南沙織 – 『CAN’T WAIT TO DREAM ABOUT YOU』
南沙織と言えば1970年代を代表するアイドル歌手の1人ですが、彼女がリリースした作品の中で最も好きな(そして残念ながら世間にあまり知られていない)曲を紹介したいと思います。
南沙織の11th.アルバム『Cynthia Street(シンシア・ストリート)』
1975年か1976年だったと思いますが、高校生だった筆者が知人の車に乗せてもらった際、カー・ステレオから流れて来た英語の曲がとても気になり、「これ、誰ですか?」と訊いてみたところ、たまたまその人が熱烈な南沙織ファンで「俺の車には南沙織しかないよ」と言われたことがありました。
「南沙織がこんな曲を歌っていたのかぁ」と驚いた筆者は、すぐにレコード店で探しましたがなかなかみつからず、3軒目か4軒目でようやく手に入れたのがこのアルバムです。
『Cynthia Street(シンシア・ストリート)』は1975年6月21日にリリースされた11枚目のアルバムですが、ロスアンゼルスで録音され、全てオリジナル曲でシングル曲を含んでおらず、収録曲の半数が英語詩という、なかなかチャレンジングなアルバムだったせいか、オリコン・チャートの最高順位は28位に留まり、それまでにリリースされたアルバムの中で最低の順位を記録しています。
このアルバムには10曲収録されていますが、前半の5曲が日本語詩(全て作詞:安井かずみ、作曲・編曲:筒美京平)、後半の5曲が英語詩になっていて、レコードだとA面が日本語、B面が英語という感じでキッチリ分かれています。
筆者の好きな『CAN’T WAIT TO DREAM ABOUT YOU』はB面の1曲目になっていたため、この曲だけを繰返し聴くのに便利でした。
今でも年に1~2回位はこの曲を無性に聴きたくなる時があるんですが、何回か前にこの発作(?)を起こした時にたまたまCD選書でCD化されていたことを知り、CDの方も買ってしまいました。
このCDは1997年7月21日に発売されていますが、こちらも販売枚数が少なかったようで、やや手に入り難い状況です。
(収録曲)
№ | 曲名 |
---|---|
01 | 20才(はたち)の立場 |
02 | GET DOWN BABY |
03 | 夏の終り |
04 | DRUGSTOREのひと |
05 | 若い旅人 |
06 | CAN’T WAIT TO DREAM ABOUT YOU |
07 | GIFTS |
08 | GET IT OFF – GET IT ON |
09 | SPIN AWAY |
10 | LINGER |
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『Cynthia Street(シンシア・ストリート)』
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『Cynthia Street(シンシア・ストリート)』
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