
数あるベスト・アルバムの中で、最新かつ最も入手し易いと思われるベスト・アルバムは、2021年12月8日にリリースされた『決定版2022 中村晃子』だと思います。
このアルバムには、シングル曲を中心に18曲が収録されています。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
1 | 虹色の湖 |
2 | 砂の十字架 |
3 | 涙の森の物語 |
4 | ローマの灯 |
5 | 風とバラの荒野 |
6 | 裸足のブルース |
7 | 旅愁~ローマ (シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」第2楽章より) |
8 | 哀愁の旅 |
9 | ガラスの城 |
10 | 激しい恋 |
11 | あまい囁き |
12 | 薔薇の囁き |
13 | 旅路 |
14 | めぐり逢わないのに |
15 | じゃじゃ馬ならし |
16 | この愛に生きる |
17 | 恋の綱わたり |
18 | 雨やどり夢やどり |
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『決定版2022 中村晃子』
中村晃子のオリジナル・アルバム『アタックシューベルト』
2014年7月9日にリリースされた『アタックシューベルト』は、1971年7月1日にリリースされたオリジナル・アルバムをCD化したアルバムで、クラシックの名曲に日本語の歌詞を付けた楽曲が12曲収録されています。
Amazonの商品説明には、以下のように記載されています。
- クラシックの名曲を歌いまくる中村晃子!
- 「虹色の湖」の大ヒットから3年余、ヒップでガーリーな魅力溢れる中村晃子がショパン、シューベルト、ベートーベンら巨匠の名曲に日本語を乗せて歌う幻の名作が遂に復刻!
中でもバッハの「トッカータとフーガ」をグルーヴィーなアレンジで仕上げた「白い恋の炎」は中村晃子のクールな熱唱が光る和モノシーン屈指の人気曲! - また、ボニージャックスも単独で3曲を担当、洒脱なコーラスを聴かせる。
- わが国最初期のクラシック音楽と大衆音楽の融合という観点からも評価されるべき歴史的名作が復活!
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
1 | 旅愁~ローマ |
2 | 愛のぬくもり |
3 | 突然別れが |
4 | 白い恋の炎 |
5 | ブルー・カレンダー |
6 | 夕日に祈る |
7 | 幸せすぎて |
8 | 愛しつつ時は流れて |
9 | 薔薇と海と夜とショパン |
10 | 涙の町へ帰ろう |
11 | メランコリーな朝 |
12 | はじめてのワルツ |
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『アタックシューベルト』
『青春歌年鑑』について
『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、中村晃子の楽曲が収録されている商品をご紹介します。
(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。
『青春歌年鑑 1967 BEST30』
『青春歌年鑑 1967 BEST30』は2002年11月27日にリリースされた、1967年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。
Disc1-№7に『虹色の湖』が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
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1 | 夜霧よ今夜も有難う (石原裕次郎) |
ブルー・シャトウ (ジャッキー吉川とブルー・コメッツ) |
2 | 世界は二人のために (佐良直美) |
僕のマリー (ザ・タイガース) |
3 | 小樽のひとよ (鶴岡雅義と東京ロマンチカ) |
モナリザの微笑 (ザ・タイガース) |
4 | 小指の想い出 (伊東ゆかり) |
風が泣いている (ザ・スパイダース) |
5 | 恋のハレルヤ (黛ジュン) |
忘れ得ぬ君 (ザ・テンプターズ) |
6 | 恋の落とし穴 (朱里エイコ) |
君に会いたい (ザ・ジャガーズ) |
7 | 虹色の湖 (中村晃子) |
好きさ 好きさ 好きさ (ザ・カーナビーツ) |
8 | 君こそわが命 (水原弘) |
いとしのジザベル (ザ・ゴールデン・カップス) |
9 | 大阪ブルース (奈美悦子) |
バラ色の雲 (ヴィレッジ・シンガーズ) |
10 | レモンとメロン (由美かおる) |
真冬の帰り道 (ザ・ランチャーズ) |
11 | 願い星叶い星 (西郷輝彦) |
朝まで待てない (モップス) |
12 | 花と小父さん (伊藤きよ子) |
トンネル天国 (ザ・ダイナマイツ) |
13 | この広い野原いっぱい (森山良子) |
恋のジザベル (ザ・スウィング・ウエスト) |
14 | いとしのマックス (荒木一郎) |
友達になろう (アウト・キャスト) |
15 | 命かれても (森進一) |
帰って来たヨッパライ (ザ・フォーク・クルセダーズ) |
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『青春歌年鑑 1967 BEST30』
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