河島英五 – 『酒と泪と男と女』

2024-02-06

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970~1980年代を中心に活躍していた、河島英五の楽曲を取り上げます。

河島英五の楽曲について

河島英五(かわしま・えいご)は、1976年6月25日に『酒と泪と男と女(c/w てんびんばかり)』をリリースした後、約40枚のシングルをリリースしています(※)が、本稿では代表的なシングル曲に絞って記載します。

(※)Wikipediaによると、1973~1974年に「ホモ・サピエンス」名義で2枚、1975~1976年に「河島英五とホモ・サピエンス」名義で3枚、1976~2001年にソロとして33枚のシングルをリリースしています。
⇒詳細は、Wikipedia(河島英五)を参照して下さい。

河島英五のシングル『酒と泪と男と女』

『酒と泪と男と女』は、1975年11月25日に「河島英五とホモ・サピエンス」名義でリリースされた『てんびんばかり』のB面でしたが、ソロ・デビュー後に「河島英五」名義で改めてリリースされたものです。

下表の通り、「1976年6月25日リリース」版、「1979年11月10日リリース」版、「1981年6月21日リリース」版、「1984年12月5日リリース」版、「1987年12月16日リリース」版、「1988年7月1日リリース」版、「1991年7月25日リリース」版、「1993年10月1日リリース」版がリリースされていますが、特に「1976年6月25日リリース」版はオリコンで「最高位:9位、登場週数:55週、売上数:51.7万枚」を記録する大ヒットになりました(筆者もこのレコードを買って、よく聴いていました)。
⇒詳細は、Wikipedia(河島英五)およびWikipedia(酒と泪と男と女)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1975年11月25日リリース
(7インチEP、「河島英五とホモ・サピエンス」名義)
A てんびんばかり
作詞:河島英五
作曲:河島英五
B 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
2 1976年6月25日リリース
(7インチEP)
A 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
B てんびんばかり
作詞:河島英五
作曲:河島英五
3 1979年11月10日リリース
(12インチEP)
A 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
B てんびんばかり
作詞:河島英五
作曲:河島英五
4 1981年6月21日リリース
(7インチEP)
A 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
B 仁醒(一枚の絵)
作詞:河島英五
作曲:河島英五
5 1984年12月5日リリース
(7インチEP)
A 野風増(お前が20才になったら)
作詞:伊奈二朗
作曲:山本寛之
B 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
6 1987年12月16日リリース
(7インチEP)
A 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
B 野風増(お前が20才になったら)
作詞:伊奈二朗
作曲:山本寛之
7 1988年7月1日リリース
(8cmCD、『FAVORITE SONGS』)
1 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
2 どんまいどんまい
作詞:河島英五
作曲:河島英五
3 野風増(お前が20才になったら)
作詞:伊奈二朗
作曲:山本寛之
4 時代おくれ
作詞:阿久悠
作曲:森田公一
5 ろまんちすと
作詞:阿久悠
作曲:鈴木キサブロー
8 1991年7月25日リリース
(8cmCD)
1 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
2 酒と泪と男と女(オリジナル・カラオケ)
3 いくつかの場面
作詞:河島英五
作曲:河島英五
4 いくつかの場面(オリジナル・カラオケ)
9 1993年10月1日リリース
(8cmCD)
1 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五
2 時代おくれ
作詞:阿久悠
作曲:森田公一
3 いくつかの場面
作詞:河島英五
作曲:河島英五

河島英五のシングル『野風増』

河島英五のシングル『野風増』は、1984年12月5日にリリースされました。
⇒詳細は、Wikipedia(野風増)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1984年12月5日リリース
A 野風増(のふうぞ)~お前が20才になったら
作詞:伊奈二朗
作曲:山本寛之
B 酒と泪と男と女
作詞:河島英五
作曲:河島英五

河島英五のシングル『時代おくれ』

河島英五のシングル『時代おくれ』は1986年8月27日リリース(※)で、白鶴酒造「生酒」のCMソングに採用され、オリコンで「最高位:77位、登場週数:7週、売上数:1.5万枚」を記録しました。
(河島英五が第42回紅白歌合戦(1991年)に初出場した時もこの曲を歌唱しています)

