朝倉理恵 – 『あの場所から』
筆者が中学生時代にファン・レターを出したアーティストの記事を書きました(※)が、実は朝倉理恵にもファン・レターを送ったことがありました。
本稿では、筆者が中学生だった1970年台前半によく聴いていた朝倉理恵のアルバムをご紹介します。
(※)詳細は、葛城ゆき – 『木曾は山の中』、庄野真代 – 『プラタナスの丘』、ピーマン – 『部屋を出て下さい』を参照して下さい。
朝倉理恵の1st.アルバム『あの場所から』
朝倉理恵は1973年2月21日に1st.シングル『あの場所から(c/w ひとりの部屋)』でデビュー後、1973年7月21日に2nd.シングル『坂の上のアパート(c/w 眠れない夜)』をリリースし、同時に1st.アルバム『あの場所から』をリリースしました。
1st.アルバム『あの場所から』には14曲(元のレコードには12曲)収録されていますが、全体的にカバー曲の比率が高くなっており、№2～№6がオリジナル曲で他は全てカバー曲(※)です。
元のレコードは№1～№6がA面、№7～№12がB面になっていましたので、「A面はほぼオリジナル曲、B面は全てカバー曲」という構成でした。
(※)オリジナル曲のアーティストは、№1がKとブルンネン、№7～№9がガロ、№10・№12・№14がチェリッシュ、№11が岡崎友紀、№13がアグネス・チャンでした。
筆者は朝倉理恵のあまり芸能人らしくない感じが好きで、『あの場所から』というデビュー曲も好きだったので、アルバムを買ってよく聴いていました。
朝倉理恵さん宛にファン・レターを出したところ、すぐに返事をくれましたが、見た目の印象通りと言うか、清楚で真面目そうな感じのキチンとした字体だったのを覚えています。
なお、1st.シングルはA面・B面共、1st.アルバムに収録されていますが、2nd.シングルはB面しか収録されなかったため、別途、2nd.シングルを購入した記憶があります。
2nd.シングル『坂の上のアパート』をもう一度聴きたいと思いましたが、『朝倉理恵 ゴールデン☆ベスト リミテッド』というCDにしか収録されていないようでした。
(ジャケット)
(収録曲)
| № | 曲名 |
|---|---|
| 01 | あの場所から |
| 02 | おとうと |
| 03 | 港の詩 |
| 04 | ひとりの部屋 |
| 05 | 眠れない夜 |
| 06 | 絵はがき |
| 07 | 学生街の喫茶店 |
| 08 | 君の誕生日 |
| 09 | たんぽぽ |
| 10 | 若草の髪かざり |
| 11 | 私は忘れない |
| 12 | 避暑地の恋 |
| 13 | 草原の輝き(Bonus Track(CDのみ)) |
| 14 | 白いギター(Bonus Track(CDのみ)) |
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『あの場所から』
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『あの場所から』