大橋純子 – 『鍵はかえして!』

2024-01-07

筆者が無名だったユーミン(荒井由実)の曲を聴きまくっていた頃、実は大橋純子の曲も集中的に聴いていたんですが、こちらもまた「自分は大好きだが、誰に言っても伝わらない」パターンでした。

(※)無名だったユーミン(荒井由実)の思い出については、荒井由実 – 『雨の街を』を参照して下さい。

大橋純子の1st.アルバム『フィーリング・ナウ(FEELING NOW)』

大橋純子は1974年6月5日に1st.シングル『鍵はかえして!(c/w 突然炎の如く)』でデビューし、同時に1st.アルバム『フィーリング・ナウ(FEELING NOW)』をリリースしました。

筆者はラジオで『鍵はかえして!』を聴いて、そのパワフルな歌声に衝撃を受けたので、まずはシングルを買って毎日繰返し聴いていましたが、シングルだけでは物足りなくなって、アルバムも購入しました。

『フィーリング・ナウ(FEELING NOW)』には12曲収録されていますが、そのうちオリジナル曲は『いつも』『突然炎の如く』『鍵はかえして!』の3曲だけで、後の9曲は洋楽のカバーになっていたため、「曲で勝負するのではなく、歌唱力で勝負するんだ」的な気迫を感じました。

筆者が最も好きな『鍵はかえして!』については、シングルVersionとアルバムVersionで微妙な違いがあるようです(←気のせいかも知れませんが・・・)が、筆者は(聴き慣れているせいか)シングルVersionの方が好きです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 ストップ・ルック・リッスン(STOP,LOOK,LISTEN)
02 兄弟の誓い(HE AIN’T HEAVY‥‥HE’S MY BROTHER)
03 ア・ソング・フォー・ユー(A SONG FOR YOU)
04 ルック・ホワット・ユア・ドゥーイン・トゥ・ザ・マン(LOOK WHAT YOU’RE DOIN’ TO THE MAN)
05 いつも
06 突然炎の如く
07 夢に消えた夜(LAST NIGHT)(I DIDN’T GET TO SLEEP AT ALL)
08 帰り来ぬ青春(YESTERDAY WHEN I WAS YOUNG)
09 やさしく歌って(KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG)
10 ユア・マイ・ワールド(YOU’RE MY WORLD)
11 鍵はかえして!
12 消えゆく太陽(AIN’T NO SUNSHINE)

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『フィーリング・ナウ(FEELING NOW)』

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『フィーリング・ナウ(FEELING NOW)』

大橋純子の2nd.アルバム『ペイパー・ムーン(PAPER MOON)』

大橋純子は1976年5月25日に2nd.シングル『ペイパー・ムーン(c/w やさしい人)』をリリースし、同時に2nd.アルバム『ペイパー・ムーン(PAPER MOON)』をリリースしました。

1st.アルバムから2年近く経ってからリリースされたアルバムですが、全曲オリジナルでしかも15曲入りということで、満を持してリリースされた感じがあり、「気合いが入っているなぁ」と思った記憶があります。

筆者はアルバム全体をかなりの回数聴きましたので、どの曲も思い出深く懐かしいんですけれども、タイトル曲でもある『ペイパー・ムーン』が少しヒットしたので、ようやく大橋純子というアーティストが世間に知られるようになりました。

その後も『シンプル・ラブ(1977年4月5日リリース)』『たそがれマイ・ラブ(1978年8月5日リリース)』『シルエット・ロマンス(1981年11月25日リリース)』等をヒットさせていますが、個人的には本稿で紹介した初期のアルバムが特に好きです。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 愛の祈り(STILL A BOY)
02 ひとり
03 キャシーの噂
04 白い午後
05 心に住めない女
06 やさしい人
07 ペイパー・ムーン
08 砂時計
09 別れのワイン
10 午後3時の祈り
11 ジョーク
12 ひきしお
13 坂の上の家(ボーナス・トラック)
14 夜汽車よ夜汽車(ボーナス・トラック)
15 私今日はとてもがんこです(ボーナス・トラック)

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1970年代

Posted by hides