紅麗威甦 – 『ぶりっこROCK’N ROLL』

自宅の書庫に仕舞い込んである音源(レコード、CD、カセット等)を棚卸ししながら、思い出に残っている楽曲を振返りたいと思います。
今回は1980年代に活躍していた、紅麗威甦の楽曲を取り上げます。

紅麗威甦の楽曲について

紅麗威甦(グリース)は、哲太(=杉本哲太)・桃太郎・ミッツ・Leerの4人から成るロック・バンドで、「横浜銀蝿の弟分『銀蝿一家』の一員として嶋大輔に次いでデビュー」し、1982年1月20日に『ぶりっこROCK’N ROLL(c/w 翔んでるセブンティーン)』をリリースした後、5枚のシングルをリリースしています(※)。

(※)Wikipediaにはシングル5枚とオリジナル・アルバム4枚が記載されており、全て日本コロムビアからリリースされています。
⇒詳細はWikipedia(紅麗威甦)、横浜銀蝿については「横浜銀蝿 – 『ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)』」、嶋大輔については「嶋大輔 – 『暗闇をぶっとばせ!!』」を参照して下さい。

紅麗威甦の1st.シングル『ぶりっこROCK’N ROLL』

紅麗威甦の1st.シングル『ぶりっこROCK’N ROLL』は1982年1月20日にリリースされ、オリコンで「最高位:6位、登場週数:11週、売上数:16.6万枚」を記録するヒットになりました。

ジャケット 曲名
1 1982年1月20日リリース
A ぶりっこROCK’N ROLL
作詞:翔
作曲:翔
B 翔んでるセブンティーン
作詞:翔
作曲:翔

紅麗威甦の2nd.シングル『時代を越えて』

紅麗威甦の2nd.シングル『時代を越えて』は1982年9月1日にリリースされ、オリコンで「最高位:14位、登場週数:9週、売上数:9.6万枚」を記録しました。

ジャケット 曲名
2 1982年9月1日リリース
A 時代を越えて
作詞:嵐ヨシユキ
作曲:TAKU
B 750ccライダー
作詞:TAKU
作曲:TAKU

紅麗威甦の3rd.シングル『好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ』

紅麗威甦の3rd.シングル『好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ』は1982年11月17日にリリースされ、オリコンで「最高位:22位、登場週数:8週、売上数:4.4万枚」を記録しました。

ジャケット 曲名
3 1982年11月17日リリース
A 好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ
作詞:TAKU
作曲:TAKU
B 瞳で言いわけ・・・
作詞:亜木光由
作曲:亜木光由

紅麗威甦の4th.シングル『門限破りのSATURDAY NIGHT』

紅麗威甦の4th.シングル『門限破りのSATURDAY NIGHT』は1983年2月21日にリリースされ、オリコンで「最高位:28位、登場週数:6週、売上数:3.1万枚」を記録しました。

ジャケット 曲名
4 1983年2月21日リリース
A 門限破りのSATURDAY NIGHT
作詞:嵐ヨシユキ
作曲:NOBODY
B 素朴な疑問
作詞:嵐ヨシユキ
作曲:NOBODY

紅麗威甦の5th.シングル『15歳で"オバン"と言われます』

紅麗威甦の5th.シングル『15歳で"オバン"と言われます』は1983年8月21日リリースで、A面の『15歳で"オバン"と言われます』は映画「積木くずし(1983年11月3日公開)」の挿入歌に採用され、オリコンで「最高位:44位、登場週数:6週、売上数:2.2万枚」を記録しました。

ジャケット 曲名
5 1983年8月21日リリース
A 15歳で"オバン"と言われます
作詞:嵐ヨシユキ
作曲:TAKU
B トマト★クラッシュ
作詞:翔
作曲:翔

紅麗威甦のアルバムについて

紅麗威甦のアルバムは何枚かリリースされていますが、本稿ではベスト・アルバム2枚とセルフ・カバー・アルバム1枚をご紹介します。

紅麗威甦のベスト・アルバム『ゴールデン☆ベスト 紅麗威甦』

2011年1月19日にリリースされた『ゴールデン☆ベスト 紅麗威甦』は、"ゴールデン☆ベスト"シリーズの紅麗威甦編で、全シングルのA面・B面を含む20曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 ぶりっこROCK’N ROLL 1st.シングルのA面
2 翔んでるセブンティーン(ツッパリ High School Rock’n Roll 女子校編) 1st.シングルのB面
3 桃子の唄
4 時代を越えて 2nd.シングルのA面
5 750ccライダー 2nd.シングルのB面
6 好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ 3rd.シングルのA面
7 瞳で言いわけ・・・ 3rd.シングルのB面
8 門限破りのSaturday Night 4th.シングルのA面
9 素朴な疑問 4th.シングルのB面
10 15歳で"オバン"と言われます 5th.シングルのA面
11 トマト☆クラッシュ 5th.シングルのB面
ボーナス・トラック
12 On the Machine(翔と桃子のロックンロール)
13 マブダチ
14 春の陽射し
15 青い傷痕
16 よろけてサイド・バイ・サイド
17 青くてごめん。
18 本牧情事
19 桃子の唄
20 雨の湘南通り

