秋吉久美子 – 『ライオンのゴホン』
自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1970年代を中心に活躍していた、秋吉久美子の楽曲を取り上げます。
秋吉久美子の楽曲について
秋吉久美子(あきよし・くみこ)は、1975年12月に1st.アルバム『秋吉久美子』をリリースした後、アルバム2枚とシングル2枚をリリースしています(※)。
(※)Wikipediaにはアルバム2枚とシングル2枚が記載されており、1st.アルバムがエレック、2nd.アルバムと1st.シングルがポリドール、2nd.シングルがマーキュリーからリリースされています。
⇒詳細は、Wikipedia(秋吉久美子)を参照して下さい。
秋吉久美子の1st.シングル『渇き』
秋吉久美子の1st.シングル『渇き』は1978年2月にリリースされ、秋吉久美子が主演したテレビドラマ「熱愛~むらさき情話~(1978年1月12日~1978年3月30日放送)」の主題歌に採用されました。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
1 | 1978年2月リリース | ||
A | 渇き 作詞:秋吉久美子 作曲:平尾昌晃 |
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B | やさしくしたいの 作詞:秋吉久美子 作曲:平尾昌晃 |
秋吉久美子の2nd.シングル『瞳のささやき』
秋吉久美子の2nd.シングル『瞳のささやき』は、1992年7月5日にリリースされました。
A面『瞳のささやき』のオリジナルは、クリスタル・ゲイル(Crystal Gayle)が1977年にリリースした『Don’t It Make My Brown Eyes Blue』ですが、1991年にリリースされたローラ・フィジィ(Laura Fygi)のカバー・バージョン(邦題は『瞳のささやき』)が、テレビドラマ「さよならをもう一度(1992年4月15日~1992年6月24日放送)」の主題歌に採用され、同ドラマで主演を務めた秋吉久美子が日本語カバー・バージョンをリリースした、という経緯のようです。
なお、B面『ロングタイムを聴きながら』のオリジナルは、ローラ・フィジィ(Laura Fygi)が1991年にリリースした『Out Of Sight,Out Of Mind』です。
№ | ジャケット | 曲名 | |
---|---|---|---|
2 | 1992年7月5日リリース | ||
1 | 瞳のささやき 作詞:Richard Leigh、日本語詞:石川あゆ子 作曲:Richard Leigh |
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2 | ロングタイムを聴きながら 作詞:Colin Scott、日本語詞:石川あゆ子 作曲:Albert Van Dam |
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3 | 瞳のささやき(カラオケ) |
秋吉久美子のアルバムについて
秋吉久美子はオリジナル・アルバムを2枚リリースしていますので、本稿ではオリジナル・アルバムとコンピレーション・アルバムを2枚ずつご紹介します。
秋吉久美子の1st.アルバム『秋吉久美子』
秋吉久美子の1st.アルバム『秋吉久美子』は、1975年12月にリリースされた11曲入りのLPで、2004年にユニバーサルが初のCD版、2006年にバップが紙ジャケ仕様のCD版、2013年にワーナーが最新デジタル・リマスター版をリリースしています。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
A1 | 赤い靴 |
A2 | しゃぼんだま |
A3 | 星の流れに |
A4 | 東京ブルース |
A5 | エリカの花散るとき |
B1 | えんがちょ |
B2 | おそまつさまでした |
B3 | 10人のインデアン |
B4 | フロイト |
B5 | 天才 |
B6 | 未来への想い出 |
秋吉久美子の2nd.アルバム『秋吉久美子 PART II』
秋吉久美子の2nd.アルバム『秋吉久美子 PART II』は、1977年3月21日にリリースされた12曲入りのLPで、2004年にユニバーサルが初のCD版をリリースしています。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
A1 | クミコ |
A2 | 29日の水曜日 |
A3 | アマン |
A4 | かさぶた |
A5 | 泣きたいよ |
A6 | 死んだ赤ちゃん |
B1 | サカナ |
B2 | 秋が来て |
B3 | ライオンのゴホン |
B4 | 不条理 |
B5 | レッテル |
B6 | 少女 |
(※)B面の3曲目に収録されている『ライオンのゴホン』は、演奏時間「1分10秒」という非常に短い曲ですが、秋吉久美子の作詞による非常に可愛い曲です。
リリース時にラジオ番組に出演され、秋吉久美子本人がこの曲を紹介していたので、とても強く印象に残っています。
なかなか聴くことのできない曲だと思いますので、YouTubeの動画をリンクしておきます。
↓秋吉久美子 – 『ライオンのゴホン』
コンピレーション・アルバム『エレックLADYSコレクション』
2008年10月29日にリリースされた『エレックLADYSコレクション』は、「山崎ハコ、丸山圭子、中沢あつこ、杉本エマ、秋吉久美子などなど、エレックに残る伝説の盤から超カルト盤までをチョイスしたオムニバス・アルバム」で、Disc1の№4~№6に1st.アルバムの3曲(『フロイト』『東京ブルース』『エリカの花散るとき』)が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | 望郷 (山崎ハコ) |
学校のお庭の木の上で (キャシー&カレン) |
2 | 気分を変えて (山崎ハコ) |
山猫の歌 (エルザ) |
3 | サヨナラの鐘 (山崎ハコ) |
せがれの時代でございます (中新井せつ子) |
4 | フロイト (秋吉久美子) |
千羽鶴 (中沢厚子) |
5 | 東京ブルース (秋吉久美子) |
いつかある日 (中沢厚子) |
6 | エリカの花散るとき (秋吉久美子) |
プカプカ (殿岡ハツエ) |
7 | しまふくろうの森 (丸山圭子) |
ミッドナイトブルース (殿岡ハツエ) |
8 | 心の中の (丸山圭子) |
愛の終わりのサンバ (杉本エマ) |
9 | 昨日あなたと (丸山圭子) |
エマニエル夫人 (杉本エマ) |
10 | 夢の中で (ピピ&コット) |
好き (杉本エマ) |
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『エレックLADYSコレクション』
コンピレーション・アルバム『エレックカルチャーコレクション』
2008年10月29日にリリースされた『エレックカルチャーコレクション』は、「これぞ、70年代カルチャー!当時の若者文化の一翼を担っていたエレックレコードに残された、野坂昭如、吉屋潤、カメカメ合唱団などの社会的話題作や文化人としての側面の作品を2枚組に収録したオムニバス・アルバム」で、Disc2の№2~№4に1st.アルバムの3曲(『星の流れに』『赤い靴』『しゃぼんだま』)が収録されています。
(収録曲)
№ | Disc1 | Disc2 |
---|---|---|
1 | カレンダー (土居まさる) |
2001年ポールとポーラ (カメカメ合唱団) |
2 | ヒヨッコ (土居まさる) |
星の流れに (秋吉久美子) |
3 | 事故の起きた朝 (土居まさる) |
赤い靴 (秋吉久美子) |
4 | マリリンモンローノーリターン (野坂昭如) |
しゃぼんだま (秋吉久美子) |
5 | バージンブルース (野坂昭如) |
恋のビート (山口フジオ) |
6 | 黒の舟唄 (野坂昭如) |
生きていようよね(沖縄フォーク村) (北炭生) |
7 | 1990年 (吉屋潤) |
仲島節 (嘉手苅林昌) |
8 | 離別 (吉屋潤) |
7月のエイサ (嘉手苅林昌) |
9 | ココロのシャンソン (カメカメ合唱団) |
星の流れに (美輪明宏) |
10 | 信じあうことは・・・・・・ (カメカメ合唱団) |
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