ハイ・ファイ・セット(Hi-Fi Set) – 『卒業写真』

2024-01-07

ある時からBOOK OFFの「あなたにおすすめの商品」にHi-Fi Setのベスト・アルバムが表示されるようになりました。
少し前に高橋真梨子のアルバムを検索したりしていた(※)ことが原因かも知れませんが、長い間、全く聴いていなかったHi-Fi Setがとても懐かしく、ベスト・アルバムを購入して再び頻繁に聴くようになりました。

(※)Ms.OOJAのカバー・アルバムを聴いたのをきっかけに高橋真梨子のアルバムを探した経緯については、Ms.OOJA – 『ごめんね…』を参照して下さい。

Hi-Fi Setのベスト・アルバム

Hi-Fi Setのベスト・アルバムはたくさん出ていますが、筆者が好きな曲はたユーミン作品が多いので、まずはユーミン作品を中心に収録した「荒井由実・松任谷由実・杉真理作品集」という2枚組のアルバムを購入しました。

『GOLDEN☆BEST/ハイ・ファイ・セット 荒井由実・松任谷由実・杉真理作品集』

このアルバムはシンプルなジャケットで目立ちませんが、2枚のCDにHi-Fi Setの名曲がギッシリ詰め込まれており、『卒業写真』『海を見ていた午後』『スカイレストラン』『DESTINY』『冷たい雨』『中央フリーウェイ』等々、有名どころの曲は大体収録されている感じです。

(ジャケット)

(収録曲)

Disc1 Disc2
01 卒業写真 冷たい雨
02 十円木馬 中央フリーウェイ
03 海を見ていた午後 霧雨で見えない
04 スカイレストラン 素直になりたい
05 土曜の夜は羽田に来るの 1999
06 星のストレンジャー 星化粧ハレー
07 朝陽の中で微笑んで 恋愛狂時代
08 ジュ マンニュイ Boy friend
09 フェアウェル パーティー ひときれの恋
10 荒涼 Starship
11 真夜中の面影 かってなバイブル
12 月にてらされて 誰か踊ってくれませんか
13 グランド・キャニオン Paris Vision
14 幸せになるため プラトニックしましょ
15 星降る真夜中 永遠のSunny Days
16 雨のステイション Shall We Dance Again? ~恋する80’s~
17 最後の春休み GENESIS LOVE
18 DESTINY Little May Sick
19 緑の町に舞い降りて

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『GOLDEN☆BEST/ハイ・ファイ・セット 荒井由実・松任谷由実・杉真理作品集』

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『GOLDEN☆BEST/ハイ・ファイ・セット 荒井由実・松任谷由実・杉真理作品集』

『ハイ・ファイ・セット ベスト・オブ・ベスト』

筆者な好きな曲はほぼ前項のアルバムで網羅されていますが、他にも好きな曲がたくさんあり、特に『フィーリング』と『メモランダム』を聴きたくなったので、追加でこのアルバムを購入しました。

このアルバムはHi-Fi Setの3人がジャケットになっており、それがまたとても懐かしい感じがします。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 フィーリング
02 卒業写真
03 冷たい雨
04 スカイレストラン
05 中央フリーウェイ
06 海を見ていた午後
07 土曜の夜は羽田に来るの
08 星のストレンジャー
09 朝日の中で微笑んで
10 ジュ マンニュイ
11 メモランダム
12 フェアウェルパーティー

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『ハイ・ファイ・セット ベスト・オブ・ベスト』

『ハイ・ファイ・ブレンド(Hi-Fi Blend)』

購入したベスト・アルバムを聴いていると、ヒット曲以外にもよく知っている曲がたくさんあり、歌詞も覚えていて口ずさめたりするので、過去の記憶を辿ってみたところ、高校生の頃に「Hi-Fi Blend」というアルバム(Hi-Fi Set初のベスト・アルバム)を買って、擦り切れるほど聴いていたことを思い出しました。

「Hi-Fi Blend」は1977年12月1日リリースで、ジャケットがなかなか印象的です。
かなり聴き込んだアルバムなので、改めて聞いてみると曲順や歌詞を大体思い出せました。