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『ゴールデン☆ベスト 紅麗威甦』

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『ゴールデン☆ベスト 紅麗威甦』

紅麗威甦のベスト・アルバム『紅麗威甦 ベスト・セレクション』

1993年9月21日にリリースされた『紅麗威甦 ベスト・セレクション』には、1st.シングル~4th.シングルのA面と5th.シングルのB面を含む12曲が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 マブタチ
2 Hey!!彼女
3 時代を越えて 2nd.シングルのA面
4 好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ 3rd.シングルのA面
5 トマト☆クラッシュ 5th.シングルのB面
6 ブリッコ ロックン・ロール 1st.シングルのA面
7 オン・ザ・マシーン
8 ハイウェイ・スター
9 桃子の唄
10 アイツにくびったけ
11 門限破りのサタディ・ナイト 4th.シングルのA面
12 ぶっちぎりロックン・ロール

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紅麗威のセルフ・カバー・アルバム『俺達最後のロックンローラー』

2012年1月20日にリリースされた『俺達最後のロックンローラー』は、「母体である『紅麗威甦(グリース)』誕生30周年記念アルバム」で、「当時からの人気楽曲を紅麗威(グリイ)としてセルフ・カヴァー!」しています。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名 備考(収録元)
1 遅すぎたシンデレラ
2 GOOD-BYE LONELY!
3 尻取りRock’n Roll(桃くん編)
4 好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ (3rd.シングルのA面)
5 ぶりっこROCK’N ROLL (1st.シングルのA面)
6 HEY!!彼女
7 翔んでるセブンティーン (1st.シングルのB面)
8 時代を越えて (2nd.シングルのA面)
9 YUKIKO
10 俺達最後のRock’n Roller~Rock’n Roll我命!~

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『青春歌年鑑』について

『青春歌年鑑(※)』のCDの中から、紅麗威甦の楽曲が収録されている商品をご紹介します。

(※)『青春歌年鑑』は、日本のレコード会社12社が共同企画し、日本のヒット曲や話題曲をレーベルの枠を超えて年代毎に集めたCDアルバムのシリーズです。

『青春歌年鑑 1982 BEST30』

『青春歌年鑑 1982 BEST30』は2000年11月22日にリリースされた、1982年のヒット曲や話題曲を集めた2枚組のCDです。

Disc1-№14に1st.シングルのA面『ぶりっこRock’n Roll』が収録されています。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
1 待つわ
(あみん)
原宿キッス
(田原俊彦)
2 セーラー服と機関銃
(薬師丸ひろ子)
約束
(渡辺徹)
3 心の色
(中村雅俊)
完全無欠のロックンローラー
(アラジン)
4 北酒場
(細川たかし)
NAI・NAI 16
(シブがき隊)
5 ハイティーン・ブギ
(近藤真彦)
けんかをやめて
(河合奈保子)
6 渚のバルコニー
(松田聖子)
YES-YES-YES
(オフコース)
7 ウェディング・ベル
(シュガー)
夏のヒロイン
(河合奈保子)
8 哀愁のカサブランカ
(郷ひろみ)
浮気なパレットキャット
(HOUND DOG)
9 赤いスイートピー
(松田聖子)
A面で恋をして
(ナイアガラ・トライアングル)
10 君に薔薇薔薇・・・という感じ
(田原俊彦)
涙をふいて
(三好鉄生)
11 シルエット・ロマンス
(大橋純子)
ダンスはうまく踊れない
(高樹澪)
12 色つきの女でいてくれよ
(ザ・タイガース)
夜よ泣かないで
(松山千春)
13 すみれSeptember Love
(一風堂)
ハロー・グッバイ
(柏原よしえ)
14 ぶりっこRock’n Roll
(紅麗威甦)
夢の途中
(来生たかお)
15 赤道小町ドキッ
(山下久美子)
ふたりの大阪
(都はるみ・宮崎雅)

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『青春歌年鑑 1982 BEST30』

1980年代

Posted by hides