(※)最もヒットしたのは「1986年8月27日リリース」版ですが、それ以外に「1986年4月21日リリース」版(B面は『黄金時代』)、「1988年7月1日リリース」版(№1『酒と泪と男と女』、№2『どんまいどんまい』、№3『野風増』、№4『時代おくれ』、№5『ろまんちすと』)、「1991年9月21日リリース」版(№2は『自分のことをどのくらい知ってますか』)、「1993年10月1日リリース」版(№1『酒と泪と男と女』、№2『時代おくれ』、№3『いくつかの場面』)がリリースされています。
⇒詳細は、Wikipedia(河島英五)およびWikipedia(時代おくれ)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 1986年8月27日リリース
A 時代おくれ
作詞:阿久悠
作曲:森田公一
B 人生
作詞・作曲:Freddie Aguilar
日本語詞:なかにし礼

河島英五のシングル『旧友再会』

河島英五のシングル『旧友再会』は2001年6月27日に「河島英五とアナム&マキ」名義でリリース(※)され、オリコンで「最高位:80位、登場週数:1週、売上数:0.3万枚」を記録しました。

(※)CDジャーナルの該当ページには「音楽葬で大合唱が起きた幻の新曲『旧友再会』をシングル化。亡くなる2日前に録音された英五の歌に次女アナムのユニットをコラボレートさせたもので、長女あみるも参加した永遠の名曲名演」と記載されています。
⇒詳細は、CDジャーナル(河島英五とアナム&マキ/旧友再会)を参照して下さい。

ジャケット 曲名
1 2001年6月27日リリース
1 旧友再会
作詞:河島英五
作曲:河島英五
歌:河島英五とアナム&マキ
2
作詞:河島亜奈睦
作曲:河島亜奈睦
歌:アナム&マキ
3 旧友再会
オリジナル・カラオケ

↓このシングルは、Amazonで入手可能です。
『旧友再会』

河島英五のアルバムについて

河島英五のアルバムはたくさんリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバム2枚と「河島英五とホモ・サピエンス」の1st.アルバムをご紹介します。

河島英五のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 河島英五 ヒット全曲集』

2009年4月8日にリリースされた『ゴールデン☆ベスト 河島英五 ヒット全曲集』には、代表的なシングル曲を含む16曲が収録されています。

なお、Amazonの商品説明には「4種類ある『酒と泪と男と女』のスタジオ録音のうち、1976年に発売され大ヒットとなったオリジナルバージョンを収録」と記載されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 酒と泪と男と女
2 時代おくれ
3 野風増
4 てんびんばかり
5 どんまいどんまい
6 いくつかの場面
7 何かいいことないかな
8 生きてりゃいいさ
9 水瓶の唄
10 地団駄
11 ほろ酔いで
12 旅的途上
13 月の花まつり
14 心から心へ
15 元気だしてゆこう
16 旧友再会

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『ゴールデン☆ベスト 河島英五 ヒット全曲集』

河島英五のベスト・アルバム『自選集』

1993年10月21日にリリースされた『自選集』には、河島英五が自薦した代表曲が17曲収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 ノウダラ峠
2 ノウダラの女
3 旅的途上(たびのとじょう)
4 のんべ
5 オオカミ
6 生きてりゃいいさ
7 てんびんばかり
8 風は旅人
9 どんまいどんまい
10 何かいいことないかな
11 地団駄(じだんだ)
12 野風増(のふうぞ)
13 酒と泪と男と女(’93シングルバージョン)
14 時代おくれ(’93バージョン)
15 ほろ酔いで(’92シングルバージョン)
16 いくつかの場面(’93シングルバージョン)
17 心から心へ

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『自選集』

↓このアルバムは、Amazon Music Unlimitedでも配信されています。
『自選集』

河島英五とホモ・サピエンスの1st.アルバム『人類』

1991年6月15日にリリースされた『人類』は、1975年に「河島英五とホモ・サピエンス」名義でリリースされた1st.アルバムのCD版で、『酒と泪と男と女』『てんびんばかり』を含む8曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
1 何かいいことないかな
2 ひとりごと
3 てんびんばかり
4 バイ・バイ・バイ
5 うたたね
6 酒と泪と男と女
7 さよなら
8 かけがえのない人

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『人類』

1970年代

Posted by hides