1979年に「Hi-Fi Blend Part2」、1981年に「Hi-Fi Blend Part3」も出ていますが、個人的にはPART1が一番好きです。
(知名度は高くありませんが、『真夜中の面影』とかも名曲だと思います)

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 フェアウエル・パーティー
02 冷たい雨
03 ジュ・マンニュイ
04 ファッショナブル・ラヴァー
05 スカイレストラン
06 海を見ていた午後
07 フィーリング
08 クリスタル・ナイト
09 土曜の夜は羽田に来るの
10 フィッシュ・アンド・チップス
11 真夜中の面影
12 卒業写真

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『ハイ・ファイ・ブレンド(Hi-Fi Blend)』

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『ハイ・ファイ・ブレンド(Hi-Fi Blend)』

Hi-Fi Setの思い出

Hi-Fi Setの『卒業写真』について

Hi-Fi Setの曲を聴いていると、とても懐かしいのは間違いないんですが、あまり楽しいという感じではなく、寂しいとか、哀しいとか、切ないとか、どちらかと言うとネガティブな感情が呼び起こされて来るようで、筆者がしばらくHi-Fi Setから遠ざかっていた原因もこの辺りにあるように思いますが、中でも『卒業写真』を聴いた時に呼び起こされる感情が特に強いように思います。

Hi-Fi Setは1975年2月5日に『卒業写真』というアルバムとシングルを同時にリリースしてデビューしましたが、筆者は毎週土曜日の夕方にNHK FMで放送されていた音楽番組で初めて『卒業写真』を聞きました。
番組に出演したHi-Fi Setがスタジオで歌唱した音源をエア・チェックして、そのカセット・テープを繰返し聴いていましたので、筆者が頭の中で思い出す『卒業写真』はこの時のテイクになってしまいます。

手元のカセット・レーベルを見ると、放送日が1975年3月29日(土)になっており、ちょうど中学卒業と高校入学の狭間にあたるタイミングだったため、中学を卒業した寂しさと高校生活への期待と不安が入り混じった感情が鮮明に蘇えって来て、甘酸っぱいような、ほろ苦いような、胸苦しいような不思議な感覚を覚えます。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 オーヴァチュア
02 エイジズ・オブ・ロック・アンド・ロール
03 卒業写真
04 胸のぬくもり
05 今日と明日の間に
06 大きな街
07 美術館
08 十円木馬
09 フィッシュ・アンド・チップス
10 海を見ていた午後
11 愛の花咲く道

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『卒業写真』

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『卒業写真』

赤い鳥の『竹田の子守唄』について

久しぶりにHi-Fi Setの曲を聴いているうちに「Hi-Fi setが歌っている姿をもう一度見てみたい」と思うようになりましたが、Wikipediaを見て山本俊彦さんが既に亡くなっていることを知りました。
「もう二度とHi-Fi setを見ることはできないんだなぁ」と思ったら、とても寂しい気持ちなりました。

そんなことを考えていたら、何年か前にナツメロをテーマにしたテレビ番組に山本潤子さんが出演され、1人で『翼をください』を歌唱されていたことを思い出しました。
筆者は赤い鳥も好きで小学生の頃からよく聞いていましたが、中でも1971年7月25日にリリースされた『忘れていた朝/言葉にならない言葉』という両A面シングルが大好きで、自分でレコードを買って繰返し聴いていました。
新居潤子(後の山本潤子)さんメインの『忘れていた朝』と平山泰代(後の後藤康代)さんメインの『言葉にならない言葉』は全くタイプの違う曲ですが、どちらも本当に大好きでした。

このレコードは入手困難だと思いますが、同日にリリースされた赤い鳥の4th.アルバム『竹田の子守唄』に収録されていますので、リンクを貼っておきます。

(ジャケット)

(収録曲)

曲名
01 プロローグ (撃墜王リヒトホーフェンのフォッカーDr.1三葉戦闘機)
02
03 言葉にならない言葉
04
05 上村の子守唄
06 美しくも哀しい人生
07 翼をください (アルバム・バージョン)
08 忘れていた朝
09 田舎暮し
10 赤い花白い花 (アルバム・バージョン)
11 朝陽の中を
12 太陽
13 竹田の子守唄 (アルバム・バージョン)

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『竹田の子守唄』

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『竹田の子守唄』

1970年代

Posted by hides